書籍 軍人

2022年11月11日 (金)

本・勝者の決断 (2006/5)・半藤一利, 童門冬二, 成君憶, 後正武, 松岡正剛, 中條高徳, 矢澤元

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企業戦略、意志決定、組織構築、リーダーシップなどの経営テーマを戦場に置き換えて考えれば、
戦史には「リーダーの成すべき仕事」を明確に示唆する例があふれている!
指揮官と参謀は、勝利を導く戦略と実行可能な戦術を生み出し、
実行部隊のモチベーションを向上するために、何を決断したのか!
勝利あるいは敗北から再起するために、どのような手段を考えたのか
彼らの知略と行動力からは、競争を生き抜く上で多くの洞察が得られる!
ビジネスマンが毎日の仕事で活かせるようにビジネス事例も織り込み、
指揮官・参謀のリーダーシップ、軍の戦略・戦術・組織づくりなどを解説1
戦争という真剣勝負の世界で戦略を考え、決断し、
強い軍隊を率いて勝利を手中に収めた古今東西のリーダーたちの行動の本質を解き明かす!


はじめに
第1章 参謀が組織をつくる  作家・半藤 一利
第2章 将が撤退を決断する時  作家・童門 冬二
第3章 『三国志』のリーダーシップ論  コンサルタント・成 君憶
【コラム】 漁師のマネジメントと庭師のマネジメント
第4章 孫子の戦略額 東京マネジメントコンサルタンツ代表取締役・後 正武
【コラム】 湾岸戦争とイラク戦争のもう一つの見方
【コラム】 新日本製鐵 隠れたエクセレント・カンパニーのDNA
第5章 知的リーダーの肖像 編集工学研究所 所長・松岡 正剛
第6章 規律は組織の命脈である アサヒビール名誉顧問・中條 高徳
第7章 強い軍隊はボトムアップで動く いすゞモータースヨーロッパリミテッドディレクター・矢澤 元


第1章 参謀が組織をつくる  作家・半藤 一利
参謀は組織の要!!
指揮官と参謀! 両輪となってその役割を果たす!
この本ではないが、作戦参謀と情報参謀は違う!!
日本は作戦参謀に優秀な人間を配属する???  優秀なのか!
著者が書いているが、日本の参謀は「そこのけそこのけ恩寵が通る」 のようだ!!
「権力を行使せず責任も取らず」 「権限は行使するが責任は取らず」
日米の比較するが、永野軍令部総長は部下任せで自分は居眠りしている??
アメリカ・キング司令官は何でも自分で決める!
報告書は1枚にまとめる! 2枚になれば即ゴミ箱行!!
引き立ててくれる人いなく、孤独であるが、それだけに自分の能力に頼る!!
指揮官が先頭を走っている!!!

日本企業では、ホンダ、パナソニック、ソニーなどが名No2を持っている!
日本軍は、頭が良いと言われている参謀が、上司を動かして勝手なことをする???
半藤一利の参謀の分析である!! 200%信頼している!!(迷惑か?)

タイプ1 書記官型  抜群の事務処理能力を持った実務家
     瀬島隆三!!! 上司の意を察する?? 実戦を知らないので作戦は失敗する!
     机上の空論か??

タイプ2 代理指導型 判断力と統率力を兼ね備えた心理巧者
     井上成美!!! 指揮官の代理も出来る! 戦場の指揮官としては結果を出せなかった?

タイプ3 専門担当型 発想力豊かなスペシャリスト
     秋山真之!!! 戦務を重要視した! 

タイプ4 準指揮官型 思い込みをものともせず、唯我独尊を貫く
     辻政信!!! 自ら戦闘指揮を執る! 例が悪いのでこのタイプはいかがなものか?

タイプ5 長期構想型 独自の戦略的思考で世界を見据える
     石原莞爾!!! それだけの知識、構想力がある!

タイプ6 政略担当型 交渉力に秀でた打たれ強い教養人
     武藤章!!! 臨機応変に対応出来る!!
     海軍の石川信吾は、立場を利用して個人的に政策を動かす! 確信犯??

日本の陸大教育の偏りを指摘している!
ドイツのゼークト将軍!!
「幕僚の養成は天才をつくることではない! 能力と常識とを発揮できる通常人を育成することにある!」
が、日本は天才と錯覚する教育をした?????

第2章 将が撤退を決断する時  作家・童門 冬二
織田信長  浅井長政の裏切を、反攻に使う!
伊達政宗  秀吉により奥羽探題を諦める!!
徳川家康  三方原で負けたことが財産になる??
あまり新鮮味はない!!!

第3章 『三国志』のリーダーシップ論  コンサルタント・成 君憶
三国志の解説である! 著者には「水煮三國志」がある!
今、図書館で借りようとしている!
「夏、商、周と後継者に皇太子を立てたのは無用な争いを避けるためだと」
自国の歴史を否定するのは視野が狭い!!
第一 批判する人は経営観、事業観はアメリカ的な考えである!
第二 歴史こそ教科書である!
第三 中国にも批判する人は多い!
第四 中国の歴史にビジネスの文化が無かったわけではない?
第五 中国の経済は集権経済で中央集権的!
第六 政治と経済は切り離せない!
第七 国家と企業は異なるが、社会性は同じである!

曹操への批判!!
自信家で、部下を理解できない???
劉備の信義がある???
慈愛こそマネジメントの智慧である??
著者の持論がある
漁師のマネジメント  曹操  自己中?? 部下の事を理解できない? 乱世の英雄か?
庭師のマネジメント  劉備  スターではないが、慈愛がある??
解説はコラムで!!

【コラム】 漁師のマネジメントと庭師のマネジメント
漁師のマネジメント
漁師は愛を知らない!
庭師のマネジメントは愛の本質を理解している!!
大漢帝国は、建国時は美しい花が咲いていたが、
人々は信義も慈愛も忘れ去り、人も魚や肉のようにまな板の上で切られるだけになっている??
これは農耕民族と遊牧民の事を言っているのか???

第4章 孫子の戦略額 東京マネジメントコンサルタンツ代表取締役・後 正武
13篇ある!!
開戦前の検討
 始計、作戦、謀攻
軍勢・体制つくり
 軍形、兵勢、虚実
戦場での運用
 軍争、九変、行軍、地形、久地
終章
 火攻、用間

孫子を読む姿勢!!
① 拾い読み、他人から聞く!
② 学問として研究、解釈、理解する!
③ 実務に役立てる指南書として学び、活用する!
④ 自分の立場から一度咀嚼して再構成し、自分独自の思考過程に組み入れて活用する!

本書は13篇を追うのではなく4つのテーマの解説をする!
① 戦争の本質と戦略・計画
② 情報
③ 戦術・現場指揮
④ 組織とリーダーシップ

① 戦争の本質と戦略・計画
「算多きは勝ち、算少なきは勝たず、いわんや算なきにおいてをや」
奈良そごう、日本長期信用金庫、ヤオハン、カネボウ………
何とかなるさ?? 想定外です!!

撤退の例がある!
ベータ VS VHSでソニーの撤退?
日清食品のインスタントライス!!
「兵は拙速を聞くも、未だ巧久を見ず」 「兵は拙速を尊ぶ」
喜ぶとも言っているがてんてんてn

② 情報
瀬島龍三を褒めている? 調査活動を事業の発展に使った??

③ 戦術・現場指揮
「戦いは正をもって合し、奇をもって勝つ、奇正の変は窮むべからず」
「激水の石を漂わすは勢なり」
「迂をもって直となし」
ボーイングは輸送機でロッキードに負けるが、発想の転換で旅客機に変更して聖刻する!!
発想の転換である!
「死地には即戦え」 全員で危機に立ち向かう!
ケースバイケースで、全国一律のキャンペーンは無駄!!
臨機応変に対応する!!
「過雁乱れて伏兵を知る」 謙虚に教えを請い、雁の乱れで敵の存在を知る!
「勇怯は勢なり」
「専一(組織が一体)なれば勇者も独り進むをえず、怯者も独り退くをえず」
目に見えぬ要素がある! 士気、勢い………
「卒を見ること愛子の如し、これとともに死す。愛してよく令せざれば乱れるとも治むあたわず!
 たとえ驕子の如し、用うべからず」
将は部下をいたわるだけでなく、毅然とした態度で接し、規律を保つ!

④  組織とリーダーシップ
「衆を治むること寡を治むるが如きは分数これなり、衆を闘わすこと寡を闘わすが如きは形名これなり」
「兵の形は水に象る! 兵に常勢なく水に常形なし」
「譬えば卒然の如し」
卒然とは蛇の名前である!
「首を撃てば尾が反撃し、尾を撃てば首が手向かい、中間を撃てば首尾ともに去る」
同じ目的を持ち、自在に助け合うことである!!

「兵を知るの将は国家安危の主なり」
「名を求めず罪を避けず民を保ちて主に利す、国の宝なり」
情報を集めて分析し、勝って当然の勝ち方をする!
「善く戦う者の勝つや智名もなく勇功もなし」

「君命に受けざるところあり」
「将能ありて君御せざるは勝つ」
戦場では局地的には君主の意に反する決定もある!

「将の五危」 意思決定に間違う要因!
必死、必殺、忿速、廉潔、愛民!!
1.必死は殺される
2.必生は虜にされる
3.忿速は侮られる
4.廉潔は辱められる
5.愛民は煩わさる
リーダーは冷静であらなければならない!!
「孫子」の言葉は格調高く、記憶に残りやすいものが多い!
実務に活かすことが出来る!!

【コラム】 湾岸戦争とイラク戦争のもう一つの見方
終息方法に問題がある? フセイン政権が崩壊すと予測した?
「兵は勝を貴び久しきをよろこばず」
「怒りをもって師を興すべからず」
「戦わずして人の兵を屈するが善の善なり」
「未だ親附せざるに罰すれば服さず」
「兵は拙速を聞くも、未だ功久を見ず」
後手後手に回っている!!

【コラム】 新日本製鐵 隠れたエクセレント・カンパニーのDNA
新日本製鐵をほめ過ぎではないかと思ってしまう??
先見性と計画性
業界リーダーとしての責任の自覚
会社の存在理由
「上下欲を同じくする者は勝つ」


第5章 知的リーダーの肖像 編集工学研究所 所長・松岡 正剛
問題解決の方法論が重要である!
知性・知識・情報は混ざり合っている!
解説は簡単に書かれているが………

個別知、共同知、世界知??
領域が違っている??
同義的連想を逞しくして知を編集する?
難しい???

具体例がある!!
○アラビアのロレンス! 
アラビアを理解した!! それなりに溶け込んでいる!!

○シーザー 
ガリア戦記! 戦争だけでなく支配系統まで考えている!
兵士の扱いに長けている?? 演説も上手い!! 
兵士がこの人のためならと!!

○明智光秀
信長しか見えていない? 連携も考えずに狙った??
もっとも応じるものは少ない!!

○石原莞爾
ユートピック??
未知から既知へと逆行する!!
異才は外される??

○ウインストン・チャーチル
カウンター・ナレッジ 対抗する知!!
ドイツである!バトルオブブリテンで戦ったパイロット!
「ザ・フュー」 少数の優れたものたち!
新たな概念を作り出し、ふさわしい言葉を与えて概念化する!

○知の組み合わせを遊ぶ!
情報を組織的に編集し直すこと!
予測可能な知と不可能な知を分けもって組み立てる!
矛盾を恐れないメッセージを発信する知を持つこと!
成功例である! 「キレがあるのにコクがある?」 


第6章 規律は組織の命脈である アサヒビール名誉顧問・中條 高徳
『作戦要務令』 陸軍士官学校を出ているので馴染んでいる!!
規律こそが全員一致の行動を生み出す!!
孟子  天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず!
孫子  上下、欲を同じくする者は勝つ!

ビール業界の分析がある!
アサヒビールもキリンに負けている!
そこから這い上がる??
打開策があるが、根本策ではない?
それからの分析である!!
● ラガービールはキリンが強すぎる!
● ビールは生が良い!
● ビンは購買意欲に影響する!
● 宝酒造ですら小瓶の生が売れている!
● 品質の説明は、ラガーは難しいが、生は容易である!
● 「生」に重点を置く!!
自軍の得意分野に資源を集中する!!

「将師の価値は、その責任感と信念の失われたる瞬間において消滅する」
リーダーの信念が、組織を立て直す!!

三菱自動車の不祥事! リーダーの問題?
そう言う例は多い!!
命令系統の重要さ!!
孫子 「軍の擾るるは、将、おもからざるなり」
「卒強く将弱きを弛と言う」
業績が良ければ上司の顔を見ず、悪ければチラチラ見るようになる!

リーダーのなすことは「方向を指示し兵站す」
勝つ企業の価値観は??
第一 質的な面を重視する
第二 下部メンバーを鼓舞しようとする努力が充満している!
第三 リーダーが社員の情熱をかき立てる能力を持っている!

アサヒと契約してよかった?? 得意先に喜んでもらう方が良いと!
「たらいの水の理」
水を引き寄せると反対に逃げる! 相手の方に押しやろうとしたら、戻ってくる??
規律を保持するための教育がいかに重要か???

第7章 強い軍隊はボトムアップで動く いすゞモータースヨーロッパリミテッドディレクター・矢澤 元
リーダーの使命とは、最後まで生き残り、勝敗を決するターニングポイントでは最前線で状況を見極めて、決断する!
やたらと何もせずに、足を引っ張る人間は、必ずいる!!
上司と部下の信頼関係は情報の授受を通じて築かれる!!

インフォメーションとインテリジェンス!
アメリカ軍の、インテリジェンス・サイクルである!
第一段階 インフォメーション収集を計画する!
第二段階 実際に収集する!
第三段階 入手したインフォメーションを処理して、インテリジェンスにする!
第四段階 インテリジェンスを配布し、使用する!
リーダーの使命は誓約の墨守ではない!
状況次第では誓約を破ってでも決断しなければならない!!

参謀本部を固定していたら、独断に陥りやすい!!
参謀の職務は自ら指揮を執ることではない!!
日本の参謀は現実離れした作戦をとる!! 辻政信、瀬島隆三である!!
プロイセンではローテーションを組み、偏らない教育をした!
「司馬遼太郎・坂の上の雲」にあるが、メッケル参謀少佐は、参謀を連れて旅行した!
ここで兵をどう配置するのか? 現地で教える!!
その中で、向こうの地形はどうなっているか??
誰も答えられなかった! こう言う地形ではこうなっているはずだと! 現実そうだったようだ!!
太平洋戦争でガタルカナル、ニューギニア、インパール、ノモンハンも地形を理解せずに戦争したようだ??

プロイセン参謀総長モルトケは、戦場での独断専行を許した?
現場が一番良く分かっていると?? モルトケが言うから誰も文句は言わない??

日本海軍は、第一航空艦隊司令長官にミス・キャストしている!
小澤治三郎か、山口達也を持って来るべきだった!!
ハンモッグ番号で、南雲忠一に決まった?
日本は抜擢人事は出来ない!!! 兵から士官は???
徹底的に差別している! それと比べるのはアメリカである!
アメリカはハンモッグ番号を、戦時では無視する!!
アイゼンハワーはパットンの6期後輩! 
ベテル・スミスは下士官から、カーチス・E・ルメイは一般大学からである!
ミニッツ提督も29人ごぼう抜きである! それだけ大統領に見る目があった???

マニュアル主義の教育!!
日本は職人芸みたいなところがある!
将校にも難解であるのに、兵に説明できない!!
アメリカは臨機応変に対応出来る!! 写真に図も多用する!
前線からマニュアルに合わない報告が来れば対応する! 日本は出来ない???

ウエストポント琉リーダーの養成!
日本とは違う!! フォロワーシップを叩きこまれる!! 軍事だけではない!!
国土開発などの技術教育が求められている!!
日本は、詰込み主義で、暗記と戦術習得に偏重していた????
「最良の部下は、上から与えられるのではなく、自分自身で目的意識と自負心を持つもの」
「自分の中に高い基準を設けて、それを常に維持し、結果を出すことに満足する」
ボトムアップの基礎を身につける!!

4つのリーダーシップ訓練!
第一 チームワークを通じて「組織を強化する絆をどうつくるか」である!
第二 高潔なリーダーシップの原点を道徳に置いた「直接的リーダーシップ」で、
   目的達成のためには、それを達成する部下にも人間対人間としての配慮が必要であることを学ぶ!
第三 「間接的リーダーシップ」として、複数の下級指揮官たちを指揮するに足る自信と技術を学ぶ!
第四 大局的かつ長期的な視野を持った「幹部級のリーダーシップ」として、組織内外の制約下で、
   双方の利益をより大きくするうえで、そに架け橋となる為にはどう行動すべきか学ぶ!

命令の受容、実行について目的と意義を正しく理解し、バランス感覚を備えたリーダーを育成する!
部下との良好な関係を構築する! 人材育成の目的である!!!

【コラム】 法を破って勝機をとらえる
プロシア・モルトケは、戦場での独断専行を許す!!
一番戦場を分かっているからと??
しかし日本の参謀はそうでは無いだろう!!

ネルソン提督である!
命令を無視する! 規則は複雑怪奇な戦場では守れない!!
臨機応変に対応することが重要であると!!

【コラム】 大山巌と児玉源太郎の亡霊
大山巌は戦場で何もしなかった???
児玉源太郎らが指揮していた??
そんな事は無い!! 作戦がやり易いように考えている!!
悪しき例となったのが、旅順要塞での児玉源太郎の指揮である!
この時は大山巌も考えている!
がのちの昭和陸軍は都合よく考える???
「上級司令部から派遣された参謀は、指揮官を棚上げして部隊を指揮してよい」

 


勝者の決断・半藤一利, 童門冬二, 成君憶, 後正武, 松岡正剛, 中條高徳, 矢澤元

2019年1月27日 (日)

本・海軍大学教育―戦略・戦術道場の功罪(1993/5)・実松譲

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実松 譲である!!
ドイツに行った軍人はドイツびいきになる!!!
何故なのか??  半藤一利が聞いても答えは返ってこない!!
答えは、「女」である! どうも実松譲が漏らしたようだ!
それで半藤一利が、実松譲が言っているのだからと話すようになった!
メイドと称して、現地妻を斡旋したようだ!!  そんなものか???
これを読んだ、軍人なんて特別な存在かと思ったが………
陸軍にしても芸者が付き物である????
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実松は軍令部第三部第五課の米国班長に補され海大教官を兼務した。

実松ら第五課が作成した対米情報はほぼ正確なもので、
米軍は暗号解読や諜報組織の存在を疑い戦後に実松を問い詰めている!

実松はその手法を説明したが、米軍士官の理解を超えていたという!!

実松らが作成し、米軍士官が説明を求めた『対日作戦米地上部隊配備推定要図』は"
血みどろな不断の努力の結晶"であった!

大船収容所事件でBC級戦犯
「故意かつ不法な虐待を命じ、米軍将校2名の死に関与した」として服役する!!
実松の巣鴨プリズン生活を支えたのは、
海相の米内が秘書官の実松に直接語ったも下記の言葉である!!
「人間というものは、いついかなる場合でも、自分のめぐりあった境遇を、
 もっとも意義あらしめることが大切である」
釈放後の実松は下記の著作を発表し、
また海軍に関心を抱く者に助言や資料の提供を行った。

その恩恵を受けた者に阿川弘之や保阪正康がいる。
内容は下記の通りである!!


はじめに
第一章 新しき日本の夜明け
第二章 ああ海軍大学校
第三章 真珠湾作戦と海大
第四章 忘れ得ぬ海大人物伝
第五章 海大教官三羽烏
第六章 椋の木の年輪
付録
あとがき

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ペリー来航から記述されている!!
知らない話も多い!
特に海軍軍人のエピソードは多い!!
どのような教育がなされていたのか??
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はじめに
沖縄特攻への司令官、伊藤整一中将は戦死している!
出撃時、息子が上空護衛につく!!
15日後、沖縄特攻で戦死!!
可哀そうになる話である!!
伊崎俊二中将、南雲忠一中将、猪口俊平少将、西村祥治中将と親子で戦死する!
何の配慮も無かったのか???


第一章 新しき日本の夜明け
ペリー来航からの流れがある!
エピソードが並ぶ!!
陸軍歩兵はフランス式になり、海軍はイギリス式になる!
が陸軍は普仏戦争により、プロシア式に代わる!
海軍はイギリスに教えられた! 
スポーツを重視する! ラグビーも教えられる!!
ビリヤードも教えられる!
山本権兵衛は西郷隆盛に、国家の為に海軍士官となる修行を続けよ! と諭される!
士官たる前に、紳士であれ!!
環境が人を造る1 江田島に海軍兵学校が移転される!
遊ばずに鍛えろと言うことか???


第二章 ああ海軍大学校
海大60年の流れがある!
明治維新後の混乱では、旧士族と百姓とが戦争する!!
地形・地物を利用して身体を隠すのが卑怯と言われた様だ?
その必要から陸軍大学校を造る!
戦争中は学校も正規の教育が出来ていない?

教育の話がある! 教官も色々いる!!
問題があり、回答する!
勇気とは??? 何も言わずに部屋から出ていこうとする! これが勇気だと!!
古今の名将で尊敬するのは誰か??
うっかり東郷元帥やネルソン提督の名前は出せない!!
オランダの名将、デ・ロイテル提督の名前を出す1
知られていないので質問はない??

「勝ち戦の後や、追撃戦のとき略奪、強盗、強姦はかえって士気を旺盛にする………」
これを教えた陸軍谷大佐は、南京事件に連座した??

各界の一流の人間を招く!
忍法、将棋と講義する!
独断専行??
イギリスとドイツの海戦により、偽装方針を変更すべきかと??
日本は、「攻撃は最大の防御なり」で軍艦の居住性と防御を犠牲にしている?
見直すべきとの意見に、「海戦要務令」を読み直せと!!!


第三章 真珠湾作戦と海大
日本は石油が欲しい!! 錬金術の世界である!!
水から石油が出来る??
この詐欺師に海軍は引っかかている??
実際に実験させる?  当然失敗する!!
山本五十六もこれに参画している??
もし出来るなら……… 面白い話である!!

図上演習がある!!
大艦巨砲主義全盛時の昭和2年に、真珠湾を図上演習で攻撃し成功している!
航空機の開発に携わった山本五十六は侵攻して来るアメリカ艦隊を、
迎え撃つなどの作戦は、結果ジリ損になり負ける!!

真珠湾攻撃に向かう!
がアメリカも同じように、真珠湾攻撃に対する演習を行った!
昭和7年と言う!!  攻撃は日曜日である!
やーねる部隊が2隻の空母から152機が攻撃し、成功する!!
山本五十六も参考にしたのか?? 驚くほど似ている!!

日露戦争の旅順港の閉塞作戦がある!!
これはアメリカ・スペインの戦争でサンチアゴを封鎖した作戦を参考にしている!
秋山真之である!!
そして旅順港閉鎖を参考にして、第一次世界大戦でイギリス実行する!!
ドイツUボート基地、ベルギーのゼ―ブリュージである!
成功する!!

開戦前の真珠湾攻撃の図上演習がある!!
成功するが、攻撃側の被害も大きい!!
山本五十六は強引に真珠湾攻撃を行う??

第四章 忘れ得ぬ海大人物伝
海大の父    坂本俊篤!
異色の教官    寺本武治!

この章は軽く流した………
こう言う人たちがいて、海軍は伸びて行く??


第五章 海大教官三羽烏
佐藤鉄太郎、鈴木貫太郎、秋山真之の名前がある!
説明がある!!
やはり秋山真之に尽きる??
智謀沸くが如くか??
記憶が良いので、軍艦の設計図を見て、帰ってから復元する!
全てではないが、大切な事項は覚えているようだ??
アメリカで、マハンに教えを乞う!
海軍大学校でのわずか数ヶ月の教育で得られない!
みずから研究する。古今の陸海の戦史をあさり、徹底的にしらべることである!
それから得た知識を分解し、自分で自分なりの原理原則を打ちたてる!
他人から学んだだけではダメであると!!
日露戦争時は、坂の上の雲で知り過ぎるぐらい知っている??


第六章 椋の木の年輪
孫子!! 「兵とは国の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり」
三国同盟へ突っ走る!! 著者は米内光政、山本五十六の補佐官である!
三国同盟を松岡洋右は後悔したようだが???
軍人の教育がある!!
海軍は陸軍より自由で合理的と言われている?? そんなものではないようだが………
哲学、史学、文学を教えない!!
軍事の末端にはしった「戦争屋」を作っている!!

「海戦要務令」
① 軍隊の用は戦闘にあり!
② 軍記は軍隊の生命にして、和諧は軍隊の血液たり!
③ 意思の疎通、協同目的の達成!
④ 独断専行!
⑤ 勇断専行!
⑥ 典則の活用!

良く分からないが………
これは定期的に改正されるものである??

空母VS空母の戦いが、すでに想定されている!
小沢治三郎は、海戦要務令をあまり読むなと!
それにとらわれないようにと言うことである!
実際には、艦隊決戦に固執している???
アメリカとの艦隊決戦にこだわり、その為の教育がなされる!!
連合艦隊一本槍?? である!
アメリカの計画が手に入り、日本の案に合う!
艦隊決戦である!  しかしこの話は疑いたいが………

井上成美が有名な「新軍備計画論」を出す!
批判もある?
航空機重視であり、太平洋の島々を航空機の基地として使う!
艦隊決戦など起こらないと!!

図上演習の批判がある? これは今も引きずっている??
図所演習も兵力、気候等決めるのは人間である!
ミッドウェー海戦の図上演習は、
宇垣纒が都合のよいように結果を変えるようにする?
低級な紙芝居と批判する??
現在の交通量の算定に、ダム、道路の建築費も予算内の収まらないのと同じか??

通商破壊戦がある! 日本は考えない!
第一次世界大戦のイギリスの危機も研究していない!!
大演習後の教官宇垣纒への報告がある!
著者が通商保護についての意見を言ったが、途中でもういいと!
次の学生に艦隊決戦について報告させる!!
負けるべくして負けたのか??
脆くも崩れる海軍善玉説???


本・海軍大学教育―戦略・戦術道場の功罪(1993/5)・実松譲

 

2018年12月 1日 (土)

本・昭和の怪物 七つの謎(2018/7)・保阪正康

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私の使命は、昭和前期から無謀な戦争に突入し、悲惨な敗戦を迎えるまでの記録と
教訓を、次世代に繋げることだと考えている、と筆者は言う。
これまで40年以上にわたる近現代史研究で、のべ4000人から貴重な証言を得てきた。
本書でも紹介する東條英機夫人。秘書官・赤松貞夫。石原莞爾の秘書・髙木清寿。
東條暗殺計画の首謀者・牛島辰熊。
2・26事件で惨殺された陸軍教育総監・渡辺錠太郎の娘、和子。
犬養毅首相の孫娘、道子。 瀬島龍三本人。 吉田茂の娘、麻生和子などなど。
その証言と発掘した史料により筆者は多くの評伝を書いてきたが、
そこに盛り込めなかった史実からあらためて「昭和の闇」を振り返る。
とくにこれまで一冊にまとめられていなかった石原莞爾については、
はじめての原稿となる。

これは図書館で借りた!!
膨大な予約が入っていたが、貸し出す冊数も多いので、わりと早く読めた!
著者の本はよく読んでいる方である!
この本は、石原莞爾に瀬島龍三が入っている!
早く読みたかった………
内容は下記の通りである!!


第一章 東條英機は何に脅えていたのか
第二章 石原莞爾は東条暗殺計画を知っていたのか
第三章 石原莞爾の「世界最終戦」とは何だったのか
第四章 犬養毅は襲撃の影を見抜いていたのか
第五章 渡辺和子は死ぬまで誰を赦さなかったのか
第六章 瀬島龍三は史実をどう改竄したのか
第七章 吉田茂はなぜ護憲にこだわったのks
あとがき



第一章 東條英機は何に脅えていたのか
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著者の著作にはよく出て来る名前がある?
東條英機の側近、赤松貞夫である! 著者は信用している??
証言はキチンと分けて話すようだ………
確実に知っていること!!
時代が過ぎて他からの意見が入って、勘違いしているかも知れない?
他人から聞いた話!!
そう言う著者の言葉を読んだことがある!
後で登場する、瀬島龍三は、相手に合わして喋る??

東条が首相になった!  派手な生活はしていない?
金に関してはキレイな方なのか??
石原莞爾と徹底的に嫌う!!
首相なったからと言って、リーダーシップがあるわけではない?
神輿は軽くてパーが良い?
天皇の意志は和平である?? が、軍はやる気満々である!!
和平条件は飲めたのか??
一回取ったモノは返さない??
三国同盟に、中国からの撤退は認められない??
アメリカとの戦争は勝てるのか??
自分達に都合のよい勝てる状況を信じる??

昔、堺屋太一が書いていた………
タクシーの運転手が、東条英機の運転手だった??
東條英機を褒める!
「ここで引き上げたから、今までの英霊に申し訳ない?」
堺屋太一は、そう言って引き際を誤ったのではないかと??

この戦争は皆他人頼りである? 
➀ ドイツの勝利を当てにしている?
② アメリカが厭戦気分になることを期待する?
③ ましてや、海軍にノーと言って欲しかった??
④ 何処かの陸軍軍人の、私の顔色を見て察して欲しかった??

当時の軍人には、同情の余地はないと思うが………
「昭和16年夏の敗戦」 シュミレーションをチャンとしているが………
負ける結果が出ている? ソ連参戦まで予測している?
原爆投下は予測できなかったようだ!!


東條英機は人事が好きなようだ??
人を動かしたがる? 趣味である?
それしかやる事がない???
私情がらみ、諫言の士より、イエスマンを中枢に据える!
明確な戦略を持つ有能な将校、学究肌で軍事は政治の下と考える将校、
陸軍の論理が政治外交のチェックを受けるべきだと考える将校、嫌いな奴………
これ等は中枢から追われた………


陸軍を東條英機で抑えようとする?? つまり和平である!!
が、一度動き出したものは止めれないのか??
この時に和平が出来ないと、退陣したほうが良かったのか?
天皇は皇統が絶えるのを恐れている??  守らなければならない??
陸相時代の強硬派の逆は出来ないと、首相を受けるべきではなかった?
➀ 戦争せず臥薪嘗胆!
② 直ちに開戦!
③ 戦争の決意の下、外交を行う!

これなら結果は分かりきっている??

これは谷光太郎の書いていたが、敵の航空機を撃墜するのは、精神力である!
飛行機に乗って、基地に帰るのはどうするのか? 地図とコンパスを使う?
ではなく、この方向だと念じる方向に帰る?
戦争は、自軍の良い面を見なければならない?
戦争は負けたと思った時が負けである!!
精神力の勝負である!!

五分五分と言う時は、六分四分でこちらが有利である!
六分四分、七分三分と思った時は、五分五分と言う!!
相手も同じことを思ったらどうするのか??
要は精神力と言っても、そんな自分の都合だけしか考えていない?
負け無いと言えば国が滅びても負けたことにならない?
本気でそう思っていたようだが………


サイパン陥落で東條内閣は退陣する?
反東条の、クーデターの動きもある!!
内閣を変えようとするが、岸商工大臣が辞めない?
これについての推測は色々ある? 辞めないので内閣改造が出来ない?
岸信介は、最大の功労者なのか???

結局、軍人に国を任せたツケは50年、100年と続く………
戦争の真の意味を分からず、理念なき戦争を行った軍人像が、
東條英機に集約されている??


第二章 石原莞爾は東条暗殺計画を知っていたのか12
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石原莞爾の評伝を書く三条件!
➀ 石原の質の良い評伝を書けるか否で次代の者の能力が問われる
② 石原の歩んだ人生六十年の道には近代日本の全てが凝縮されている
③ 石原の発した問いは消えることなく、今もわれわれに答えを迫っている


石原莞爾の戦後の発言集!
➀ 東京裁判は犬を裁くのと同じだ
② 中国には謝罪する必要がある
③ 天皇に責任を押し付けるのは自らの無責任を糊塗することだ
④ 米国の説く民主主義は軍政に過ぎない
⑤ 新しい憲法は将来を反映している


世界最終戦争論は、自惚れであり明らかな間違いである!!
そういう考え、思想がある!!
東條英機との対立がある? 東條が石原の上司になる!
東條の方が石原莞爾を恐れている?
山形県酒田市で尋問を受ける?
「満州事変に、満州国建国の中心は自分である!!
 なぜ自分を戦犯として逮捕しないのか?」

A級戦犯に中には、裏から手を回して訴追を免れようとしている者もいたようだ?
手を回したのは誰か興味がある??
日中戦争にも反対、太平洋戦争にも反対、東條英機と対立している!

それらが、逮捕を免れている!!

東條英機とは対立していない!
「東條には思想も意見も無い! 自分には若干の意見がある!
 意見のない物との間に対立はない!」

「東京裁判の被告は、いずれも権力主義者で、権力に媚び、時の勢力の大きい方に
  つい て、甘い夢を見ていた者ばかりで、莫大な経費をかけてやる国際裁判ではない!!
 犬を捕まえて、裁判するのはアメリカの恥である!」


対立は石原莞爾が予備役になることで東條の勝ちになる??
著者の本にもあったが、批判的な記事を書いた新聞記者を懲罰で招集した!
関係ない同じ年齢の人も召集して、目立たなくする!
それらの人は戦死している!!
石原にも執拗に監視をつけている? 根が陰湿である!!!
「戦陣訓」も石原莞爾は評価せずにほったらかしだったようだ!
が、ゴマすりは「戦陣訓レビュー」を踊らせている??

東條は「戦争史大観」を発行禁止にしている???

石原は戦争になっても長期持久戦は出来ないと! 日華和平の戦争である!!
それに来るべき最終戦争の予選であると!
東條の中国に対する態度は、支配下に置く考えのようだ………
昭和17年に、東條英機が呼んだのか、石原莞爾は東條に会う!
時局への協力を求められる………
しかし返事はこれでは………
「東條英機が辞めることだと!!!」
以降東條は、憲兵、特高警察の監視に嫌がらせを強化したようだ………

東條英機暗殺計画がある!!!
柔術家・牛島辰熊の証言がある!
実際に本人が実行する予定だった………
石原莞爾も知っていた??
やれとは言っていなようだが、黙認か?
これに三笠宮の名前が出る??
2・26事件では、秩父宮の名前が出ている??
戦後、石原莞爾をリヤカーで運んだ時に、大山倍達がいたようだ!
石原莞爾は交遊関係が広い?? 様々な人が支持している!!

証言の食い違いがあるようだが、実行前に東條内閣は総辞職したようだ………
が、これに対して東条側もクデターの計画があったようだ?
天皇に逆らえないとの事で、東條英機は引き下がった!
もし行われていたら、逆に石原莞爾は軍法会議にかけられていたかもしれないと!!


第三章 石原莞爾の「世界最終戦」とは何だったのか
「世界最終戦」????
第一次世界大戦後、世界は4ブロックに分かれる!
第一 ソ連邦
第二 米州
第三 ヨーロッパ(ドイツ)
第四 東亜(日本・中国)

準決勝があり、第一次世界大戦ご50年後に決勝が行われる!
その決勝が終われば、世界は一つになり戦いは無くなる??
その決勝戦は、東亜と米州だろうと??

石原莞爾は日蓮宗の熱心な信者である? 兵を人間として扱い大事にする!
イギリスの帝国主義を崩壊せしめるのが大東亜戦争であり、東亜は解放される?
東南アジア等制圧した地域の資源を確保すれば、資源が確保出来、
資源不足が解消されるのではない!
「日満支」を中心に東亜はまとまる??
そう考えたが、軍部には中国制覇の強硬派がいる?
しかし石原莞爾は長期時給戦争は出来ないと!!
不拡大主義になるが、石原莞爾は不拡大の局地戦で、早期交渉である!

石原莞爾と後にA級戦犯で死刑となる、武藤章と対立する!
天才ゆえなのか?? 支持してくれる人は少ない? 
武藤章にしろ、東條英機と対立する?? 真崎甚三郎もである!
ドイツに仲裁を依頼するが、大島浩駐独武官は無視したようだ!
ドイツはソ連を極東に留めおきたい!
その為には日中は戦争して貰っては困る??
トラウトマン工作であるが、日本が潰す???
21ヵ条の要求を突き付けて、和平案は潰れる! 泥沼化と化す?

2・26事件にかかわりがある??
断固討伐を主張している!  
その反面、煽っているとの批判もある??
虚報が流されている?? 真崎甚三郎と言う名前が出て来る!
石原莞爾とは犬猿の仲である!!


石原莞爾は他の軍人と違う教育をしている!
権威主義、官僚主義を捨て去っている?
勉強会を行わさせるが、マルクス主義も勉強させる! 
敵の事も知れと??
石原莞爾は兵を人間として扱う! 貧農の兵を心配している!

永田鉄山暗殺事件にある!  
石原莞爾は永田鉄山に近い???
刺殺した相沢三郎の弁護を引き受けようとした??
矛盾しているようだが、信念がある?
真崎甚三郎を嫌っている?
統制派??  皇道派??  単なる派閥争い??
軍人は殺しても正当化されると思っている??

日本の和平交渉はどうだったのか?
当時を知る台湾の陳立夫の証言がある! 90歳を超えている?
「日本が中国に軍事行動を起こせば、百年でも二百年でも戦う!
 そんな事を決して行ってはならない」
それから3ヶ月もしないうちに盧溝橋事件を起している?
トラウトマンにある案を示している!
「現在の世界の真の敵は、赤色帝国のソ連と、白色帝国のイギリスである!
 日中は休戦して、ソ連にあたる! ドイツはイギリスを攻める!
 日中はドイツと連携してアジアを解放し、新し世界秩序を造る!」

石原莞爾の構想にも合う??
この文書は残っていると言う!!
石原莞爾は蒋介石とのルートがあった???
日本は中国と連携したほうが良かった???
誰が考えてもソ連が敵ならば中国と揉めてはならいと思う!!
ドイツもソ連が敵ならば、イギリスをほっておいて戦う等負けるはずである!!
戦略なき戦争である!!


第四章 犬養毅は襲撃の影を見抜いていたのか
第五章 渡辺和子もそうであるが、こちらは5・15事件の被害者になる!
犯人が英雄視扱いになる?
天皇親政を開き、腐敗した政治から国を救いたい!!
良く言うと思うが、終戦時、天皇を変えてでも終戦に反対した軍部である?
被害者の方が社会的制裁を受ける???
著者は、犬養道子に教えられたと言う!
「感情と評価は別である! どのような場であっても自分の意見ははっきり言う!
 遠慮する、いい子になるのでは真実に近づけない!
 自分の全人生をかけてその人物向き合う!」


「統帥権干犯」
軍部に教えたのは、犬養毅に鳩山一郎と言う??
犬養道子は、満州事変や青年将校の不穏な動きの背後には、荒木貞夫がいると?
どうしても荒木貞夫に真崎甚三郎の名前が出て来る!!
犬養毅は首相となる? 天皇に期待されている………
荒木陸軍大臣がシナに兵を送るようにと言う!
高橋是清大蔵大臣が一蹴する?
荒木は恨みに思う………
「話せばわかる」 ではなく「話を聞こう」
ここら辺りの話は新鮮である!
中傷もあったようだ………

ゾルゲ事件で逮捕された尾崎秀実!
売国奴?? もっと悪しきに言われてもいい人と思うが………
道子の父、健の元に訪ねて来る?
情報収集か?? 犬養道子は尾崎秀実の事は悪く言わない?
切手を交換している?? ソ連の共産党の切手である??
これが苦しい時に売りに出し役に立つ??
父、犬養健が逮捕された時、人間を見る!!
これまで配達してくれた焦点が断って来る?
国事犯と言うことである??
が逆にそう言う時に励ましてくれる人も知った………
犬養道子は、5・15事件で祖父毅を、ゾルゲ事件で父健を通して、
昭和の歴史の暗部を、この国の光と影を見た………

佐瀬稔の本に犬養道子の話が出て来る!
アメリカ留学時、病気になり病院行くのに列車に乗っている!
サンドイッチしか食べない青白い女性は、車掌にどうしたのか聞かれる!
その病院は列車がその駅に止まらない? 病院までは遠いようだ!
車掌は掛け合って1分だけ止まるようにした!!
感激で泣いたと言う!! 乗客にも励まされたようだ!!
この話は、江夏のMLB挑戦時の話で、アメリカと言う国を表している??


第五章 渡辺和子は死ぬまで誰を赦さなかったのか
2・26事件で惨殺された陸軍教育総監・渡辺錠太郎!
現場いて、母親から部屋から出るように言われた娘・和子である!!
娘は53歳の時に生れている!
前日父から一緒にふろに入ろうと言われて断った?
お母さんと入る!! 悔いが残る???
9歳で父の死を、殺されたのがその後の生き方を決めた!!
戦時下でカトリックに入信し、修道院生活に入り、戦後はシスター、教育者、
宗教家として生きた!
著者は直接インタビューしている!

2・26事件と言えば、黒幕としては、真崎甚三郎・荒木貞夫の名前が挙がる???
「あなた達の気持ちは良く分かる?」
天皇が断固討伐と言うと、態度を一変させる??
黒幕の指導者を赦さない!!
ノートルダム清心学園の大学の非常勤講師に、
日本銀行岡山支店支店長が講師を務める!
これが真崎甚三郎の係累の人がついた!
複雑な感情である………
「そんなにずるい人ではないですから!」
テレビ局から渡辺・真崎の出演を依頼されるが断っている?


処刑された実行犯の墓参りに誘われて、行く!
逆に父の墓参りもして貰うようになる!!
「置かれた場所で咲きなさい!!」
凄い話と思う!!!


第六章 瀬島龍三は史実をどう改竄したの
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凄い人である!!
瀬島龍三は、著者の本がある! 驚いた経験がある!!
佐々淳行はソ連のスパイと信じている?
東京裁判で、ソ連側の証人として出廷している??
それだけで洗脳されたと思われても仕方がない??
証言に対する勉強会も行っている??


司馬遼太郎が、ノモンハンの指揮官に絶交された??
戦いを日本は元亀天正ボ武器で戦ったと!
この人が、司馬遼太郎がS・R? R・S?
談笑しているのを見てそうなったようだ………
それほど恨みに思っている???

著者の「昭和の参謀 瀬島龍三」の印象が残っているので、
ダブっているところも多い!
能力はあると言う??? どう言う能力か?? ゴマすり??
「NHKスペシャル ノモンハン 責任なき戦い」
これにあったが、責任は辻政信にあるとの証言がある!
しかし「辻っての天才だから………」 そうやって間違った方向に走った………
瀬島龍三も同様で、自ら責任を取ることなく戦争を指揮した??
瀬島龍三は上司の受けが良い!!
上司の望むような回答を造る?? マアそう言う人間は敵も多い??


著者は数多くのインタビューを行っている!
その中から見る目を養っている?
瀬島龍三は、相手の知識を測りながらインタビューに応じている?
信じられる証言、出まかせ、嘘などを裏付けを取って確認する?
かの有名な、堀栄三の台湾沖航空戦の過大戦果の報告の電報を握り潰した!!
その為に作戦変更になりフィリピンで50万の人間が死んだ?
著者はそのようなことが、瀬島龍三一人で出来たのかと、疑問視している?


が、公安関係者からの具体的な証言がある?
ソ連の公文書館で日本から調べに来る企業がある?
伊藤忠商事である!!
シベリア抑留者からの、収容所内での瀬島の行動の手紙がある! 
「赤いナポレオン」と呼ばれていた??
その名称だけでどんな人間か分かるが………

東芝のココム違反事件がある! この黒幕が瀬島龍三と言う!!
信じている人間は多い!!
しかし誰がかばったのか、それ以上追求されない??
中曽根内閣のブレーンだから???


著者達が調べることが多くなと、瀬島側から圧力がかかったようだ!
記事にしないで欲しい?? これでもうさん臭くなる!!

「都合の悪いことは決して口にしない」
「自らの意見は常に他人の意見かたり、本音は言わない」
「ある事実を語ることで『全体的』と理解させる」
「相手の知識量、情報量に合わせて自説を語る」
大本営発表と同じ事である??
小さな真実を語り、大きなウソを隠す???

これは別の本だが、討議の内容を3つにまとめてその中から選ぶようにする?
それを評価しているが、一つだけ本命を入れて他はどうでもいい案を入れる?
そんな評価もある??


ソ連の証言を勝手に改竄する??
これはウソを言われる場合があるので、検証は必要である!
有り得る話であるが………
勝手に一方的に変更するのは改竄である!!
事実、間違っていると言って勝手に訂正している??
「関東軍の一参謀………」
「如何に有能とは言え関東軍の一参謀………」
自分が言ったことを加えて何が悪いのか???

終戦時の瀬島龍三の動きは分かっていない?
軍官僚は、土壇場で自己保身ばかりを考えている???
現在の財務官僚にも通じるものがある………
インタビュー時、手が震え、目に脅えがあった????

「不毛地帯の主人公の壱岐正元帝国陸軍中佐」
このモデルは、伊藤忠商事の元会長瀬島龍三と言われている???
山崎豊子は瀬島がモデルそのものではなく、
複数人のイメージを重ね合わせたものと断っている?
著者にもその事を言い、迷惑していると!!
瀬島龍三もそのようにふるまっている!!!



第七章 吉田茂はなぜ護憲にこだわったのか
吉田茂の三女、麻生和子である!!
何か、朴槿恵みたいに見えるが………
駐英大使を勤めている??
この時期、陸軍の圧力もあり交際費を削られている?
自費でパーティーを開いている?
「吉田反戦グループ」 その中心人物は吉田茂、「ヨハンソン」と言う!!
昭和20年、天皇は重臣たちと相談する?
終戦についてである?
この時、軍部に共産主義がはびこっていると!!
4月15日に吉田茂は逮捕される!
これが終戦後、活躍できる勲章になる??

吉田茂自身は微動だにしない!! 信念はある!!

自主戦犯裁判構想がある!!
先に戦犯裁判をやってしまおうと??
そうすれば、二度裁判は出来ないと! 連合軍は出来ない!!
君主は臣下に因果を含め、その首を敵方に渡す!
それが真の武士道ではないか??
その場合は誰が戦犯なのか??
揉める事、間違いなしである!!
下手すれば全員軽い刑になるか、無罪である!!

GHQに拒否されるが、体制が整っていないと見て、再度試みる?
が出来なくなったようだ………
出来ていればどうなっていたのか???

首相を退いてから、憲法改正になると不機嫌になった?
天皇制を守ろうとした???
「戦間期の思想」を持たない!
第一次世界大戦で負けたドイツが、武力で取り戻そうとした!
これは行わない? 憲法によって!!
ジョン・フォスター・ダレスと講和条約の交渉をする!!
朝鮮半島の非武装化を提案している???
吉田茂が交渉したので、賠償金などが取られなかった??
ダレスがそう計らってくれたようだ………
議員を信用していなので、やることに制限がある??
マッカーサーともホットラインがあった??
サンフランシスコで講和会議がある! 
日本は約60ヶ国と戦争している!
この時は冷戦が始まっている??
講和会議で日本は謝罪をしている!!
アメリカも謝罪に協力してくれている!
吉田茂が演説するが、英語で行おうとしたが、自国語でとアドバイスを受ける!!
ソ連など3カ国は講和を拒否する! 参加していない国もある??
現在に至る北方領土の問題の始まりか???
安倍首相の「戦後レジーム」からの脱却は、吉田茂らの先輩をいかに愚弄し、
侮っているか?
著者の意見である!!

政治家の引き際はどうなのか?
権力の座に長くいれば、独裁になる?
敵も多い! 言った言わないになる??
鳩山一郎と対立する??
日本は、近衛家、鳩山家に振り回されている???
政界から退き、大磯で本では読むか??
権力から離れるのも、哲学に歴史観を必要とする!!!
現在の政治家への嫌味である!!


昭和の怪物 七つの謎・保阪正康

2018年8月28日 (火)

本・陸軍良識派の研究―見落とされた昭和人物伝(1996/9)・保阪 正康

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天皇に忠誠を誓う軍隊という組織にあって、
己れの生命を国家に捧げることを本義とする職業軍人たち―
その反理性、反知性たる枠組の中に身を置きながら、時代状況、国際的位置、
軍事的能力等々を客観的に捉え、見きわめ、
時流に抗してもみずからの信条にしたがって、使命遂行に奔命した男たちの戦い。
理性的にして知性的な軍人たちの系譜をたどるとともに、
それぞれの実像に迫る記念碑的労作!


陸軍良識派の研究?? 果たして良識派がいたのか??
またまた本の整理をしていて見つけた本である!
読み返すと面白いが………
著者の本はよく読んでいる!! 
もっとも印象に残ったのは「瀬島龍三」である!
半藤一利との対談も多い!! 
まだ読まなければならない本は多い!!
内容は下記の通りである!!


まえがき
第一部 陸軍良識派の意味とその系譜
1 良識派の軍人増を考える
2 参謀本部の作戦参謀を検証する
第二部 良識派軍人の実像とその発想
1 石原莞爾  日中戦争時の第一部長
2 武藤章   日米開戦時の軍務局長
3 今村均   自らに責任を課した軍人
4 渡辺錠太郎 二・二六事件で惨殺された硬骨軍人
5 下村定   陸軍解体の見届け役を務めた陸相
6 河辺虎四郎 統帥の崩壊に立ち会った参謀次長
7 宮崎繁三郎 インパール戦・最後尾から撤退した人格者指揮官
8 辰巳栄一  対英非戦を訴えた駐在武官
9 石井秋穂  日米開戦に苦悩した政治将校
10 堀栄三   独自の情報哲学をもった情報参謀
第三部 昭和陸軍の実像をどう伝えるか
1 一木支隊の兵士とその現在
2 戦後の宰相・吉田茂が見た昭和陸軍論
あとがき



第一部 陸軍良識派の意味とその系譜
1 良識派の軍人増を考える
軍人には二つのタイプがある!
軍官僚として政治的な動きをした人間!
実戦の現場で戦った軍人!
著者は武藤章を評価している!
意外と言えば意外に感じるが、正当な評価なんだろう………


石井秋穂と赤柴八重蔵と言う名前がある!
目立つ名前ではない!
高級軍人はだいたいは情的な話を好む!
自らを正当化する為に虚偽に満ちた証言をする??
語りたいことはあるが、昭和陸軍を否定することになるので、
寡黙なタイプの軍人も多い?

宮崎繁三郎、今村均、本は雅晴らの軍人!
事故絶対化の将校、場当たりかけひき研究に終始した将校たちとは一線を画している!

駐在武官たちの理性!! 無視される!!
ロンドン     辰巳栄一
ワシントン    塚田三郎
ストックホルム  小野寺真


陸軍内部で、積極論と消極論が対立すると積極論が勝つ!
参謀本部にも日中戦争不拡大の軍人は多数いたようだが、
一撃で済むなんて考えていない? 必ず長期持久戦になる!!
昭和陸軍の軍人の素質には、理性、理知より歓声が重視された様だ!
陸軍はかってに軍を動かし、既成事実を積み重ねて行く??


2 参謀本部の作戦参謀を検証する
陸軍の優秀とは、陸大卒業時の生成の良い者を言う!
特別に他人より抜きんでている戦略眼、戦術眼を持っていたわけではない!
人間的な資質で特筆すべき面がある分けでもない!
人間的にはどうかなと思う者も少なくなかったようだ!!!
政治的軍人    建川美次
日中不拡大派   石原莞爾
対ソ戦推進    田中新一

田中新一と言う軍人は何者なのか??
この時代の「エリート」であり「優秀な人材」である?
何処が優秀なのか??

ガタルカナルにアメリカが上陸した時、その島を探した?
堀栄三は、「鉄量を破るのは突撃ではない! ただ一つ、敵の鉄量に勝る鉄量だけである」   
と書いている!!   精神力ではない!!


ソ連課とドイツ課がある! 
ドイツ課は徹底した親独で100%信用する! 
大島中将からの情報を信じる!
スターニングラードで、
3ヶ月以内にドイツはソ連軍を駆逐してモスクワに進撃する!
ソ連課は、嫌ソが基本で相手を全て疑っている!
ソ連は持ちこたえ、アメリカからの救援物資で、
冬季になればソ連は反撃し勝つだろうと!!


参謀本部の作戦部の参謀は、全体的な戦争計画を持っていなかった??
絶対国防圏を造り上げたが、単なる作文であると!!
何も考えていないのか??
東條英機は、首相、陸相、参謀本部を兼任する!
軍令と軍政が一体化されている! 独裁者である!!
玉砕が多くなり、大局観なき戦争指導になる!
甘い見通し、現場無視、責任逃れ………
台湾沖航空戦での実態とかけ離れた情報により、レイテ作戦が発動される??
どうしょうもない?? 著者が良く言う、戦争をしたかっただけなのか??


第二部 良識派軍人の実像とその発想
1 石原莞爾  日中戦争時の第一部長
やはり特異な人である?? 神格化されている?

陸軍大学は首席だった!
天皇陛下の前で卒業講演で何を言うか分からないので2番になった?

ドイツに留学しているが、多大な影響を受けている!
東洋文明に目を向けた様だ!
世界最終戦争!! 独特の戦争感がある??
満州事変の拡大??
二・二六事件では断固処罰するべきだと!!
荒木貞夫に対して、
「お前みたいな馬鹿な大将がいるからこんなことになるんだ」

近衛とも、東條とも仲は良くない………
中国の抗戦意識が高ければ全く予測できない長期戦になる!
戦後の記者たちとの会話で名を上げた???
異才である????


2 武藤章   日米開戦時の軍務局長
石原莞爾に、
「かってあなたが満州でされたことを見習って、
 今、われわれが進めようとしているのです!」
二・二六事件では石原莞爾と共に、断固討伐を唱えた!!
日米外交を、真珠湾までの交渉を切り盛りしたようだ!!
ドイツのソ連侵攻により対ソ戦を主張する強硬派の参謀が多い??
海軍善玉説の影で悪役になっている??
東京裁判で死刑を宣告される!!


3 今村均   自らに責任を課した軍人
ラバウル!!
この島をアメリカが攻撃すれば、
硫黄島、沖縄も色あせたものになるだろう、

と言われていた!

その司令官である!  「情けの人」 「徳の人」である!
一般中学からの陸軍士官学校へ入学して、陸軍大学は首席で卒業している!
第一次世界大戦後にイギリスに派遣されている!
主流のドイツではない!! それが独特の考えを持つようになる!

ガタルカナル撤退を進める………
「戦陣訓」を部下にまとめさせるが、硬直化してしまい後悔の懸念がある??
戦後戦犯となるが、オーストラリアにより10年の禁固刑になるが!
が、オランダ側の裁判では無罪になる!
服役を部下のいるマヌス島でと希望し認められる!!
マッカーサーにも武士道精神と称えられる!
野菜、果物の種子をもって行き最後まで服役した!
「非凡な平凡人」 ????



4 渡辺錠太郎 二・二六事件で惨殺された硬骨軍人
渡辺錠太郎、永田鉄山は生きていれば陸軍が変わっていたかもしれないと!
「統帥権は他の政治機構より侵害されるものではない。

陸海軍は政治に干渉せず、軍事予算の要求、政治的意見は陸軍大臣を通して内閣、
議会に要求すべきだと!」

軍令と軍政は明確に切り離すべきだと!!
二・二六事件で殺される! 真崎、荒木と言うのは何者なのかと思う時がある??
煽るだけ煽っている!!
もし死ななければ、二・二六事件で反乱者たちに断固たる処分を行ったと言う!
永田鉄山と同じく、惜しい人材だったんだろう………


5 下村定   陸軍解体の見届け役を務めた陸相
フランス語に堪能で、フランスの陸軍大学に学んだ!!
変わった経歴である!
アメリカの強さを指摘されて、戦うなとアドバイスを受けた!
中国は不拡大派であったようだ!
最後の陸相になるのか? 海外からの兵の帰還に従事し、占領軍との交渉もやる!


6 河辺虎四郎 統帥の崩壊に立ち会った参謀次長
敗戦時の参謀次長である! ドイツに留学している!
中国に対しての、一撃論がある? 
実際に中国は腐敗していたようだが、愛国心は何処にでもある??
不拡大論を唱えたようだが、大勢に従わなければならなくなる??
当時の帝国軍人である??


7 宮崎繁三郎 インパール戦・最後尾から撤退した人格者指揮官
名将と言われる! 一般中学からの軍人人である!! 
ノモンハンの戦いの後、日本の領土たる証拠を置いている!
インパール作戦をの撤退戦で名将になった!!
そもそもインパール作戦自体がメチャメチャな作戦である!!

牟田口廉也が栄達の為に立てた作戦と言われる!! 
殺しても飽き足らないのが生存者の意見のようだ………
撤退時に落伍者を出さなかった! 
負傷兵も見捨てず運び、亡くなった兵士を弔いながら撤退した!

威勢のいい将軍ではない!!


8 辰巳栄一  対英非戦を訴えた駐在武官

英語力抜群で陸軍幼年学校の出身ではなく、
一般の中学から陸軍士官学校へ進むコースがあった!
このグループは幾分広い視野を持っていた! 
そうして留学先がアメリカ・イギリスが多かったようだ!

ドイツ留学組と違うが………
半藤一利が書いていたが、ドイツ留学組が何故ドイツびいきになるのか??
女と言う! ハニートラップなのか???

メイドと称して女をあてがわれていたようだ!! 
みんな喋らないが実松譲が喋ったので認めた様だ??
派遣された国の影響を受ける!!  反○○になるか? 親○○になる!!
アメリカ・イギリスに駐在すると、英米と戦うべからずの意見になるが、
少数意見で無視される?

山本五十六もそうなんだろう………
辰巳栄一は親イギリスである! ロンドン空襲で学童疎開を見ている!
そうして日本空襲が始まると、学童疎開を推し進める??
吉田茂に信頼されていたようだ!! 良識派は傍流になる!!
政治的な言動は避けていたようだ!!


9 石井秋穂  日米開戦に苦悩した政治将校
著者は石井秋穂を評価している!!
他の著作でも書いているが、開戦時に苦悩している!
ましてや東条首相の側近である??
「対英米戦ヲ辞スズ」 は当初はその覚悟を持ってと言う意味だったようだ!
がドイツの勝利により現実味を帯びはじめた様だ………
本人には自省がある!!


10 堀栄三   独自の情報哲学をもった情報参謀
マッカーサーの参謀と呼ばれた! 
アメリカ軍の戦法を調査した!!

著者もこの本でははっきり名前を出していないが、
台湾沖航空戦の実際の戦果を握り潰したのは瀬島龍三か?

流石にその名前は挙げていない??
アメリカの新聞を調査して、
大作戦の前に食料会社と製薬会社の株価が上がることを発見した!
後は通信がどの方向に向かっているか傍受して、作戦値を予測する!!
「米軍戦法早わかり」を表している!

戦争前にそんな物も用意していない!! それで良く戦争したと思うが………
孫子である! 敵を知り己を知らば百戦危うからず!!!
台湾沖航空戦で、戦果を挙げたと報告するパイロットに質問する!
追及すれば答えが小さくなる………
別の本であるが、
「命をかけて戦ってきたパイロットの証言を信じないのか?」
そりゃ負けるわな!!!
こう言う軍人は上の受けは良くない!!

大本営の作戦参謀の責任は大きいと!!


第三部 昭和
陸軍の実像をどう伝えるか
1 一木支隊の兵士とその現在

ミッドウエーに負けて、上陸予定だった一木支隊はガタナルカナルに派遣される!
北海道、旭川の部隊である!
凄惨な戦場を生き残った兵たちがいる!
遺骨収集を図る!
が実際には何処が激戦地か分からない!
アメリカにもガタルカナルの戦友会がある!!
ここへ連絡して、何処が激戦地で日本兵が死んだかを教えて貰う!
遺骨集も少しははかどる!!
そうして、アメリカと間で同じ戦場で戦ったもの同士のつながりが出来る!
アメリカの戦友会にも手記を依頼される!!
そうして日本にも訪ねて来るようになる!
その兵士たちも、「一番怖かったのは、一木支隊と神風特攻隊だった」
そう言う会話も出来るようになった??
兵は悲惨である! さっさと撤退しておけば良いのと思うが………


2 戦後の宰相・吉田茂が見た昭和陸軍論

軍人は教養人でない!
教養が無いのが日本の軍人?? イギリスの軍人は違うようだが………
辛らつな小割り軍論である1
余程外交に軍人が邪魔だったと思っている!!
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陸軍良識派の研究―見落とされた昭和人物伝・保阪正康

 

2018年7月26日 (木)

本・検証・真珠湾の謎と真実―ルーズベルトは知っていたか(2001/7)・秦郁彦 (編集)

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ルーズベルトは日本の「真珠湾攻撃」を本当に知っていたのか。
日米の情報戦や戦略について四人の戦史専門家が真珠湾の真実に迫る書。
真珠湾謀略説を論じたロバート・スティネットの『真珠湾の真実』が翻訳出版される!
7月にはディズニーの大作映画「パール・ハーバー」が封切りになった。
1941年12月8日、日本海軍がしかけた真珠湾攻撃で、
米太平洋艦隊主力が壊滅した日から満60年、
太平洋戦争における情報戦や戦略が再び議論の的となるだろう。
本書は戦史専門家四人が論点を整理し「真珠湾」の真実に迫っている。



学生の頃、淵田美津雄の真珠湾攻撃を読んだ!!
最後にルーズベルトの陰謀説が書かれていた!
そんなものなのかと思ったが………
長ずるし従って色々知識が豊富になった?
結論を言うと、陰謀説があってもなかっても、日本の作戦は成功した!
日本が文句を言うべきことなのか???
陰謀説ならば戦争は起こらなかったと言うのか??
日本は陰謀説に加担することはないのでは??

アメリカは問題である!!
ルーズベルト大統領が知っていたとしたら、犯罪になる??
なので問題視されている!

日本の問題は、陰謀説だと言って攻撃を正当化することにある??
またそう言う人たちが多いようだ………
記述している人達は良く検証している!!
ジョン・トーランドも間違ったのか? チョットショックだった??
内容は下記の通りである!!


第1章 真珠湾陰謀説の系譜——ルーズベルトの対日政策と修正主義・須藤眞志
第2章 真珠湾を「予知」した男たち・今野勉
第3章 通信情報戦から見た真珠湾攻撃・左近允尚敏
第4章 スティネット『欺瞞の日』の欺瞞・秦郁彦
米公文書・日本側史料当事者たちの証言を精査し陰謀説への明確な結論を示す。



第1章 真珠湾陰謀説の系譜——ルーズベルトの対日政策と修正主義・須藤眞志
読んでいると大変面白い!!
三つのルーズベルト陰謀説!!
① ハワイの司令官達に攻撃があると連絡しなかった
② 太平洋艦隊を犠牲にした
③ 日本に圧力をかけて、真珠湾を攻撃させた??
日本は③が好きだと思う!  正当化出来る??


ルーズベルトが日本の真珠湾攻撃の情報を掴んでいたかどうか??
ならその情報は何処から来たのか??
どう報告されていたのか???
その検証がある!
オランダまで登場する!!
日米開戦となった時、日本は奇襲攻撃を行うと思われていた!
永井陽之助が書いているが、奇襲攻撃は一時的には成功する!
最後にはやはり国力の差が出る!
日露戦争のウラジオストック奇襲作戦は、まれな成功例だと!!
バルバロッサ作戦も、奇襲は成功したが一時的に優位なっただけである??
その奇襲先は真珠湾の可能性も考えられるが、現実的にはアジアと思われていた!!


では真珠湾攻撃を知っていて知らさなかったのか?
それには共犯者が必要である!
どうしても日本の攻撃させたいのであれば、前日に艦船を出航させることも出来た??
この本では、ルーズベルトが3隻の小舟をアメリカ軍人を乗せて出航させた??
マニラから南仏、タイの沖合に偵察隊を出す!!
この話は真実ならば、ルーズベルトは日本の奇襲攻撃をアジアと読んだ???

これ等が原因か???
ASCD包囲網
米英蘭の資産凍結
太平洋会談の対日戦の密約
ハル・ノート陰謀説

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ルーズベルトが日本を罠にかけたか?
日本との戦争を望んでいたが、陰謀説はなかったか??
日本への挑発はあったようだ!!!
須藤眞志は陰謀説には否定的である!!



第2章 真珠湾を「予知」した男たち・今野勉
真珠湾を予知したと言う証言者を集めている??
FBIファーバー長官まで登場する!!
プーチン大統領と同じく、二重スパイを信用しなかった!
証言者の証言を検証しているが、思い込み勘違いなど、トリック色々あるようだ!!
真珠湾攻撃を予想し連絡したと!!
ジョン・トーランドが予知者を探し出している!
これらの検証もある??
しかしこれらの情報で果たしてルーズベルトが真珠湾攻撃を信じたかどうか??

誤訳???
間違った情報が正解になっている?
方向探知機の制度の悪さが生んだ幸運により掴めた情報?
色々解説がある!!
アメリカの真の敵はナチス・ドイツである!!
参戦の口実は日本の攻撃だと!
今野勉は情報により真珠湾が危ないと感じてとしている!
積極的に隠ぺいしたのか??
真珠湾攻撃の可能性はアメリカも感じていた!
実際演習もしている!!
うすうす感じていたのではないか??
が、これほどの被害は予想していなかったが、騙し討ちとなり参戦出来た??



第3章 通信情報戦から見た真珠湾攻撃・左近允尚敏
暗号解読の事実!!
真珠湾攻撃の暗号は解読されていたのか??
その解説がある!
戦後解読された暗号もある??
外務省のパープル暗号は解読されていた??
海軍の暗号はどうも解読されていないようだ??
真珠湾攻撃への海軍の企図は秘密を保たれた???
無線封封止の徹底! 方位を測定されない為だが実際は無線は打っていた??
暗号に平文はいれない?
東條内閣成立時、日ソ戦も考えられた??
11月24日 空母の所在不明??
警戒の焦点は東南アジア??
それらしい情報はあったようだ???
日本は秘密保持に細心の注意を払った??
① 乗組員の大多数が真珠湾攻撃に向かうと知らされたのは、ヒトカップ湾である!
② 機動部隊が外国船舶と遭遇しないような航路がえらなれた?
③ 無線封鎖を守った!!

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半年後のミッドウェー海戦では秘密はあったものではなかった??



第4章 スティネット『欺瞞の日』の欺瞞・秦郁彦
陰謀説の決定版とある??
スティネット『欺瞞の日』
決定的なモノだと言われていた??
中西輝政、櫻井よしこ、春名幹男らが絶賛している??

それでおかしくなっていると???
スティネットと言う人物も謎の人物のようだ??

日本も秘密を守ることに徹底していた??
空母赤城と同じ電信機を乗せた船を南下させている??
無線封鎖にについても解説がある!!

『欺瞞の日』のトリックを解明している!!
① 無電の傍受を解読にすりかえている?
② 終戦後の解読を攻撃前だったようにすりかえている!
③ 新情報の根拠は「著者のファイル」??
④ マッチ・ポンプ、両論併記の手法を多用している??
 逃げ道が造ってある???
⑤ キンメル、ショートを除くアメリカの関係者が加担していた??
指摘されても、逃げ道が造ってあるようだ??
ジョン・トーランドも信用して名声に響いている??

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最後に著者の意見がある!!
真珠湾攻撃は??
① 日米戦争を不可避と判断した大統領が最も好ましいタイミングで戦争に入るために、
 さまざまな外交的術策を用いて日本を挑発した!
 これにのるのが日本の関係者か??
② 大統領が真珠湾攻撃を予知しながら、対日参戦を確実にするために、
 キンメルらに知らせなかった??

陰謀説は、一人ならともかく共犯者がいれば絶対にバレる???
この真珠湾攻撃でアメリカ側の話はよく分かる!
が、日本は何を言いたいのか??
日米開戦不可避と言って真珠湾攻撃を行った??
代わりは南方進出でアメリカが出て来るのを迎え撃つ!!
日本は計画通りに攻撃し、成功したのだから何を文句言いたいのか???
罠だとどうして分かるのか??
 
ルーズベルト大統領が知っていたか??
知らなかったかはアメリカの問題で、日本が騒ぐ必要はない!!!



真珠湾攻撃では、本能寺の変と同じく、これが真実だと言う話が多過ぎる??
著者達は良く調べているので、大変興奮して読めた本である!!


 
検証・真珠湾の謎と真実―ルーズベルトは知っていたか・秦郁彦 (編集)
                        

2018年7月25日 (水)

本・山本五十六 (山川Mook 5) ムック(2011/12)・手嶋龍一 他

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この本は図書館で借りた!  山本五十六と言えば半藤一利である!
が半藤一利は登場しない!
猪瀬直樹、手嶋龍一、野中郁次郎、石破繁、寺島実郎、田草川弘らが執筆している!!
後からでは何とでも言えるが、批判的な人間はそれで生活しているのか??
この本では、そういうとこはない!!



猪瀬直樹   国難の今、山本五十六を考える
猪瀬直樹には「昭和16年8月の敗戦」がある!
ほぼ本の内容通りに戦争は推移し、ソ連参戦まで予測した!
原爆投下は予測出来なかったようだが………


ロンドン軍縮会議で、「太平洋海権論」「太平洋大戦争」
著者のヘクター・C・バイウォーターに会う!
太平洋大戦争では、日本海軍の奇襲攻撃で先端が開かれる!
軍人たるもの、仮想敵国との戦いをシュミレーションしている!
アメリカと戦いたくない山本五十六も絶えず戦いになればどうするか考えていたのだろう…
三国同盟に反対した山本五十六が提出した意見書の一文。
「日米戦争は世界の一大兇事として帝国としては聖戦数年後の後更に
  新たに得ることは 誠に国家の危機なり、
 日米両国相傷つきたる後に於いてソ連又は独国進出して世界制覇を画す場合
  何国がよく之を制御し得るや。」
苦難の提督だったのか???


手嶋龍一   奇襲を招き寄せた「力の空白」 真珠湾攻撃と9・11テロ
奇襲を招いた「力の空白」
アメリカも油断していたわけではないと!!
それを言うなら、日本於外務省なんかもっとだらしない!!

著者が良く名前を出す、ポール・ニッツェ(1907年1月16日 - 2004年10月19日)
の名前が出る!
アメリカ合衆国の政治家、外交官、実業家。
冷戦期を通じて戦後アメリカの対外政策形成に深く関与し、
特に核戦略、軍備管理政策に対して重要な役割を果たした。
ニッチェが「この空白の魅力に山本五十六がのった???」

山本五十六はアメリカ駐在時もアメリカを調べている!
その山本五十六がアメリカと戦う!!
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田母神俊雄は、ルーズベルトの罠と断言する??
しかし国際政治の苛酷舞台では「殺すより騙せ」である!
騙されるほど国家の指導者にとって恥ずべき罪はない!!
ドイツ頼みの戦いで、その状況もつかんでいない??
いまなおインテリジェンス小国である???



平塚柾緒   高野五十六の誕生

アメリカで見えた日本の将来
山本五十六について記述されている!
挿絵が楽しい!  チョット若い時はやんちゃなところがあったみたいだ!
越後長岡である! 

司馬遼太郎が有名にし、半藤一利の疎開先で、山本五十六と運命的な出会いをした??
成績も優秀だったようだ??
日露戦争で負傷している??
アメリカ駐在時のスナップ写真も楽しい!
アメリカの国力を肌で感じている!!
「デトロイトの自動車工場とテキサスの油田を見ただけで、
 アメリカと建艦競争も、
日米戦争も出来るものではない!}
航空兵力を発達させる!
自ら操縦桿を握り操縦を覚える!!
当時の空母への着艦は天才的な技能が必要だった?
それではダメだと! 
航空本部長に就任する!
96式艦戦、96式陸攻らの開発に繋がる!!!
先を見た功労者だと!!


寺島実郎   フィールドワークと文献研究が育んだ 大和の壮大な「構想力」
山本五十六はアメリカ中を視察した! フィールドワークである!
真珠湾も2回は見ている!
「半年や一年は暴れて見せる?」
その後は政治で早く決着をつけて欲しいと言う意味なのか??
寺島実郎もよく言う??
真珠湾まで攻撃したのならハワイを占領すべきだと?
サンディエゴ基地とパナマ運河を何故攻撃しなかったのか?
それは言ってはいけないのでは???



前坂 俊之  一身の栄辱生死 あに論ずる閑あらんや
三国同盟に反対する!!
しかし大島浩は戦犯にはならなかったのか??
三国同盟に反対する理由!!
① 同盟は必然的に対米戦争を招く
② 英仏にアメリカを相手とする危険性は、独伊と結ぶ利益と比較できない?
    独伊は信用出来ない!
③ 海軍は「アメリカを対象としない」と明記すように要求したが反対される!
④ 自働参戦?? かってに戦争を始められても参戦する!
    これは日本もかってに真珠湾攻撃をしてドイツも参戦したが………
⑤ 井上軍務局長は絶対反対である!!

遺書まで書いて反対する? そう言う敵が多かったと言うことか………

ヒトラーは黄色民族をバカにしている??
「わが闘争」日本語訳は、その部分を省いている?
が、井上成美は言語が分かる???
威勢の良い者は当てにならない!!!!


相澤 淳   海軍は英米協調だったのか
対米比率7割の根拠は何か???
Q1 条約派は米英と協調を優先したのか?
         条約派も艦隊派も対米不信がある?
         条約派も軍縮条約が成り立たねば、建艦競争になるのを恐れた?
         両派共、対米戦を想定して、軍縮を認めるか、その他の方法を考えるのかの
    違いのようだ?

Q2 ワシントン・ロンドン軍繻条約を破棄したのは何故か?
       条約離脱後に、大和を秘密で造り10年は優位を保つ?
       その計算は、かの高名な石川信吾の主張のようだ!
       が実際は5年ほどでそうはならなかった??

Q3 三国同盟に反対したのは、海軍が親米英だからか?
       海軍はドイツと仲が良い??  ソ連とも仲が良い??
       ドイツは日本陸軍を評価していない??

       海軍は南進の時に、ソ連を敵にしたくない!
       天皇が親英国である??
       海軍は三国同盟に反対した………

Q4 1940年の三国同盟に賛成したのは?
       独ソ不可侵条約により、三国同盟はソ連を敵にしなくてよい?
       米内、山本、井上の反対は、ソ連を敵にすることを恐れたから???
       この辺りは分り難いが………

Q5 真珠湾攻撃の着想は何処からか?
       山本五十六は日露戦争を教訓としている!!
       日露戦争は奇襲攻撃で始まった??
       旅順口の閉塞作戦も、もっと徹底的にやればよかったと!!
       山本五十六の頭の中では、旅順口の戦訓から真珠湾攻撃を思いついた??
       イギリスのイタリア艦隊の攻撃など、攻撃の戦訓は色々ある!!

Q6 「半年から1年は暴れて見せる」の意味は?
       山本五十六はは対米開戦に慎重であった!
       が最も頑固な英米協調者ではなかった??
       三国同盟に反対したことが、過大に取り上げられている?
       対米戦は、やれと言われればやりますと!!
       勝てる確信はないが、それなりにやれると???

平塚柾緒  之れも天命と言うべ可きか
運命の一日 「軍艦を三隻や五隻沈めたとて」
軍令部と連合艦隊の意見の相違がある?
空母6隻による集中攻撃である! 
山本五十六は職をかける??? 
それが真珠湾攻撃で使う魚雷の開発に成功した??
山本五十六は越後長岡出身! 
越後人特有の口の重さを言ったのは半藤一利!
日本海軍の年功序列が邪魔する!
南雲忠一??  小沢治三郎に山口多聞と人材はいる!
人事まで思い通りになっていない??

黒島亀人は手に入れたが、宇垣纒は押し付けられた??


1次(183機)、2次(167機)の攻撃で真珠湾は壊滅的打撃を受けた??
この戦火が記述されているが、艦船の戦果がある!
戦艦ネバダ、アリゾナ、ウェスト・バージニア、
テネシー、オクラハマ、メリーランド、

カリフォルニア、ペンシルバニア!
軽巡ヘレナ、ホノルル、ローリー!
その多数隻に、飛行機231機! 人的損害は死傷者3784人!!
飛行場への攻撃も計画通り完璧だったようだ………
日本側は飛行機29機、戦死54人で、
特殊潜航艇5隻に9名の搭乗員を失う!!
これが完勝と言わずして何を完勝と言うのか??
真珠湾攻撃の挿絵がある!! リアルである!!



野中郁次郎  真珠湾攻撃は真のイノベーションだったか
イノベーション??
新機軸。革新!
新製品の開発、新生産方式の導入、新市場の開拓、新原料・新資源の開発、
新組織の形成などによって、経済発展や景気循環がもたらされるとする概念!
狭義には技術革新の意に用いる。


野中郁次郎は良く知っている! 個人的には戦史が好きである?
「史上最大の決断---『ノルマンディー上陸作戦』を成功に導いた賢慮のリーダーシップ」
「失敗の本質」「戦略の本質」「国家経営の本質」「アメリカ海兵隊」
「失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇」らを読んでいる!
谷光太郎を推薦している???

真珠湾攻撃の中枢にあった軍人は、
若い頃に練習艦などで真珠湾を訪れている?
山本五十六は意図的に人員配置をしたと??

地元記者が調べている???
この真珠湾攻撃がイノベーションだったかどうか、
源田実に尋ねている?
どうもそうでは無さそうである??
大鑑巨砲主義から抜けきっていない?? 
そう言われると情けないが………
著者のアメリカ海兵隊の取り組みが有る!
20世紀の陸上戦における5大戦術革命
① 電撃戦
② 空挺
③ 水陸両用戦
④ 近接航空支援
⑤ ヘリコプター攻撃


成功は失敗の元??
ゼロ戦や大和など単体では優れていたが、
トータルシステムの戦いが出来ていない!!
司馬遼太郎!
リアリズム、現実直視の能力が欠如している?
現在は分析に頼り過ぎている??
形式知(文章・言語で表現できる、
客観的・理性的な言語知)に頼り過ぎている?



原田 要  山本長官の最後の胸の内を思う
空母蒼龍のパイロットであり、
真珠湾・ミッドウエーでは上空直衛を担当!
攻撃隊と一緒に行きたかったが、
「お前のような古強者が残らなければならい!」
そう言われて担当する!

ここで運命が著者を救う??  
ガタルカナルで負傷し、教官として終戦を迎える!
護衛機の重要さがある!  
戦闘機の方がスピードが速い??
護衛機のスピードに合わせるのが大変と言う??
一式陸攻2機に6機の護衛は少ない??


渡辺大助  ミッドウエーの敗北
読むに耐えないところである!!
山口多聞の即攻撃案をとっていればどうなっていたか?
恐らく勝っていたであろう?? 連度が高いパイロットたちである!
結果はどうか分からないが、スプルーアンスも勝負をかけて来ている!
ファイティング・スプリットである!
驕り、慢心である!  この教訓を日本の企業は取り入れていない!!
大本営発表の始まりである!!
粉飾決算ばやりである???



石破茂   「青磁の責任」と山本五十六
石破繁と言うのが面白い??
同じ様な年齢なので、話題に共通性がある??
ゼロ戦にグラマン、P38、F4U、P51、P47等が話題だった!
「ゼロ戦太郎」「ゼロ戦レッド」「紫電改の鷹」などの漫画は話題だった!!
山本五十六は文民統制の本質を理解している??
石破茂も防衛庁長官になっている??
イラク自衛隊派遣で責任も重さを感じている??
当時の「政治の無力」が、山本五十六の悲劇と言う!!
石破茂の言葉!!
「原発安全神話の崩壊も、戦前の日本の誤りも構図としてよく似ている!
 どちらも現場からの情報が伝わらず、政治が判断を間違った!」



金川千尋  山本五十六長官から学んだ「経営の本質」
信越化学工業㈱ 会長  大物が出て来た??
直接的は山本五十六と関係はない!

が、東京大学から博士号を授与された時、
役員一同から山本長官揮毫の掛け軸を贈呈されている!
毎日取捨して暗唱しているようだが………
時代の先を読むのは、先見性を育むのは建研だと!
経営人に求められる冷静な判断力、経験から構想を生み出す創造力、
組織を引っ張るリーダーシップを兼ね備えた方が山本長官と言う!!!

米国を侮っている人への反論がある!
米国人は正義感が強く偉大なる闘争心と冒険心が旺盛である!
科学水準と工業力を考えても、戦争すべきではない!

流石と言うべきなのか??

山本、ブーゲンビルに散る
ここで樋端久利雄が戦死している!
評価の高い人物である!

谷光太郎の本で知った名前である!
惜しい人を戦死させている?
「ヤマモトミッション」
見事に成功した?? その経緯を読んでいると辛くなるが………
宇垣纒は生き残った? これも運命なのか??
やはり善戦視察へは行くべきではなかったのか??


田草川弘  「もう騙し討ちとは言わせない」
先日、谷光太郎の『黒澤明が描こうとした山本五十六
映画「トラ・トラ・トラ! 」制作の真実』を読んでいる!
大変面白かった??
山本五十六の苦悩を描こうとしたようだ!
現在の山本五十六を批判する人間は気楽である?
当時の責任ある地位にいたわけでも何でもない!
後世の批判ぐらい無責任なものはないと!!

山本五十六と淵田美津雄!
首脳陣  7人の侍!
大西瀧治郎、源田実、草加龍之介、宇垣纒、福留繁、黒島亀人、渡辺安次

実戦部隊! 飛行機隊
淵田美津雄、村田重治、高橋赫一、板谷茂、嶋崎重和、江草隆繁、進藤三郎


日本の栄光と屈辱を象徴する、古典的な「男の中の男」
偉大な物語の滅びの美学!  

山本元帥を憶ふ!!
第一 非常な努力家である
第二 信頼の出来る人であった
第三 いつも明朗な人であった
第四 負けず嫌いな人であった
強い犬はほえないと!!


山本五十六 (山川Mook 5) ムック・手嶋龍一 他

2018年5月 1日 (火)

本・国民の知らない昭和史(2004/4)・堺屋太一・猪瀬直樹・半藤一利・大村芳弘・古川愛哲

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真珠湾での劇的な勝利が日本を敗北へと導いたとは、誰が予測しえたであろう。
されど、勝利に浮かれる大日本帝国の滅亡を開戦の五カ月前、
昭和十六年の夏に見越していた若きエリート集団も存在していたのである。
この国の舵取りを彼らに託していたなら、その後の未来はどうなっていたのだろうか…。
秘められた十三の謎に気鋭の作家・研究家が挑む。
好評の「国民の知らない歴史」シリーズ、昭和史戦前篇。

なかなかのメンバーである! それぞれが面白い!!
内容は下記の通りである!!

組織篇 PART1 日本海軍とは何だったのか   堺屋太一
組織篇 PART2 日本陸軍の「聖戦」          古川愛哲

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戦略・戦術篇 PART1 日本必敗 昭和十六年総力研究所の予測  猪瀬直樹
戦略・戦術篇 PART2 山本五十六の「不可解」な決断             半藤一利
戦略・戦術篇 PART3 栗田艦隊反転の謎                      大村芳弘
戦略・戦術篇 PART4 日本陸軍はアメリカの暗号を解読していた    福川秀樹
戦略・戦術篇 PART5 仕掛けられる戦争                        清谷信一

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兵器篇 PART1 大鑑巨砲を生かす術        吉岡 平
兵器篇 PART2 ドイツから買ったタイガー戦車   梅本 弘
兵器篇 PART3 連合艦隊の終戦            多賀一史

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世相篇 PART1 日本的発想の世界大戦   荒巻義雄
世相篇 PART2 戦前期の少女たち        西沢敦夫
世相篇 PART3 鬼畜米英はなぜうまれたか 保坂正康


それにコラムがある!!
▲一分でわかる昭和史▼
帝国陸海軍の成り立ち
太平洋戦争の流れ その1
太平洋戦争の流れ その2
戦前の世相

組織篇 PART1 日本海軍とは何だったのか   堺屋太一
陸軍の独走で戦争は始まった??
保坂正康は、はっきり言う! 海軍も戦争したかったんだと!!
全海軍挙げて反対すれば戦争はなかった???
戦争に反対するのは、資材が無いと言えば陸軍が資材をまわすと!
アメリカやイギリスは戦時には人事を入れ替える。
日本は、平時同様のままだったと!
日本の軍隊は、世間成績・記憶力が良い人間、几帳面な連絡調整に根回しの丁寧な人間のみが、出世する!
こう言う人間は下記のようになる!!
① 即断即決が苦手である!
② 試験成績の良い人間は答えのない問題を解くのが苦手である!
③ 過去の成功体験から抜け出して、新しい発想が出来ない!
④ 出世主義の人間になる!
最後は滅びの美学に走る!

企業では、社内融和ばかりに腐心して、利益追求を忘れている??
連合艦隊の完膚までの敗北を喫した………
そこから学ぶものは多い!!!


組織篇 PART2 日本陸軍の「聖戦」    古川愛哲

イスラムとの連携が記述されている!
今もそうなんだろうが、日本はイスラムを理解していない??

戦略・戦術篇 PART1 日本必敗 昭和十六年総力研究所の予測   猪瀬直樹
これは面白い! アメリカの対日計画 オレンジプランはだいたいその通り推移した!
昭和十六年総力研究所の予測のだいたいその通り推移した??
初戦の勝利に、商船隊の壊滅に、ソ連参戦まで予想した!
真珠湾攻撃と原爆は予想しなかったが………
日本も一応は研究していた思った? やみくもに突入したのでは無さそうであるが………
予想を考えると戦争出来ない!!
滅びの美学なのか?? 精神論がはびこっている!
「負けと思った時が負けである!」
大和魂がある!! ならば敵にもヤンキー魂がある!
武士道に対しては騎士道がある! 一方的にしか考えられないようだ………

戦略・戦術篇 PART2 山本五十六の「不可解」な決断    半藤一利
半藤一利である! 山本五十六の崇拝者なのか??
「長期不敗の体制」 痴人の夢と言う!!

連合艦隊VS軍令部!! 作戦の対立がある!!
真珠湾攻撃により連合艦隊にも慢心がある!
真珠湾攻撃に失敗した時の作戦計画はあったようだが、これほどの大勝利である!
作戦計画は4つ!!
① インド洋
② ハワイ
③ オーストラリア
④ ミッドウェー
この時に本土空襲がある!
これによりミッドウエー攻略作戦が発動される!
この本では黒島亀人は出て来ない!
戦後、ミッドウエーなど負ける戦いでは無かったと!!
しかし戦艦11隻、空母8隻、巡洋艦21隻、大小の艦艇は200隻。
航空機500機が参加する!  これだけの兵力を太平洋で動かす!!
日本の作戦は巧緻である! アメリカを迷わす!
二兎を追う! アリューシャンとミッドウエーである!
兵力を集中しないで分散している!! それに時間が決まっている?
余程緊張感がなければ成功出来ない!!
真珠湾攻撃の成功と、珊瑚海海戦の勝利でアメリカを舐めている!
それに対してアメリカは、空母が太平洋にいなくなる危険をおかして戦いに挑んだ!!

戦略・戦術篇 PART3 栗田艦隊反転の謎   大村芳弘
世紀の謎である!!!
そもそもなぜ栗田健男が司令官だったのか??
平時でに人事のままである!!
半藤一利の本にあったが、ウィンストン・チャーチルである!!
「栗田は疲れていたのであろう!!
この栗田と同じ立場に立った人間のみが審判者たる資格を持つ!!」

それまでにも戦意不足で逃げたと思われている提督である??
目的を理解していなかったと言われている!
何を言ってもむなしいが………
沖縄特攻の戦艦大和では、最終的に伊藤司令官は引き上げの許可を貰っている!
結果、雪風などが生き残れた!
が栗田艦隊は変に解釈したのではなのか?? 結局は燃料だと言っている!
これこそ、艦隊融和ばかりに腐心して、目的追求を忘れている??

戦略・戦術篇 PART4 日本陸軍はアメリカの暗号を解読していた  福川秀樹
この話は知っているが、大変興味深い!
実際に戦後の調査時に、アメリカの暗号を解読したようだ………
この本には大島浩駐独大使の暗号が解読されていた話は無い!
が、海軍と外務省の暗号は筒抜けになっていたようだ!!
山本五十六に対する攻撃、ミッドウエーの敗戦がある!
陸軍は頑張っていたようだ!!
実際に解読されたアメリカは相当ショックだったようだ!
暗号解読なんて変人しか出来ない!

まともな人間なら出来ないのでは?????
アメリカやイギリスは能力のある人間をもっていっている!
精神主義の陸軍だが、暗号化毒を見るとそうでは無さそうである??

戦略・戦術篇 PART5 仕掛けられる戦争   清谷信一
疑わしいアメリカの正義!!
正義あるところに力は無く、力あるところに正義はある!!
アメリカの戦争の正義はイカなるものなのか??
スペインとの戦争、イラク開戦、アフガニスタン開戦………
勝者が全てを裁く、アングロサクソン方式の見直しに来ている??

兵器篇 PART1 大鑑巨砲を生かす術    吉岡 平
戦艦にな戦艦の、空母には空母の、巡洋艦には巡洋艦の、
それぞれの立場がある!
それらを組み合わせて戦う! が、日本はそれが出来なかった!!
アメリカは大きい艦に小さな艦はぶつけない!
日本は小が大を倒すことがロマンである!
ガードが上がればボディーを、ボディーに下がれば顔面を打つのがアメリカ流!
日本はガードの上から倒すのが日本のスタイルである!
戦艦同士の対決は、日本人の死生観に合うと言う!!

勝ち方にこだわるようだ! 
石田三成が堂々と戦野で家康を討つのにこだわり負けたのもそうなのか??

兵器篇 PART2 ドイツから買ったタイガー戦車  梅本 弘

ドイツからダイムラーベンツの高性能エンジンをライセンス生産している!
が上手く行っていない? 陸軍三式戦闘機飛燕のエンジンである!
日本の戦車はクレーン、輸送などから重量制限されていた!
それなのにタイガー戦車を買っていたとは………
運べななかったようだ! 当たり前である!
詳細を詰めれば、現実的には日本での製造は無理なようだった………
戦車については、司馬遼太郎のエッセイが面白い!
現実に戦車に乗っていたので現実味に信憑性がある!

ドイツには戦車回収補給部隊があった!
アフリカではこの部隊をイギリスは狙った!
イギリスの戦車も回収する!
現在ではイスラエルか?
技術も無いのに製造できない???

兵器篇 PART3 連合艦隊の終戦   多賀一史
そのほとんどを失った連合艦隊!
引き上げ船として活躍し、軍艦は抽選で各国に引き渡された!
もっとも有名なのは、駆逐艦雪風に戦艦長門である!
雪風は台湾に引き渡されて活躍した!
戦艦長門は原爆実験に使われて、その耐久性を評価された??
連合艦隊最後の戦いである???

世相篇 PART1 日本的発想の世界大戦   荒巻義雄
荒巻義雄とは意外な名前なのか??
日本は単一民族なので、他民族との軋轢に鍛えられていない!!
指導者に強靭な理性がない!!
誰も反対しなければやりましょうか???
太平洋戦争も、海軍は反対しているようで反対していない!!
今日の官僚と同じで、軍部は責任を追及されない??

世相篇 PART2 戦前期の少女たち    西沢敦夫
これを読んでいると、戦前も今も変わらない感じがするが………
女子プロ野球もあり、プロマイド熱!

世相篇 PART3 鬼畜米英はなぜうまれたか 保坂正康
昭和史と言えばやはり半藤一利に保坂正康である!
保坂正康は陸軍省軍務局の幕僚にインタビューしている!!
東亜の安定を言ったのは、日本の戦争遂行の為で、そんな力は日本にはない!!
日本の戦争指導はきわめて曖昧のようだ!
軍人勅諭、戦陣訓、決戦訓!!
軍人感覚で戦争が行われて、国民イコール兵士と言う国民観である!
客観的に負けを認めない!
負けを認めないから、一億総玉砕になる!!

相手を憎む為のスローガンが「鬼畜米英」である!
偏狭な考えで、日本は東亜の開放を目指したと大声を上げる政治家がいる!
が、日本の占領地の行政をもう少し偏狭的な物を排除すべきだったと!!

国民の知らない昭和史・猪瀬直樹・半藤一利・大村芳弘・古 愛哲2

2017年7月11日 (火)

本・指揮官の決断  その一瞬が勝敗を分けた!(2001/9)・三野正洋

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第2次世界大戦、ベトナム戦争から湾岸戦争まで、
勝敗の帰趨を決する判断を下した男たち34人のユニークな人物論。
勝利するリーダーの条件を徹底研究する。


かっての事務所に行った時に出て来た本である。
読み返してみたくなった………
三野正洋はよく読んでいる。 兵器を分かり易く比較してくれる!!
そう言う意味で初めて読んだのは、「戦艦VS戦艦」 だった………
「戦闘機VS 戦闘機」 「戦車VS戦車」 なんかメチャメチャ面白かった。
機銃の種類と、選ぶ国民性もあり楽しい本だった!

興味深い話がある。 いくつか取り出してみる!
指揮官の決断である。 主に負けたほうの決断が多いが、無駄に兵が死ぬのは情けない!
ドイツの話である。
ポッケト戦艦の自沈。 戦艦ビスマルクの撃沈。 スターリングランドのパウルス将軍。 
バトル・オヴ・ブリテン。 戦艦テルピッツの撃沈。
成功例は戦艦グナウゼナウとシャルンホルストの海峡突破!!
 

これはヒトラーの作戦である??
ドイツは海洋国家ではない! 急速に海軍を増強、整備した!!
数百年の海洋国家、イギリスは海軍魂がある。 見敵必戦の精神がある!
日本にもあるが、結果からすればイギリス、アメリカとは違う!!
戦艦ビスマルクを撃沈する為に何隻投入したのか??
読んでいると、海軍に関しては、ドイツ海軍の提督は戦闘意欲に欠けている!
指揮官の決断による結果が恐ろしい??
パウルス元帥はどうすべきだったのか?? やはり撤退すべきである!
相手が悪かった?? ソ連でなければ結果は違ったのか??
ゲーリング元帥にも言及している。 バトル・オヴ・ブリテンの分岐点。 

ロンドン空襲がそのようだ!!
軍事目標に絞るべきだった?? 
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日本の場合もある。
山口多聞。 木村昌福。 樋口季一郎。 牟田口廉也。 栗田建男とある。
やはり山口多聞は生き残るべきだった………
木村昌福に樋口季一郎は、日本では有名でない??
がやった事は普通の事ではない!
キスカ島の撤退に、ユダヤ人を救い、北海道でソ連と闘っている。
日本はもっと誇ってよいと思うが………
インパール作戦の牟田口廉也がいる。 

無謀な作戦を実行し、中止を「私の顔色から察して欲しかった」
日本はこう言う事から直さなければならない!
真珠湾攻撃前の暗号電報をへました外交官の処遇。
辻政信も処罰するべきだったと思うが………

レイテ沖海戦の栗田建男はどうなのか??
全て本人の問題である! 逃げたと言われても仕方がない!
ただ著者の分析がある! 戦争をしている! 

この時期に海軍艦艇が何もしないのは問題である。
大和沖縄投稿もそのようである。 これは連合艦隊司令部の問題である、
小沢治三郎に及川古志郎である!

イタリア、ムッソリーニの決断がある!
第2次世界大戦への参戦である。 タイミングは申し分ない時期だったようだ!!
己を知らな過ぎた?? 著者の本に、「地中海の戦い」 がある。
イタリア軍の戦いの状況が良く分かる。 地中海を我らの海から池にした??
個人的には有能な軍人もいるが………
どうすればよかったのか?? 洞ヶ峠の筒井順慶で行くべきだったか??

ノルマンデーのアイゼンハワーの決断がある!!
これについては他の本での知識がある。
「遠い橋」 モンゴメリー将軍のエゴなのか??
何の意味の無かった作戦で失敗した??

ミッチェル准将にルメイ大将。 空軍の作戦を決定した??
ミッチェル准将が考え、ルメイ大将が実行した! 

焦土する無差別爆撃を決断出来るのは凄いが………
おかげで日本は灰になった??

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第二部は戦後である。
朝鮮戦争のマッカーサー。 フランスのベトナム敗退。 ベトナムのアメリカ大使館占拠。
中東戦争。 ソ連のアフガン侵攻。 湾岸戦争。 ソマリアの人道的支援。
特にベトナムのフランスの 「ディエン・ビエン・フー基地」 が興味深い!
ここにベトナム支配の巨大な基地を造る。 がベトナム側も戦略家がいる。
ここを取った方がベトナムを支配出来る。
ロジェステックの問題がある。 そう言う風にして撤退になった………

著者のファンであるので、面白く読めた!!


指揮官の決断  その一瞬が勝敗を分けた!・三野正洋

2017年6月29日 (木)

本・沈黙の提督井上成美 真実を語る・新名丈夫

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後二十五年、公式の発言をひかえ、ひたすら沈黙を守った
最後の海軍大将・井上成美。軍務局長、航空本部長、艦隊司令長官、
海軍兵学校長、終戦内閣の海軍次官を務めるほか、
海軍切っての知性派として知られ、日米開戦の回避と早期終戦に尽力した。
清貧の暮らしを送る提督が、初めて沈黙をやぶり筆者と対談した貴重な証言を収録。
海軍報道班員として戦地へ赴いた体験を軸に、
陸海軍双方の内部事情に通じていた筆者ならではの興味深い証言とエピソードを織り込んで、
太平洋戦争の実相に迫る。

 

著者は毎日新聞の海軍記者である。
実際に従軍している。それだけに貴重な体験の持ち主である!
そして「竹槍では間にあわぬ!」
の記事で、懲罰召集される寸前だったようだ。
東条英機はそう言ういやらしい事を良くやったようだが………
その時期に誤魔化す為に召集された兵は全員戦死したようだ!
井上成美との対談から始まる。  貴重な証言となっている。
井上成美と言えば、イタリアとの同盟に反対した。
実際にイタリアで、行軍していた兵が、
雨がぱらついた時蜘蛛の子を散らすように雨宿りをしたようだ。
何処の国の軍隊でも少しの雨ではそのまま行軍する。 
イタリア信用ならぬと言う事なんだろう………
三国同盟に反対する!  「ヒトラー わが闘争」を原書で読む!
チョッと頭が良過ぎるのでは!

 

太平洋戦史をコンパクトにまとめている!
よく言われるアメリカの罠にかかった!
ルーズベルトは真珠湾攻撃を誘導した??  日本は騙されたと言う!
この話を聞く度に思う。
いろいろ事情があると思うが、開戦は今しかないと言って踏み切ったのでは!
海軍の対米比率、かき集めてこじつけて6割9分何がしだったと思う!
ほぼ7割になる。
石油の貯蔵量も開戦時期は今しかないと!

 

日本単独での勝ちは思っていない。
ドイツの勝ちに乗じる!  他力本願である。
どう終戦に持って行くかの案も無い???

 

それで開戦に踏み切った。  わざと真珠湾を攻撃させたと言う。
日本は作戦通りに真珠湾を攻撃して成功した。
空母を撃ち漏らしたのは、アメリカがそうしたからではない!
たまたまそうなっただけである。  日本の作戦は成功した!
なのに騙されたと言うのは問題である!
日本の攻撃をアメリカが待ち受けていたと言うのであれば、
騙されたと言っても構わないと思うが………
アメリカの策略と言うのは間違っていると思うが・・・・・・・・

 

日本の潜水艦の使い方!
インド洋で商船を狙い80隻撃沈している
昭和17年1月から18年末にかけてだが・・・・・・・・・・  
これが太平洋であればもっと良い!
潜水艦を輸送船代りに使用して消耗する!
大型で遠洋航海できるように設計されているが、居住性と音に対する配慮がない!
音で直ぐに見つかったようだ!

 

神格化と言う事がある。 東郷元帥!
逆らえなくなる!  問題も多かったようだが・・・・・・・・

 

ミッドウエー海戦!
ガタナルカナル島攻防戦!
陸海軍の対立!
「谷光太郎の著書にあった、海軍は全力を挙げて陸軍と戦い、その余力で戦争している!」
機材に人材の奪い合いもあったようだ!
神風特別攻撃隊!
沖縄戦!
終戦!

 

流れに従って分かり易く、体験を交えて説明されている!
あら探しをする分けではないが、
グラマンF6Fヘルキャットをゼロ戦を研究して造ったとあった。  
多分、F8Fベルキャットの事と思う!
ゼロ戦の後継機、烈風!
これの開発にはエンジンの問題があった。
そう言うトラブルが無く、1年早く完成していたら戦局は変わっていた????
それも無いだろう・・・・・・・・
烈風は艦上機である。局地戦闘機は紫電改がある。
そんな戦闘機製造能力があったとは思えない!
戦局を変える程の兵器は無いと思うが・・・・・・・

 

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沈黙の提督井上成美 真実を語る・新名丈夫

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2017年5月10日 (水)

本・マッカーサーと日本占領(2016/4)・半藤一利

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本書は占領期日本の光景を、生々しい写真で伝えることから始まっている。
著者は、「マッカーサーの顔なんか見たくもない」と言う。
マッカーサーによる6年足らずの統治下において、いまだに、憲法問題、国防問題、
教育問題、沖縄問題、人権問題などなど、世論を二分して、この国を揺り動かしている。
先の大戦から70年を経て、“あの時代"に行われたことを振り返っておくべきである。
著者が祈りを込めて贈る、「日本のいちばん悲しかった日々」。
昭和史の大家としては言い分がある。 ご意見番でもある!!
自書のあとがきで述べていたが、太平洋戦史を書いている。 
いくつか抜けているが………
満州事変からの陸海軍。
ノモンハンの夏。
真珠湾の日。
山本五十六(真珠湾、ミッドウエー、南太平洋会戦)
遠い島 ガタルカナル。
ルンガ沖夜戦。
レイテ沖海戦。
原爆の落ちた日。
ソ連が満州に侵攻した夏。
聖断。
日本のいちばん長い日。
日本国憲法の二〇〇日。
昭和史。
大きくは、インパール作戦、マリアナ海戦、沖縄決戦と抜けている。
抜けているとは言え、要点は書いていると思うが………
それにあまり読みたくない内容でもあるが………
本書は、『続・日本の一番長い日』である。
内容は下記の通りである!!
前口上  神社と銅像
第一話  「青い眼の大君」の日々
第二話  昭和天皇の“戦い”
第三話  十一回の会談・秘話
第四話  「ヒロヒトを吊るせ」
第五話  本間は断罪されねばならぬ
あとがき

 

前口上にある。
憲法問題、国防問題、教育問題、沖縄の基地問題、人権問題は、マッカーサー統治下のわずか6年の間にもたらせた!!
日本は12歳の意味も馬鹿にしたもののようではない!!
占領下の日本に来るのも計算されていたようだ。 演出家である???
日本に来てホテルでの食事を見て手を付けなかった。
今の日本では、これが出せる食事と言われて考える。
たった1個の玉子しか見つからなかった。
マッカーサーは、日本で食料を調達してはならない。軍用食しか食べるなと命令した。
日本の占領司令官として、アメリカ一国と言うのは日本にとって良かった??
ソ連が自分のところの司令官を送り込もうとしたら、ソ連は2日」(?)しか戦っていない。
と言う事で断られた。 おかげで分断されずに済んだ!!
マッカーサーにとっては最後のご奉公になる!! 神の導きを感じる。
トール―マン大統領は、ミズリーの農家出身の中尉として、マッカーサーの部下だった。
マッカーサーは、「部下が仰ぎみる存在とは、良く目立つこと」を信条としている。
こう言う二人なら対立はするはずである!
マッカーサーは政治家と言った方が似合っていたようだ!!
明治の軍人に会っている。 
ミニッツ提督も同じような事を言っているが、同じ軍人とは思えない!!
それぐらい違っていたのか??
天皇の日本人に対する影響を理解している。
天皇との関係が記述されている。
実際に天皇とマッカーサーの対談の内容は良く分からないようだ!!
昭和史、歴史探偵は推理する。
この章は読んでいても興味深い!
日本本土に基地を造ることをィアヤがった。
沖縄に基地と言うのは天皇の意思だったようだ!!
それで特に天皇は沖縄に行こうとした!!
戦略的、戦術的に見ても沖縄が正解のようだ………
謝りにか???
そうすれば沖縄はどんな反応を示したのか??
「映画・終戦のエンペラー」がある。 マッカーサーはトミー・リー・ジョーンズが演じている。
この時の調査に、フェラーズ准将がいる。
マッカーサーは、天皇を吊るせと言う軍人より、フェラーズに任せた。
海軍は吊るせと言う。陸軍は慎重である??
マッカーサーがいたから天皇は守られた??
占領政策に天皇の影響を考える。
毎日のように助命の手紙がマッカーサーに来る。
天皇とも会う!!
マッカーサーも天皇を利用する。
オーストラリアは天皇戦犯論である。
ちょっと気分が悪くなった………
オーストラリアには行かないつもりである!! 関係ない………
マッカーサーの人物が記述されている。
過剰な自信がある??
成績優秀であり、上司たちもマッカーサーより成績が悪い??
「アイ シャル リターン」
日本侵攻については、海軍案と陸軍案がある。
台湾から本土へまっすぐに侵攻するのが海軍案。
フィリッピンにこだわったのがマッカーサー!
「アイ シャル リターン」にこだわったのか??
これが本間、山下両将軍を許さなかった理由なのか??
勝者が敗者を裁く裁判である!!!
結局本間将軍は、絞首刑から銃殺刑に変えられた!
これは慈悲なのか??????????
マッカーサーと日本占領・半藤一利

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