書籍 空軍

2022年5月28日 (土)

本・ロッキード戦闘機―「双胴の悪魔」からF104まで(2005/5)・鈴木五郎

F104_2


『スピード優先のロッキード社』
として他社の追随をゆるさぬ速力重視の思想を研鑽させた名門航空会社!
空中戦闘に一撃離脱戦法を確立させた高性能戦闘機P38ライトニングから、
その後のF104、SR71にいたる軍用機!
そして世界中の航空路を天駆けたコンステレーション、トライスターなど、
旅客機までを徹底研究!


子供の頃から双発、双胴の戦闘機に興味がある??
デ・ハビランド・モスキート、月光、屠龍………
そしてP38ライトニングである!!
アメリカのワシントンDC・スミソニアン国立航空宇宙博物館で、P38の模型を買った!!


P51_p38 P38・P51

 

P381 P38

 

P38_2 P38

 

P38_3 P38

メイドインチャイナは気に入らなかったが………
ついでにP51も買った!!
三つ子の魂、百までである………
このロッキード社の話である!!
著者の本は、グラマンに次いで読む!
内容は下記の通りである!!

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はじめに
➀ 創始者・ローグヒート兄弟
② 高速長距離機で名を挙げる
③ DC2を抜いた「エレクトラ」
④ 夢の重戦・P38に取り組む
⑤ 戦場を制圧した「双胴の悪魔」
⑥ 山本長官機を撃墜!
⑦ 米ジェット戦の先駆者・P80
⑧ 旅客機のジェット化に遅れる
⑨ F104の虚像と実像
⑩ 隠密偵察機・U2の失敗
⑪ 「トライスター」の悲劇
あとがき



何と言ってもP38ライトニングである!
昔読んだ、「マーティン・ケイディン ドッグ・ファイト」
ラバウルがモデルで、日米の撃墜王が対決する!!
アメリカのエースは、P38を選ぶ!!
大変面白い小説であるし、P38について詳しかった!
マーティン・ケイディン、以下の二冊はまだ持っている!
早く読みたい………
『双胴の悪魔:P-38』 (1980、朝日ソノラマ)
『B-17空の要塞』 (1968、フジ出版社)
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グラマンもそうだったようだが、ロッキードも町工場から出発している!
日本の中島飛行機も中島知久平が始めた町工場みたいなものである!
その中からのし上がっていく………

ローグヒート兄弟はロッキードとしていたが、アメリカ人はローグヒートと呼んだ!
アメリカと日本は空冷エンジンである!!
アメリカは「タービン過給器」を実用化しようとしている??
日本は終戦近くまで実用化できなかった………
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時代は、ニューヨーク~パリ無着陸飛行に、リンドバーグは成功している?
ロッキードは、傑作機 『ベガ』シリーズで勝負する!!
当時の民間機のスピード記録を更新して行く………
エンジンが強力なる! それにつれて機体強度も必要になる?
木製から金属製へと置き換えられる………
ハワード・ヒューズに、女性飛行士メリア・イヤハートらが飛ぶ!
「ベガ」「エアエキスプレス」「シリウス」「オライオン」「アルテア」………
この時期は潰れる航空機会社も多い??  多過ぎるのか??

Photo_3 ベガ

戦闘機から旅客機を開発する!
ダグラスDC2、ボーイング247らに続き、「エレクトラ」が開発される!
双発の双垂直尾翼である!!
なんか、ズングリむっくりである!
「スーパーエレクトラ」がある!!
旅客機として日本も採用する!
双発の低性能に業を煮やした陸軍は、川崎にコピー生産を命じる!
コピーではなく、ライセンス生産と思うが………
輸送機として活躍する!! 
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Photo_4 エレクトラ
「スーパーエレクトラ」の爆撃機改造は、「ハドソン哨戒爆撃機」になる!
又、さらに改造して、「ロードスター」が開発される!
さらなる改造で、陸軍にはベガ37「ベンチュラ爆撃機」
海軍はベガPV1「ベンチュラ哨戒爆撃機」を採用する!
四発旅客機「エクスカバリー」「コンステレーション」らの開発に遅れる??
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1935年  フランスのモラン・ソルニエMS406
       ドイツのBf109
           イギリスのホーカー・ハリケーン
1936年 スピッツファイヤー
アメリカは、セイバーP35、カーチス36らがあるが、性能的には劣る??
カーチスP40は1936年に手がつけられる??
アメリカらしい選択か?
時速600㎞の高速の重戦闘機を計画する!
速度はロッキードが得意である!!
高速にするためには大馬力のエンジンがいる!
一つより二つの方が強馬力になる!
双発に計画されるが、6つほどの試作機がある!

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38

その中で双発・双胴三輪式が選ばれる!

上段の右の計画である!!
機首に機銃を集中できる!!
これからは、対爆撃器用に強力な武装が必要となる!!
最初の計画は23ミリ機関砲に、12,7ミリ機銃4門である!
スピード重視の強武装である………
日本にもこの戦闘機の情報は流れる………

「こんな図体の大きいスピードがとりえの重戦闘機でなになる!
 日本の格闘性の高い軽戦闘機で巴戦に持ち込めば少しも恐れることはない!」

思想が違う戦闘機でり、排気タービンの恐ろしさを知らない発言である!!
プロペラは左右逆回転になる! 同じでは操縦性が片寄ると思われた?
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イギリスがこれを欲しがったが、過給機なしのタイプしか輸出できない?
それではやはり使えない??? しかし「ライトニング」と言う名称を与えた!!
武装は20ミリ機関砲に12,7ミリ機銃4門が基本となる!
高速性を活かして写真偵察機になる!!
モスキートと同じか???
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最初は自動車と同じく、転輪式のハンドルである!
これを知った日本の関係者は、バカにしたようだが………
後に改められたようだ………

改良に派生型も多数つくられる?
戦闘爆撃型、複座の夜間戦闘機型………
航続距離も増加し、エンジンも強力になる??
と言ってもアメリカ、アリソン社の液冷エンジンである!!
著者も記述しているが、ロールス・ロイス、マーリンエンジンに換装したらどうだったか?
P51ムスタングもエンジンを換装してから高性能機に生まれ変わった!
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日本との戦いでは、格闘戦に巻き込まれれば負ける!
当然、一撃離脱型の戦闘方式なる!!
ヨ-ロッパでは、北アフリカ戦線で、戦闘爆撃機、地上襲撃機で活躍する!
航続距離を活かして、ドイツへの爆撃機の護衛に付く!
が、やはり護衛としてでは、ドイツ戦闘機との戦いではやはり分が悪い?
P47と同様に爆弾の積載能力がある?
これを活かしている!
高速で高空から急降下して攻撃する!
それに耐えれるのが、アメリカの戦闘機の頑丈さである!!
アメリカ好みの戦闘機であり、1万機近く製造されている!!
どうも初めて音速を突破したようだ?? 参考記録か??
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アメリカのパイロットは一定期間戦えば休養を与えられる!
日本にドイツは戦い続けさせられる???
撃墜機数は、ドイツが多過ぎる???
誇張されているが、ドイツは厳格だったようで、数字は信じられている!!
が、独ソ戦開始当初のソ連の技術は低く、ここでの大量撃墜がある!
現にドイツ空軍は、理由はあるがドーバー海峡の制空権を握れていない?
バトル・オブ・ブリテンに負けている!!
ドイツへのイギリス、アメリカの爆撃についても、

爆撃を諦めさせるほどの損害は与えていない??
東部戦線から西部戦線へ移動したパイロットも、多く戦死している??
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山本五十六を撃墜したのはP38!!
この話はあまり読みたくないが………
アメリカのエースはP38が多い!
ゼロ戦との戦闘も、P38の特徴を生かした戦いになる!
数で勝負したのではない??
勝つための戦いをしている???
終戦後、厚木基地に最初に着陸したのは、P38だったようだ………
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後半はジェット戦闘機の話である!!
ロッキードP80シューティングスター !!
スピードには定評のあるロッキードが開発する!
現在の戦闘機から見れば古い感じがする?
朝鮮戦争に参加する!!
ミグ15と戦闘するが、ノースアメリカンF86セイバーに移行する!

P80 P80
2
「ベンチェラ」を改造して「ハープーン」哨戒爆撃機が造られる!!
日本にも供与される!!
「ネプチューン」 長距離哨戒爆撃機としては高性能機である!!

「コンステレーション」を改造した高速の輸送機C69!
「ダグラスDC4」を改造したC54!
戦後になると戦争特需は終わり、経営が苦しくなる??
旅客機の開発を行うが、ジェット化に遅れる?
長距離軍用輸送機「コンスティチューション」
これは失敗か??

F80からF94A全天候戦闘機を制作し、F86Dまでの繋ぎになり朝鮮戦争にも参加する!
XF90を製造するが、これはモノにならない???
アメリカの90番台の戦闘機はあまり名前が残っていない!
80番台から100番台に跳んでいる???
VTOL垂直離陸機は失敗する!!

F104、最後の有人戦闘機を開発する!!
ミサイルに小さな翼が付いている??
最後と言うだけあって、戦闘機がせれ違ったら勝負がついている??
旋回して再度戦うと言うことを考えていない??
アメリカでは航続距離などの関係で使われずに、各国で配備された!!
オランダ、西ドイツ、日本………
よく事故を起こす?? パイロットが死亡し、未亡人がデモを起す!!
「後家つくり???」
この戦闘機はよく見る!!
海外でもオランダ、ドイツに配備されている!
F104
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このF104が、グラマンF11と次期主力戦闘機の争う!!
最初はF11に決まったが、逆転でF104になる!!
源田実の名前が出て来る???
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「C130E  ハーキュリーズ」
「C141   スターリフター」
「C5A   ギャラクシー」
攻撃型高速ヘリ「AH56 シャイアン」は中止!
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かの高名なU2はソ連で撃墜される!
次に、SR71戦略偵察機、マッハ3に高度は3万キロまで達する!

 

Sr71 SR71

SST 超音速旅客機は開発中止になる!

旅客機の争いには、遅れて無理する?
「トライスター」売り込みに無理をし、日本で田中角栄問題を起こす!!
Photo トライスター

アメリカの航空会社は合併を繰り返している?

現在は数社、三社にまとまっている??
ロッキード・マーチン社はF35が採用されている!
「C130 ハーキュリーズ 軍用輸送・多目的機」
「P3C  オライオン 哨戒・偵察機」

Photo_2 オライオン
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ロッキード戦闘機―「双胴の悪魔」からF104まで・鈴木五
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2022年5月27日 (金)

本・グラマン戦闘機―零戦を駆逐せよ(2012/7)・鈴木五郎

Photo


偉大なる国力を背景にして、その重厚な性能を太平洋の空に,
遺憾なく発揮した傑作機ヘルキャット!
1930年代から手がけられた艦上戦闘機の頂点に達したF6Fの誕生までの
グラマン社開発者の苦難の道のりを描いた話題の技術戦記!
日本機群を壊滅させた“実力の名機”の全貌を写真・図版を駆使して詳解する!


カテゴリーを追加する!!
書籍 スパイ
書籍 戦略戦術
書籍 海軍
書籍 特殊作戦
書籍 空軍
書籍 軍人
書籍 陸軍
個人的には戦闘機が大好きである!!
空軍に関しては多くある…………


零戦のライバル、グラマンである!!
グラマン鉄工所と言われるぐらい頑丈である!!
このグラマンの物語である!
今はグラマンの名前は単独では残っていない!!
ヨーロッパの航空博物館に入っている!
このF6Fヘルキャットはまだ見ていない!
いつか見てみたいと思っている??
内容は下記の通りである!!


はじめに 米海軍の名機「ヘルキャット」
➀ ビヤダル型戦闘機のデビュー
② F4F苦難の開発
③ 「零戦」と対決して敗退
④ F6F「ヘルキャット」誕生
⑤ 日米、空の死闘
⑥ 太平洋の空を制す
⑦ “零戦神話”の崩壊
⑧ 朝鮮戦争とグラマン
⑨ その後のグラマン社
あとがき



グラマンの戦闘機である!!
FF    フィフィ
F2F
F3F   フライング・バレル
F4F   ワイルドキャット
XF5F  スカイロケット

F6F   ヘルキャット
F7F   タイガーキャット
F8F   ベアキャット
F9F   パンサー / クーガー
XF10F  ジャガー
F-11   タイガー
F-14      トムキャット


ネコ類か???
第二次世界大戦でゼロ戦の相手をしたのはグラマンである!
艦載機で広い太平洋で戦うために、お互い航続距離はある?
空冷エンジンを積んでいる!
ヨーロッパは液冷エンジンが主体である!
が、アメリカと日本は空冷重視である!
巨大な航空機を大容量のエンジンで引っ張る!
持てる国の戦闘機である??
最近ヨロ―ッパの航空博物館に行っている!!
複葉機も見る………
穏やかなものである………
それが猛禽類になっている!

ルイ・ランドル・グラマンは海軍で操縦士の資格を得て、航空機設計技術を学ぶ!!
テストパイロットもこなして航空機会社を設立する!!
1930年、総勢、社長を入れて22人の町工場から出発である!!


日本の中島飛行機もそうだったが………
アメリカは航空機会社が多い!
ロッキード、グラマン、カーチス、ベル、ノースアメリカン、ダグラス、
ボーイング、マーチン、コンソリデーテッド、ノースロップ、リパブリック………
まだある!!
これが競争して試作機を造る!
その中の優秀機を採用する?? 建前は………
複葉機で水陸両用機もある? フロートに車輪が付いている?
そのなかで、艦載機としてF2Fが採用される! 空飛ぶタルである??
複葉機である!
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F2f F2F

F3Fも複葉機である
F3f F3F
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F4Fは見慣れた戦闘機に仕上がっている!
これが量産されて、輸出もされる??
イギリスは、マートレットとして採用する!
アメリカはF4Fワイルドキャットである!! 山猫???
これが艦載機でゼロ戦と対決する!!
当初はゼロ戦が有利である!
がアメリカは戦法を研究する!
サッチ戦法である!! これによりアメリカはゼロ戦と対決できる!
日本は相変わらず個人芸である??
練達のパイロトがいる時期は、格闘戦になればゼロ戦は強い!!
珊瑚海海戦でアメリカはF4Fで戦う!
この海戦は日本が戦術的には勝利した??
4 F4F

双発のXF5F スカイロケットが開発されるが、ヴォートF4Uが有利である!
高速で一撃離脱型か?  運動性は多少犠牲にしている??
が、思ったような性能は発揮できていない?
ヴォートF4Uも着艦の視界が悪かったようだ………

5 F5F

F4u F4U

グラマンは、オーソドックにF4Fを大きくしたF6Fヘルキャットを開発する!! 化猫!
F4Fを改良している!  高速であり武装も強化されている!
武装はアメリカは12,7㎜機銃で統一されている!
初速が早く、まっすぐ飛ぶ!
ブローニングNG53と言う!!
日本の20㎜機関砲はまっすぐ飛ばない???
ミッドウエー以降に登場する!!
主役となり、大活躍する!!!
F6Fに日本は5156機撃墜される!!!

6 F6F
F4Fは護衛空母に積まれて、それも活躍する!!!
ズングリしてスマートではない??
P51ムスタングの優雅さに比べると良く分かる!!
が、見るからに頑丈である!!!
持てる国の戦闘機である! 日本では出来ない??
派生型も多い!
マリアナ海戦で、日本機は多数撃墜される??
七面鳥狩りである!!!
終戦まで、日本本土銃撃にも参加して活躍する???
零戦神話は崩壊している???
初戦でゼロ戦対策をアメリカは行った………
F6F出現時、日本は対策しなかったのか???  それとも出来なかったのか??
アメリカのエースも日本機の性能とパイロットに技量が落ちた時に多く出現している??
ドイツのエースが、初戦でソ連機を落したように………
ソ連機は耐えて性能をアップさせた!!
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懲りずにアメリカ海軍は双発のF7F タイガーキャットを開発する!
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F7f F7F

捕獲したゼロ戦を研究して造られたのが、F8F ベアキャット 熊猫!!!
高性能機であるが、実戦には参加出来なかった??
強出力で軽量小型である!
零戦も太刀打ちできないだろう………
紫電改でも無理な感じがするが………

F8f F8F

ジェット戦闘機の艦載機型は、F9F パンサー / クーガー

F9f F9F

その後すぐにXF10F ジャガーを開発する!

Xf10f XF10F

日本でロッキードかグラマンかで選定を争ったのが、F-11タイガー!!
これが採用されていたらどうなっていたか???
興味はある!!

F11 F11

F14トムキャットは成功している!!
アメリカの軍用機メーカーは3社に絞られた??
ボーイング、ロッキード・マーチン、マクダネル・ダグラスである!


日本の軍部もアメリカを認めない!
グラマンの評価も正当に評価していない!!
アメリカの技量が日本より劣ると!!
日本も同じようなものであるが………
戦後、グラマンアベンジャーに乗った日本がパイロットが言ったようだ?
「こんな鈍重なのに負けたのか?」
事実であるが、これを言い出すと「量で負けた」となる!!
それより、その量の差を生んだ国力を問題にすべきである!!!


グラマン戦闘機―零戦を駆逐せよ・鈴木五郎

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2018年8月22日 (水)

本・ドイツ本土戦略爆撃―都市は全て壊滅状態となった(2006/1)・大内建二

Photo_4


ドイツ降伏までにドイツ国内に来襲した英米の戦略爆撃機は53万機を超えた。
これらの爆撃機は、合計64万トンを超える爆弾や焼夷弾を,
ドイツのあらゆる都市や軍施設、軍需工場などに投下した。
そして投下された爆弾や焼夷弾の量は、平均すると、
ドイツの一平方キロメートル当たり4,6トンに相当するのである。


ドイツにはドレスデンに行ったことがある!
昨年はハンブルクである!どちらも壊滅的な被害を受けている!!
ハンブルクでは爆撃後の象徴を残している!  広島の原爆ドームと同じである!
この爆撃後、被害を確認しに来たゲーリングが、負けたと思ったようだ!
ハンブルグはイギリスの夜間爆撃に、アメリカの昼間爆撃と、
昼夜で7日間爆撃を受けたと読んだ!!
ハンブルグ効果と言うようだ! 炎が炎を呼び被害が増大している!!
東京でも同じ効果が認められたようだ………
日本の10倍以上の爆弾が落とされて、英米爆撃機は1万機が撃墜されている!
「映画 頭上の敵機」は大好きな映画である!
「Twelve  O'Clock  High」の日本映画の題名は傑作ではないか?
この映画の史実である!!

ひかりテレビで、第二次世界大戦の記録のドキュメントを見た!
これにドイツ爆撃の映像と証言がある!
ドイツ側で印象に残るのは、シュペーア軍需相が証言している!
ボールベアリング工場の攻撃は、それほどの被害をもたらさなかったようだが………
内容は下記の通りである!!


まえがき
第1章    第二次世界大戦前夜
第2章    戦争勃発とイギリス空軍爆撃航空団
第3章    ドイツ本土爆撃
第4章    アメリカ陸軍航空隊爆撃航空団の参戦
第5章    イギリス空軍爆撃航空団の都市無差別爆撃
第6章    アメリカ爆撃航空団の激闘
第7章    ドイツ防空戦闘機隊の反撃
第8章    特殊爆撃行
第9章    ドイツ本土爆撃の果て
第10章  英米爆撃航空団のその後
あとがき

ドイツ軍の電撃戦から、バトル・オブ・ブリテンになる!
この当時は両軍とも双発爆撃機が主体である!
ドイツは、He111、Ju88、Do17にJu87らである、ドイツは負けた??
4発爆撃機はHe177と言う失敗作しか無い???

その点英米は違う!
イギリスが、シュート・スターリング、ハンドレページ・ハリファックス、
アブロ・ランカスターの4発爆撃機がある!
アメリカは、B17、B24の4発爆撃機があり、双発爆撃機としてはB25 にB26がある!
ドイツとはえらい違いである!!

アメリカの爆撃機は12,7mm機銃を使っている!
ほぼ統一されている! 威力はある!
それに対してイギリスは7,7mmが主である!!
見栄えはイギリス爆撃機はどちらかと言うとずんぐりむっくりである??
爆弾搭載量はイギリスの方がはるかに多い!!
機銃も撃墜より被害を与えることを目的としている!! 多数の銃弾で蕃幕を張れる!!
つまり実用的である!!

イギリスは昼間爆撃は損害が多く、夜間のみの爆撃になる!
爆撃機が揃って、ドイツ本土に対する爆撃を開始する!
1943年3月のエッセン市の爆撃から始まる。 クルップ社の本拠地である!
440機と言う! 
ルール地方への爆撃が始まる!
ヂュッセルドルフ、ボッフム、メッツ、アーヘン、ヴェペルタール!
43回の攻撃で述べ機数は1万8千機になる??
872機を失い、2126機が損害を受けた!
都市爆撃の序章、ハンブルグ爆撃!
イギリスは、740機、739機、726機、425機と夜間爆撃機を放つ!
止めはアメリカの昼間爆撃である!!
235機が襲った!!
ペーネミュンデ爆撃がある! 597機!
ベルリン空襲!!
1943年11月18日から1944年3月24日まで、15回実施されて、
延べ機数は9111機のようだ!
その他の都市も爆撃している!!

爆撃目標「シュヴァインフルト」
ボールベアリング工場攻撃である!
「レーゲンスブルク」は戦闘機工場がある1
囮として「レーゲンスブルク」 本目標「シュヴァインフルト」!!
アメリカ爆撃航空団が担当した!

「レーゲンスブルク」爆撃は、146機中62機しか戻らなかった!
「シュヴァインフルト」爆撃は、230機中36機失われて、戻った27機は廃棄処分になった!
出撃した376機中、54機が撃墜され、87機が帰還したものの廃棄処分となった!

ドイツ防空網がある! カムフーバーラインがある1
探照灯、高射砲に、夜間戦闘機である1
銃高射砲は1945年で最大の個数を揃えている!
夜間戦闘機はMe110、Ju88、Do17らがレーダーを付けて反撃する!
Me109も当てられたが、夜間では単発戦闘機は無理である!
専門の担当者がいる! 単発の戦闘機では無理がある!!
最初から夜間戦闘機として開発されたのが、He219である!
高性能であるが、ハインケルとルフトヴァッフェの対立で生産ラインにのっていない!
もっと良い戦闘機を灰は付出来る力はあったようだ!!
イギリスとドイツのレーダーの開発競争は技術戦争である!
いたちごっこであるが、科学の戦争も激しい!!
ドイツのあがきもある!! 「エルベ特別攻撃隊」 お粗末な結果になったようだ!
負けている方は藁をもつかむ気持ちになるのか??
夜間戦闘機同士の戦いもある!
デ・ハビラント・モスキートである!
爆撃機、戦闘機、戦闘爆撃機、偵察機と縦横無尽の活躍をした!
「映画 633爆撃隊」の世界である!
木製の高速機である!
爆撃はピンポイントに低空爆撃、高高度爆撃と活躍した!!

特殊な爆撃が記述されている!
ルールダム爆撃  イギリス空軍爆撃航空団   跳躍爆弾! 
ルーマニア・プロエスチ製油所爆撃  アメリカ陸軍第15航空軍
シャトル爆撃   アメリカ陸軍第8航空軍 引き上げずにソ連側へ着陸し
         反復攻撃を行う!
         これは引き上げなかったのでドイツ軍が追跡して翌朝攻撃した!
アウグスブルグ特攻攻撃  イギリス空軍爆撃航空団  デーゼルエンジン工場攻撃!
             アブロ・ランカスター爆撃機!
レジスタンス救出! モスキート爆撃機によるピンポイント攻撃!!!
          これは凄い話である! ゲシュタポも目標にされて
              恨めしかったのではないか??
グランドスラム巨大爆弾攻撃 イギリス空軍爆撃航空団  
              このような爆弾を積める爆撃機は少ない!
              イギリスの執念を感じる!
              これ以外にもあると思う!
戦艦ティルピッツへの攻撃!!  
イギリス空軍のランカスター爆撃機による12,000ポンド爆弾(トールボーイ)を使用した爆撃を受ける。
命中弾3、至近弾1により大破横転しそのまま沈没着底した。
この爆弾を積める爆撃機は少ない!!
グランドスラム爆弾は10トン、トールボーイ爆弾は5トン!!

ドイツ空軍の戦闘機パイロットの撃墜数の問題がある!
ドイツ軍のみ300機近くを撃墜している!
この数字は信用出来るようだ!!
が、この数字はソ連戦線で記録されたものが多い?
独ソ戦開始時はソ連期は一段クラスが下のようだ??
が中期以降は新鋭機が登場し、ドイツ軍と対等に戦っている!!
東部戦線から西部戦線に移って来た経験豊かと思われたパイロットも、
イギリス空軍の戦闘機乗りが、駆逐していったようだ!!

これは別の本だが、ドイツ軍が撃墜したとされるイギリスの戦闘機とが合わない!!!
同じく、アメリカ空軍の爆撃機の攻撃、防御を考えた集団が撃墜したとされる
ドイツ空軍機の数が多すぎると!!
ある日撃墜機数が35機だったが、この時はドイツ軍の被害の情報が入手出来た!!
7機だったようだ! 恐らく撃墜されたのが7機で、大破した機はあると思うが………
イギリスはアメリカの発表をハナから信用していなかったようだ!

ヨーロッパは狭い!
太平洋で戦う日米の戦闘機、爆撃機は、航続距離がいる!!
ヨーロッパでは不時着が出来るが、太平洋では出来ない!
Me109に、Fw190 も航続距離は無い!
バトル・オヴ・ブリテンでドイツが負けたのも、Me109の航続距離に無さである!!
逆にイギリスのスピットファイアも、ホーカーハリケーンも同じである!
爆撃機を護衛出来る戦闘機は無かった?
アメリカP38にP40、P47も無理である!
P47は高高度からの一撃離脱型の戦闘機である??
この護衛機はP51の登場まで待たなければならなかった!
1943年末である!!
この戦闘機の話は面白い!
エンジニア兼テストパイロットがエンジンの積み替えを実行した!
ロールスロイス、マーリンエンジンに積み替えた!
見違える戦闘機に変わった! (このテストパイロットは勲章ものである! 最大のである)
この戦闘機は爆撃機の往復に同行できることになった!

リトル・フレンドである!!
これにより護衛機なしで来る爆撃機は攻撃出来た双発機が攻撃出来なくなったようだ!!
負ける条件は揃っている!!!

各国の爆撃機と戦闘機の機数がある!
爆撃機は双発と4発の合計である! 戦闘機は単発と双発の合計である!!

       爆撃機   戦闘機
アメリカ  60855機    99140機
イギリス  
36608機    48014機
ソ連    
27209機    70903機
ドイツ   
24216機  58828機
日本     
9558機  28218
イタリア   2053機   5568機

これではドイツ・日本は勝てない!
いくら性能的に優れてもこれだけの差があればどうにもならない!!

ドレスデンの爆撃は虐殺以外の何物でもなかった??
第一次の空襲で、消防隊等が消化しているところを時間差で第二次の攻撃を行う!
そしてアメリカが次に爆撃する!
原爆と同様に、必要としなかった爆撃である!!


ドイツ本土戦略爆撃―都市は全て壊滅状態となった・大内建二

2017年8月29日 (火)

本・超・空の要塞:B‐29 (1991/4 )・カーチス・E・ルメイ ビル・イェーン・渡辺 洋二 (翻訳)

B29


東京大空襲や広島、長崎への原爆投下で悪名を轟かせた
米陸軍航空軍の戦略爆撃機B-29の開発前史から対日戦を経て
朝鮮戦争での終焉までの通史を描いた戦記ノンフィクション小説。

本の整理をしていたら出て来た本である。(アマゾンで調べたら中古で15000円する? 目が点になる………)
本の整理をしているのか、読んでいるのか分からない????
がB29である。 スーパーフォートレス!!
開発からの話になるが、当然生みの苦しみがある!
ミッチェルの理論がある。早い話が空軍の力で屈服させる!
がアメリカも世界6位の空軍力しかない? ドイツの空軍の発達よりアメリカも危機感を持つ!
ただ計画から出来上がりまでは早かったようだ!
計画は何社かに出される。 当然競合相手がいる!
アメリカの爆撃機では、B17、B24が4発爆撃機で、B25、B26が双発爆撃機である!
B25は日本を最初に空襲している? B29とは桁が違うが??

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バトル・オブ・ブリテンでイギリスが屈服するかも分からないよな状況になる!
そうなれば、アメリカ本土からドイツに爆撃に向かわなければならない!
それだけの航続距離が必要な爆撃機がいる!! 開発にムチが入る。
高高度を飛ぶための機体にエンジン等の問題がある。
テストパイロットも殉職する!
開発費はめちゃめちゃかかっている??

面白い話だが、B29とドイツのMe264は似ているようだ!
スパイ行為なのか?? あまり関係は無いか??

操作で操作する! 新しい爆撃機である。
扱い方を覚えなければならない?? 1機に11人乗る。
300機ならば3300人が攻撃に行く!!
終戦前の時期にはまだ増産している??  何処を爆撃するのか??
B29の出来上がり時期から見ると、投入は日本になる。
最終的は約2600機製造されている!  
そういう投入の計画は出来ていたようだ………
基地は、サイパン、グアム、中国となる。
中国からの爆撃が先である。 
満州の工業地帯! 八幡の製鉄所などが狙われた。
そうしてマリアナ海戦でサイパン島を得る!
ここから日本本土爆撃が本格的に始まる!!

 

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が日本も硫黄島から攻撃機を出す! 損害は与えている!!
1944年末期である!  目標は中島飛行機武蔵野工場!!
高高度からの精密爆撃である!!   命中率は悪かったようだ??
偏西風と厚い雲のために高高度爆撃は無理があったようだ??
が川崎の明石工場の爆撃は成功だったようだ………

日本の夜間戦闘機もB29を20数機撃墜している! 
ルメイは被害は無かったと言っているが………
が期間の違いはあるが、ドイツは夜間戦闘機が約2000機を撃墜している!

ルメイは、日本の防空戦闘機と、高射砲の写真から低高度に対する備えが無いことに気が付く!
ドイツより貧弱に感じる?? 実際にそうである!
早期発見のシステムも発達していない??
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開戦前に18年間日本に住んだ建築家に日本の家屋を設計し、
実際に爆撃してどのような効果があるか実験する!!
そうして焼夷弾も改良する!
3月10日、運命の東京大空襲が行われる!
26万7171軒の建物が潰れて、8万3000人が死亡した!!
詳細に記述されているが………
硫黄島がアメリカの手に落ちる!  ここを被害をうけたB29の不時着基地とする。
まだ戦っている横で不時着する! 以降助けられた2400機の最初の1機である!
ここからP51ムスタングが東京へ向かう!
アメリカは海軍とも連携して、潜水艦による救助も行っている!!

 

B3

都市を破壊し、今後は鉄道の破壊に移る!  それも9月1日には完了する!!
これだけ製造して残したのは多くない!
朝鮮戦争で使用されたが、スクラップの運命である!!
はっきり言えば、日本を焦土にするためだけに誕生した爆撃機である?
恐ろしい話である!!
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NHKで本土空襲のスペシャルを見た後で読んでいる!
スペシャルと本で、大変良く本土空襲の状況が分かった………


超・空の要塞:B‐29 ・カーチス・E・ルメイ ビル・イェーン・渡辺洋二 (翻訳)


2017年8月12日 (土)

本・カラー写真・決定版 第二次世界大戦「戦闘機」列伝(2017/6)・三野 正洋

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零戦、スピットファイア、マスタング……。 
第二次世界大戦で活躍した戦闘機が、いまでも大空を舞い、
多くの人を魅了しているのをご存じだろうか?

本書では、現代に残された機体を撮影した90枚ものカラー写真とともに、
世界主要国の戦闘機約40機種の歩みと特質を、列伝形式で解説している。
空に舞う機体にロマンを感じつつ、
「読んで&見て」戦闘機のことがよくわかるファン垂涎の一冊。
著者の兵器比較の本はよく読んでいる。 
読み返している本もあるので、紹介したい!
しばらく続く!!
「戦闘機対戦闘機」 「日本軍兵器の比較研究」 「ドイツ軍の兵器比較研究」
らを読んでいる。
戦闘機毎の比較があるのを読んでいるのでそれなりの知識はある??

ゼロ戦VSグラマンF4F、F6F
Bf109VSスピッツファイヤー
エンジン、武装等様々な事について分析していた!
一撃離脱型なのか??  格闘戦、ドッグファイト重視なのか??
ヨーロッパに良く行く方である!
初めて行ったところが、ウィーンに行った。
その次がベルギーで、次がイギリスである。
ベルギーの軍事博物館で航空機を沢山展示していた。
ジェット戦闘機もあったが、気に入りはレシプロ機である。 モスキートが嬉しかった!!
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そして憧れの大英空軍博物館である!
庭にスピットファイヤーとハリケーンが展示されている。 救国の戦闘機である!!
ここの展示場は、子供の頃から憧れである!!
それ以来各国に行っているが、中欧はレシプロ戦闘機は無い。
よく見るのは、ミグ21である。 T34も見る。これは戦車であるが………
昨年、スペインに行っている。 マドリッド郊外の博物館に行っている。
ここは広い!! 屋外に屋内、ヘリコプター、旅客機、ジェット戦闘機にレシプロ機である!!
特に嬉しかったのは、Ju52輸送機である。 スペイン製と思うが2台並んでいる。
B26もあり、ジェット戦闘機も並んでいる。
屋内に、スペイン製メッサーシュミットも展示されている。
ここは楽しかった!!!
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今年の5月にヘルシンキ経由でバルト三国に行った。
帰りは、ヘルシンキ経由で帰った。 
そのヘルシンキ空港の近くに、博物館がある。
今回行くことが出来た‼!ここはそんなに大きくはない!
最初にBf109G型の残骸がある。 翼は無いがその形が残っているのが嬉しい!!

 

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ワシントンDC・スミソニアン国立航空宇宙博物館も楽しかった!!
メッサ―シュミットG-6、スピッツファイヤーMKⅦ、ゼロ戦に、P51Dムスタングが展示されている。
ゼロ戦
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スピッツファイヤーMKⅦ
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メッサ―シュミットG-6
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P51Dムスタング
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この本もあるが、神戸に住んでいるので、ポートアイランドの復元された三式戦闘機飛燕も見ている。
昔愛媛県で、紫電改を見ている!
こうしてみると、各国に行って見ている!
内容は下記の通りである。 国ごとの分析がある。

 

序章:知っておきたい基礎知識
第1章:第二次世界大戦前夜の戦争と戦闘機
第2章:アメリカの戦闘機   P- 51マスタングほか
第3章:イギリスの戦闘機  スピットファイアほか
第4章:ソ連の戦闘機     La-5/7/9ほか
第5章:ドイツの戦闘機    Fw190D型
第6章:日本の戦闘機    四式戦闘機 疾風、零式艦上戦闘機ほか
第7章:フランスとイタリアの戦闘機
――ドボアチンD520、マッキMC202フォルゴーレほか
第8章:双発戦闘機の評価
第9章:ウォーバーズファンのための関連ガイド
エンジンの話がある!
生産機数である。 単発戦闘機である。
アメリカ 9万1800機、 イギリス 4万2500機、 ソ連 6万8600機、 ドイツ5万500機、
日本 2万9300機、 フランス 2500機、 イタリア4200機。
枢軸国側は勝てないであろう………
それにアメリカ、イギリスは4発爆撃機を造っている!
エンジンと言えば、ダイムラーベンツに、ロールス・ロイス マーリンであろう………
ダイムラーベンツのエンジンを日本はライセンス生産したが、作れなかったようだ………
佐貫又男が、ドイツで 
「何が難しいのか? あんなものひっぱたけば出来る」 と言われたようだ!
それほど技術差があった??
機銃については著者の本で嫌と言うほど理解している??
アメリカは12,7㎜の初速が早く、弾道性能の良いブローニングM2がある。 高性能で統一されている。
持てる国が補給も考えている!! 日本は今一のようだが……… 陸海軍共有化出来ていない!!
エンジン出力の話は何時もしている。
大戦中全般にわたって活躍した、ゼロ戦、bf109、スッピツファイヤーの変化がある。
小幅な改造しか出来なかったゼロ戦と、エンジン出力を向上させているbf109、スッピツファイヤーの違い??
ゼロ戦開発で、堀越二郎はテストパイロットに気に入られるように気を使った!
エンジンも、もう少し大容量のエンジンを使いたかったようだが、それでは機体が大きくなる。
ましてや当時は格闘戦重視である。 そう言う考えで造った!!
でなければテストパイロットに気に入られない!!
それが後に響いたのか??
飛行機の命名方法がある。
アメリカ、日本は分かり易い! 五式戦も何かつければよかったのみと思う!
隼、鍾馗、飛燕、疾風………  紫電改、雷電………
アメリカも分かり易い!!
ワイルドキャット、ヘルキャット、タイガーキャット、ベルキャット、コルセア………
ライトニング、サンダーポルト、ムスタング、エアコブラ、キングコブラ、ウオーホーク、
ドイツは愛嬌が無い?? 無いのではないがあまり聞かない!!
イタリア、フランスはあまり知られていない!
ソ連は、大生産国である!! 頑丈な機体が多い!!
ドイツは、戦闘機はFw190にbf109の2種類に絞って生産している。
それが良かったが、どちらも性能向上が図られている。
最初から見ると、別の戦闘機かと思われている??
子供の頃に分からなかったことがある。 艦載機の翼である。
日本は翼の先が少しだけたためる。 が、アメリカは胴体近くで折れてたためる。
この意味が分からなかったが、ようやく分かった!!
翼をたためたのは良いが、あまり根元近くでたためば、翼を補強しなければならない!
そうすれば性能が下がる!  日本はそれを嫌がる!
アメリカはそれにより性能が下がっても、空母に積める戦闘機の数を増やしたい!
そういう事のようだ………

アメリカ、ドイツ、イギリスはジェット戦闘機を1942年から開発しているし、飛行させている!!
決戦戦闘機、疾風も終戦に近い。 
つまり疾風は、P51に対抗出来る戦闘機でも、
その時期にアメリカ、イギリス、ドイツはジェット戦闘機を飛行させている??
やはり技術の差はあったようだ!!
双発戦闘機の分析がある!
アメリカはこの重戦闘機、駆逐戦闘機に手を出していない!
日本も月光、屠龍があるが、戦闘機としては使い物にならず、
対爆撃機用として使用されるが、力不足である。
ゲーリング自慢のBf110も、駆逐戦闘機としては使い物にならなかったが、夜間戦闘機として復活した!
結局は、モスキートにP38ライトニングが対戦闘機用として成功している!!
ウォーバーズファンは知らなかったが、行ってみたい気はするが………
スピッツファイヤーに乗りたい??
また飛んでいて、横の戦闘機も見たい!
空軍ショーも見たいと思うが………
短くまとまっていて良く内容が分かった本である!

 

カラー写真・決定版 第二次世界大戦「戦闘機」列伝・三野正洋

2017年6月 3日 (土)

本・ドイツ空軍全史(1988/9)・ウィリアムソン マーレイ:手島 尚 (翻訳)

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その組織としての成り立ちから政治的な軋轢、そして工業生産力の変遷、
各局面での戦略・戦術まで、第二次大戦敗戦に至るまでのドイツ空軍のすべてを、
詳細なデータをもとに包括的・徹底的に分析! 
ドイツ空軍
を真に理解したいすべての読者に贈る決定的大著。


昔読んだ本である。読み返したくなり読んでみたが、メチャメチャ面白い!!
第2次世界大戦のドイツ空軍の物語である。
ドイツ、ヒトラーの侵攻にドイツ空軍がどのような役割を果たしのか??
この本は、海軍の事は記述されていない。
が、ヨーロッパ戦線の陸空軍の事は大変よく分かる構成になっている。

空軍の考え方として、イタリアのジウリオ・ドゥーエ将軍の主張がある。
戦略的爆撃で相手国を屈服させる。戦略空軍である。
日本でも同じような話があった。  源田実である。
行く着く先は戦闘機無用論である。  そんなものでもないのだろう………

ドイツの地理的状況がある。まわりは敵だらけである。
大国ロシアとフランスに挟まれている。
戦争になったら地上戦が主体である。戦略的爆撃を行う余裕はない!!
その時にパリを爆撃する余裕があるのか??
ここにも地政学が入ってくる。
ドイツ国内に戦時の為の原料を持っていない。石炭しかない。
ここから生存圏の確保になる!!

第1次世界大戦後、ドイツ空軍は再建される。
陸軍から有能な人材が空軍に行く。
エーリッヒ・フォン・マンシュタイン、ハルダーも候補だったようだ。
ヴェーヴァー、ケッセルリング、イエシェネクらが空軍に割愛された。

ドイツ空軍は戦略爆撃機を持たなかった。
Ju88、He111、Do17等双発爆撃機である。
どうも4発爆撃機に載せるエンジンの性能が不足していたようだ。
事故死する有能なヴェーヴァーもJu89の開発は中止したようだ。
He177と言う、ドイツの技術偏向主義の、双子エンジンの爆撃機は物にならなかったようである………
このドイツのこだわりについて面白い話がある。
技術と言うか装飾にこだわっている。
操縦席に高価なクッションを取りつけている?? 本来なら必要が無い!
質より量の考えにならなかったようだ。 職人気質と言うのだろう………
どうでもいいようなところにも品質を求める??
ドイツはチェコからポーランド、オランダ・ベルギーを通ってフランスに侵攻する。
この時に空軍が地上部隊の支援で活躍する。
この活躍が、ドイツ空軍を方向を決めた。
戦術空軍と言われる所以である。

戦闘機・爆撃機の他国との性能の比較は無い。
消耗機数の表がある。凄い数字である。
空軍の戦いは、北欧侵攻、バトル・オブ・ブリテン、バルカン半島、ソ連侵攻、
地中海戦線(クレタ・マルタ・アフリカ)、本土防衛戦がある。
ポール・ケネディが言っている、転換点は1943年後半と言う。
この時機に、P51が物になっている。
配置機数を見れば、P47も相当数配置されている。
1944年から45年になっても、ドイツ空軍はそれなりに組織的な抵抗をしている。
生産機数も増えている。シュペーアの力なのか??
ただ比率の問題がある。戦闘機と爆撃機である。

ヒトラーはドイツ本土が爆撃されているので戦闘機が必要との要請を拒否している。
イギリス爆撃を行うべきと考えている。
第2次世界大戦から降伏まで11万3千5百機を生産した。
11万機以上が失われて、10万人以上の死傷者になる。
全て撃墜されたわけでは無うが、地上撃破、事故による消耗等も入れてである。
それでイギリス、アメリカ、ソ連と戦っている。
バトル・オブ・ブリテンで、イギリスは戦闘機を後方にひいて対処した。
同じ事をドイツもやっている。
沿岸から戦闘機を引いて、イギリスの戦闘機が沿岸に来た時対応する。
どちらも航続距離の問題がある。
広い太平洋で戦う日米両軍は、航続距離を求める。
日本は燃料タンクを付けて航続距離の増加を図る!!
英独は実用化までされなかったようだ。
バトル・オブ・ブリテンで欠点を露呈して、バルカン半島、ソ連へ侵攻する。
ソ連は広い。改めて地図で見ると広さが分かる。
この広い戦線への補給も十分でない。
空軍基地を展開するのも大変である。
バルバロッサ作戦時の航空機も当初の機数はほとんど消耗する。
独ソ戦当初は、ソ連もパイロットの腕は今一である。
ドイツ空軍のエースを増産させた。
が戦うにつれてソ連のパイロットも技術が上がる!
ますます消耗度が激しくなる。

スターニングラードへの物資の補給がある。
包囲されているために輸送機になる
最初は着陸していたが、被害が多くパラシュート降下になる。
補給なんて出来ない!
その前に規模が違うが補給に成功している例がある。
成功には成功の理由があるが、それを無視しているようだ………
やはり500機近くが失われたようだ………
この輸送機のパイロットも不足しているので、指導員・教官まで動員する。
悪循環でますますパイロット不足になる。
広がった戦線を撤退すると、余裕が出来て空軍の配属も上手く行く。
ヒトラーは攻勢の主導権を持っていたかった。
なので撤退は認めなかった………
地中海クレタの戦い。
空挺部隊による占領である。
輸送機500機近くが撃墜・撃破されている。
戦傷者に行方不明は6千人に及ぶ。
ドイツ空挺部隊の墓場である。
本土防空戦がある。
イギリスの1000機による夜間爆撃。
アメリカのB17による昼間爆撃がある。
ドイツも相当数損害を与えている。
ハンブルグ・ケルン・エッセン・ドルトムント・デュセルドルフ・ハノーバー・
マンハイム・ロストック・カッセル等19都市を壊滅させる。
ベルリン航空戦に移行する。
ハンブルク航空戦では813機、ルール航空戦では923機、ベルリン航空戦では1128機の損害である。
半端な数字ではない!!
ベルリン航空戦は失敗のようだ………
「映画 頭上の敵機」がある。
この映画は実写フィルムも使っているが、モノクロで迫力があった。
アメリカの苦悩が良く分かる。
1機撃墜されれば10人の乗務員が失われる。
「映画 メンフィスベル」 25回の出撃で除隊になる。
映画では除隊になった。
実際はイギリスは30回のようだが、除隊できる方がまれのようだ。
夜間線時部隊の活躍もある。
レーダー技術の発達。英独でイタチごっこをやっている感じである。
ドイツ産業界の底力がある。
1944年の爆撃下の中でも最大の製造をしている。

最後にMe262ジェット戦闘機部隊の活躍がある。
バルジ大作戦、ボーゼンプラッチ作戦、アイゼンハイマー作戦等の作戦もある。
それなりの活躍は出来たが、それなりだったんだろう………
戦略的爆撃は、大戦の勝利を決定する一要素であった。
目に見える効果をあげて、市民の士気に打撃を与える。
これが自国の空軍、ルフトヴァッフェに対する不信になる。
市民は報復を求める。
それはV-1、V-2の開発になっている。
が実際にこの工業生産力に資材は、戦争末期の1年半の分だけで、戦闘機2万4千機生産可能であったと言う。
実際はパイロットの補充が上手く行かないと思うが………
歪な生産体制に入っている???
フランス侵攻作戦の成功で楽天妄想症になった。
これが第1ラウンドの勝利に過ぎないと理解しなかった。
バトル・オブ・ブリテンで敗れた後も楽観主義から抜け切れなかった。
逆に英米はこの戦訓から学んでいる。
生産性が上がったとはいえ、消耗に耐えられなかった??
訓練時間も短縮される。 最初の出撃で戦死と言う例も多かったようだ。
もっとも英米も損害は多かった。
ドイツは耐えれる体制が出来なかった!!
自軍の戦力に似合った戦いをすればもっと戦えた??
現実は戦線を広げ過ぎてどこも戦力不足であった。
開戦当初、圧倒的に有利だった東部戦線も、ソ連のパイロットが腕を上げて来ている。
アメリカの損害も相当数になる。
イギリスもである。ソ連はもっと多いだろう………
ドイツでさえ、負けるべくして負けたようだ!!


ドイツ空軍全史・ウィリアムソン マーレイ


2017年6月 2日 (金)

本・1941.12.20 アメリカ義勇航空隊(1998/8)・吉田一彦

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中国‐ビルマ‐インド戦線において、傭兵部隊「義勇航空隊」を率い、
開戦前夜より日本軍と対峙した男、クレア・シエンノート。
アメリカのある時代を代表する伝説的な人物といえる彼は、
裏方に徹していれば無難だが、表舞台に登場すればアメリカが当惑してしまう不思議な存在であったという。
シエンノートの知られざる素顔を追う、迫真のドキュメント。

 

吉田一彦はよく読んでいる。 大変面白い。
今回読み返している。 そう言う本は多い!
この本もドゥーリットル日本初空襲についで読んでいる。
著者はどちらかと言えば、変人に属する軍人が好きなのではないか?
あまり協調性のある人間で無い………
上司には逆らうが、部下思いであったようだ! そうでなければついてこないと思う!

 

中国戦線に義勇兵として行く??
蒋介石と個人的に信頼関係がある。
アメリカ軍の命令系統に従っているわけではない。
アメリカとしては、勝手に行っているとしたいが、実際そうもいかない!
この義勇軍の戦闘機はカーチスP-40ウォーホークである。
サメの歯を描いている。 この写真は良く見た。
ただどちらかと言えば、P-40は最新鋭ではない。
格闘性能では日本の戦闘機にかなわない。それで一撃離脱の攻撃方法を取っている。

 

開戦時のアメリカ陸軍の主力戦闘機である。
P-38、P-47、P-51はまだ登場していない。
この戦闘機で、命知らずの義勇軍が日本の戦闘機と戦う。
はっきり言えば傭兵である??
実際に貰ったのかどうかは分からないが、撃墜したらボーナスが出る契約である。
シエンノートは日本軍の戦闘機に対する高い評価をアメリカに送っているが、無視される。

 

読んでいて思ったが、中国大陸は広い。
補給の話がある。
中国大陸に何処から補給するのか??
ビルマから空路のようだ。 山超えである。
満足行く補給は貰えなかったようだ………
中国大陸でも戦略と言うか、戦争方針が蒋介石とアメリカでは違う。
アメリカ自身、シエンノートの意見を聞こうとはしない!
中国大陸から日本本土へ爆撃する。
飛行場を造れば、日本に攻撃される。
それより日本は中国大陸に展開している軍への補給をどう考えていたのか??

 

シエンノートは日本の輸送船も攻撃している。
爆撃機をもって日本の基地も攻撃している。
撃破した日本機は、296機??  115機??
これは分からないだろう………

 

蒋介石夫人も援助の私的流用の噂があったようだ。
この当時の中国軍の腐敗は相当なものだったようだ………
義勇軍と言っても若い男性である。
精力が有り余っている。
結局売春宿を造っている。
これは問題にはなっていないのか??

 

終戦前に日本は51万と言う兵力を動員して、一号作戦を開始する。
日本陸軍最大の動員兵力である。
 第14空軍の作戦基地を破壊する。シエンノートの空軍である。
 中国北部からインドネシアまでの陸上輸送路確保。
 B-29の基地の撃破。
 国民党政権の崩壊をうながす、日本との和平を約束させる。
結果は成功したようだが、中途半端に終わっている。
結果国民党はこれで消耗して共産党との戦いに負けることになる。
これは毛沢東が日本の社会党議員に言ったようだ!!
日本のおかげだと!!!
結局兵力の消耗だけだったようだ………
実際に戦っている人間は少数であるが、存在感がある戦力だったんだろう………
著者の本はやはり面白い!

 

1941.12.20 アメリカ義勇航空隊・吉田一彦

本・発想の航空史―名機開発に賭けた人々(1998/11)・佐貫 亦男

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プロペラを「悪魔の道具」と嫌い、人力飛行機にこだわったリリエンタール。
金もうけに走って晩節を汚したライト兄弟。彼らの発明を認めようとしない偏狭なフランスの飛行家たち…。
黎明期から現代まで、航空機開発にこめられた開発者の「発想」を追う、異色の航空エッセイ。

実家で本の整理をしていたら出て来た本である。
面白かったのを覚えている。
著者の本は、この本から始まって何冊か読んでいる。
第2次世界大戦に時にドイツに行っている。
昨年の9月に、ポートアイランドに観に行っている。
「陸軍三式戦闘機 飛燕」 の復元機である。
実際に観れて嬉しかった………

各国の航空博物館に行っている。
興味は第二次世界大戦のレシプロ機である。
Bf109、P51、Fw190、Me110、スピッツファイアー、
ハリケーン、モスキート、Ju52、B17、
紫電改、ゼロ戦等を観ている。
著者の本ではいろんな知らないことを教えられた。 
恐竜の本まである。
三野正洋にも教えられている。
航空機の開発があるが、興味はやはり第二次世界大戦の戦闘機である。
子供頃、悪ガキの話題は、ゼロ戦とグラマン、
メッサーシュミットとスピットファイヤー、
どちらが強いか??
感覚で喋っているだけである。 
エンジン馬力なんて話題にもならなかった………
機銃はみんな知っていたと思う!
ただしその機銃の性能までは知らなかったが………
この本を読み返すのは、本の真ん中が興味がある部分である。

すなわち第二次世界大戦のレシプロ機の話である。
特に著者が強調しているのは、技術である。
日本の技術力はどの程度だったのか??
飛行機はエンジンで動く。 このエンジンも性能がある。
ダイムラーベンツの液冷エンジンがある。 高性能である。 
このエンジンを日本はライセンス生産した。
作れなかったと言うのも情けない話である。 つまり技術力の差がある。

著者は各国のエンジン生産数を推定している。
ドイツは年産    3万台。      機数は     9万4千機。
アメリカは年産     20万台。        機数は     27万5千機。(4発機が多い)
イギリスは年産   4万2千台。        機数は     13万機。(イギリスも4発機が多い)
ソ連は年産約    2万台。          機数は     8万機。
日本                                       機数では 6万4千機
イタリア、フランス等もあるが、これでは日独は勝てない。
日本のエンジンは質的には劣っている?? 繊細な職人芸のエンジンを造る。

プロペラをアメリカからライセンス生産したが、
工作機械が輸入禁止になり造れなかったようだ………
飛燕のダイムラーベンツのエンジンも日本は造れなかったようだ………
クランク軸が造れない。 ドイツではどこが難しいのですか?? 
と不思議がられたようだ………
クランク軸鍛造専門技術者が見たら、こんな大容量ハンマーは日本にない、
機械工作専門技術者が見たら、研磨盤にかかるかな??
それほどの技術の差があったようだ………
実際に著者はドイツにこの為に行っている!!
行って2年半いて、ドイツの工業力と、イギリスの爆撃にもあっている。
そうしてソ連を通過して、幸運にも日本に帰れたようだ………
憧れのドイツに行けて嬉しかったようだ………

日本期待の戦闘機、ゼロ戦の後継機、烈風!!(堀越二郎)
一式陸攻 (本庄季郎)
新司偵  (久保富夫)
飛燕   (土井武夫)
五式戦  (土井武夫)
疾風   (小山悌)
紫電改  (菊原静男)
それぞれの特徴が、設計者の人物と共に記述されている。 大変興味深い!!
ワンショット・ライター???  そう呼ぶのは日本のようだ??


戦略爆撃機の話になる。
He111によるイギリス本土爆撃。Ju88、Do17らの爆撃は双発である。
著者言う、双発爆撃機の爆撃は花火見物??
4発重爆撃が開発されていない??
He177がある。 ドイツの技術編重主義が問題と言ったのは、三野正洋である。
著者が実際にイギリス空軍の爆撃を体験している。
怖くて防空壕で震えていた??
爆撃に使用する機数と、搭載爆弾の量が、イギリスとドイツでは差がある。
ドイツは、ロンドン爆撃より、
重爆撃機で飛行機工場等の軍事目標を爆撃したらどうなっていたのか??
そうすれば、逆に4発爆撃機の生産を遅らせれた??
烈風は期待されていたが、
開発時のドイツ、イギリス、アメリカはジェット戦闘機の開発を行っている。
やはり日本は遅れていたと!!


各国の解説がある。
著者はイギリスを褒めている。 褒めているとしか感じ取れないが………
ドイツに比べれば、戦闘機、爆撃機の開発を評価している。
大型好きである。二郎が大好きなモスキート爆撃もある。
スピットファイアーの外形は曲線である。 理由は人間に直線は存在しない??
本当か?? イギリス人のユーモアではなく、著者のユーモアなのか??

ソ連に対しては、ドイツの抜き難い先入観がある。過小評価している
それにスターニングラードでの包囲孤立は、ルーマニア軍とイタリア軍にある??
後で両国の悪口を言っても、その戦力をあてにしなければならなかったドイツに責任がある。
ソ連には地上攻撃機イリューシン2型シュモルモビクがある。
頑丈と言う! 3万5千機製造されている。 ソ連の製造した1/3の機数である。
これがドイツ戦車を狙う!!
お互い戦略爆撃機を持たない為に、戦場で破壊する。
これに対応するのは、Ju 87であるが、5千7百機である。
しかも各戦線、イギリス、アフリカ、地中海でも使われている。
機数が全然違う?? 
いかにハンス・ウルヒッヒ・ルーデルがいても焼け石に水なのか??

要はソ連を舐めている。 確かに戦闘機の能力も初期は差があったようだが、
学習して高性能機を製造している??
独ソ不可侵条約で、ドイツの技術者がソ連に行き、
ソ連の正しい情報を手に入れていたが、ヒトラーとドイツ一般人は信じなかった………
ここらは日本の技術を舐めたアメリカと同じである??
映画の解説がある。
『メンフィス・ベル』 『頭上の敵機』 である。
どちらも迫力があった!
特に頭上の敵機はテレビドラマでも放映されていて、楽しみに見ていた。
『トウェルヴ・オクロック・ハイ』
これはテレビドラマでの絶叫が印象深かった………


シュワインフルト、ボールベアリング工場への爆撃である。
発進した288機のうち60機が撃墜されている。 暗い木曜日と言う!
それ以外に帰って来たとは言え、スクラップになった機体も多い!
改めて読み直したが面白い!!
もう絶版の本と思う! 大事にとっておこう!!
本の真ん中、第二次世界大戦時が一番興味がある。
読んでいて、「空軍大作戦」 「頭上の敵機」
 「メンフィス・ベル」 を見たくなった!!
前半は、航空機の発達から第一次世界大戦まで。
後半はジェット戦闘機と、著者による明記の解説。
大変面白く。興味深い本でした!!



発想の航空史―名機開発に賭けた人々・佐貫 亦男


2016年8月28日 (日)

雑誌・日本軍「戦略なき組織」検証 失敗の本質⑥ 航空決戦と「航空機産業」の崩壊

ダイヤモンド社、ハーバード・ビジネス・レビュー・(2011/1)
整理していたら出て来た雑誌である。
この中に興味深い章がある。
航空決戦と「航空機産業」の崩壊・新治 毅

20160826_book1_3

日本の航空機の生産性の問題である。
石原莞爾がアメリカとの最終戦争に勝ち抜くために国力を充実させる。
それが満州と言う。
アメリカ通と言う山本五十六は、デトロイトとピッツバーグを見ただけで
アメリカと戦争など出来ないと言っていたようだ。

欧米のものまねから始まり、自国でエンジン・機体を製造出来るようになった。
短期間でそこまでになった。
やはり無理している??
傑作機ゼロ戦も造った。
佐貫又男が記述している話がある。
日本はドイツより同盟の関係で、
ダイムラーベンツの高性能エンジンをライセンス生産している。
液冷エンジンである。 Bf109のエンジンである。
これを使った戦闘機が、『陸軍3式戦闘機 飛燕』である。
高性能機である。
和製メッサーシュミットと言われた。
がエンジンの不調に悩まされた。
シャフトが造れない。
その為に佐貫又男はドイツにまで行った。
がドイツでは、「何が難しいのか?あんな物、バーンとひっ叩けば出来る!」
そう言われたようだ。
それを造るにはアメリカ製の工作機械が必要である。
輸入禁止で手に入らない。 やはり技術の差はあったようだ!

経済性を無視した、他機種同時生産。
三野正洋が良く記述しているが、日本は差をつけたがる。
全ての機種が生産されたわけではないが、
海軍は基本型53種、改良型112種。
陸軍は基本型37種、改良型52種を試作した。
結局基本型90種、改良型164種を開発した。
多すぎると言う!
生産性、大量生産を考えていなかったようだ。
部品の共通化、工程の簡略化等は考えられていない??

航空産業は、金属・非金属の資材、計器・通信機・搭載兵器・燃料と極度に分化された、
精密機械工業を基盤として成り立っている。
国の総合力を表しているのか??
開発は設計条件を示して複数の企業に競争させる。
ドイツはBf109で戦争に突入した。3万機以上製造されている。
同時期にライバルハインケル社がHe100と言う高性能機を開発した。
どうもBf109より性能は上のようだった。
がエンジン等Bf109とドイツ空軍は決めている。
Bf109で戦争に突入した。
最後まで第一線で稼働した。
他にはFw190がある。これも2万機以上製造された。
イギリスはスピットファイヤーにハリケーンである。
スピットファイヤーにBf109は余裕がある。
なので性能向上が出来る。例えばエンジンの馬力を上げれる。
当然速度は増える。
開発機種はやはり多いが、機種を絞っている。

アメリカは工業国である。
各国の製造機数がある。
1944年、アメリカ10万機、ドイツ約4万機、
イギリス2万6千機、日本2万8千機。

日本もよく造ったと思う。
ドイツとイギリスは同じぐらいである。
が1944年の制空権を失いつつある時期に最高の製造である。
ドイツはアルベルト・シュペーア軍需相がいる。
やはりアメリカは凄い!
大戦初期の戦闘機はゼロ戦の敵ではなかったようだ。
P40である。
アメリカと日本は空軍は独立していない。
海軍航空隊、陸軍航空隊である。
陸軍はP40、P38、P47、P51と開発している。
それぞれ特徴があり、最優秀と言われるP51を開発した。
それぞれ1万機近く製造されている。
海軍はF4F、F6F、F4Uとある。
持てる国は違う!!

日本は海軍は最後までゼロ戦で戦っている。
紫電改、雷電もあるが局地戦闘機である。
陸軍は、隼、鍾馗、飛燕、疾風、5式戦とある。
隼は格闘戦重視、鍾馗は一撃離脱型、
飛燕は和製メッサーシュミット(開発は日本独自)、
疾風は重戦闘機、5式戦は飛燕のエンジンを空冷エンジンンに変更。
差をつけたがる。
もっと絞るべきである!

どこも陸海軍は仲が悪い。
日本の場合も資材の取り合いになっている。
「海軍は日本陸軍と戦い、その余力でアメリカと戦っている」
常に資材不足と言う。
ジェラルミンをゼロ戦は使う。軽量である。
が大戦末期になると相当粗悪な材料になったようだ。
これは司馬遼太郎が詳しい。
司馬遼太郎は戦車兵である。
配属された時、戦車の装甲は特殊な金属が使用されていてやすりがかからない。
大戦末期、その感じをもう一度感じたいと思いやすりをかけたらかかったと言う!
規格の資材を使っていなかったようだ………

イギリスは資材不足を見越していたのか??
木製のモスキートを開発する。
これは高性能機であった。
そう言う技術力がある。

搭載機銃の事もある。
これも三野正洋が詳しい。
機銃は7.7mm、12.7mm、20mmの3種が基本である。
これの組み合わせになる。
小口径ほど弾は多く詰めるが、威力で劣る。
ゼロ戦は7.7mmX2、20mmX2である。
隼は7.7mmX2。
日本とドイツは組み合わせが多い。
イギリスは小口径を多く積む。7.7mmX8とか言うのもある。
問題はアメリカである。
ブローニング12.7mmと言う高性能機銃がある。
初速が速く、弾道性能が良い。まっすぐ飛ぶ!
この機銃を陸海空軍でそれぞれの用途に合わせて使う。
爆撃機も12.7mmが多い。
日本は同じ20mmとは言え、陸軍と海軍では同じ弾を使えなかったようだ。

航空機を製造すると言う事は、戦争になれば工場は重点目標で攻撃される。
となれば工場の防衛を考えなくてはならない。
ドイツは分散、森の中とかに工場を造っていたようだ。
日本は国土の狭さの事もあるが考えていなかったようだ。
工場に飛行場が隣接されていない。
道路事情も悪いので、震動を与え無い為に牛車で運ぶ!
生産性なんかあったもんじゃない!

戦争中にドイツから技術者が来ている。
状況を見ているが、かなり遅れていると感じたようだ。
欧米は自動車産業が先行していて、航空機産業に転換出来たようだ。
日本は航空機産業が先行した。

開戦前に、井上成美海軍航空本部長が申し送っている。
日米開戦となったら、海軍は1年で7000機の航空機の所要があるが、
昭和16年4月で年産2352機に過ぎない

①   下請け会社との連携不足
②   徴兵による熟練工の不足
③   資源不足による品質低下
④   航空機稼働率の低下

下請け会社との連携は、工場の立地条件、
飛行場が隣接していないことなどがあげられている。
戦争は消耗戦である。
日本の航空機産業は欧米から技術を学んだが、
産業として育成・進歩させるビジョン、
実現を支援する制度・方針の設計等に欠けていた。
基礎的な技術に欠けていた。

大所高所から一貫して考える人と組織が無かった。
総合調整が出来ていないので、陸海軍が対立した。
出来れば飛行機の機種の統一、部品の規格統一が可能になったかも知れない。
しかし、軍備拡張だけに目を奪われて、航空機産業に対し、
国家的視野に立った戦略的な政策を取らずに、
作戦現地からの航空機所要や要請に応えていたようだ!
要は目先にとらわれて、総力戦を行う体制も能力も無かったようだ………

余談になるが、機種統一、大量生産についての知っている事がある。
機種統一については三野正洋が記述している。
隼は必要なかった??
ゼロ戦の着艦装置を外した陸軍型を隼とした方が生産性は上がる。
実際にゼロ戦の方が性能は良いようだ??
武装も強力である。
協力する気があったのかと思うが………

奇跡のエンジンと呼ばれた「誉」
繊細である。整備に大変である。
日本は職人芸の世界が広がっている??
大量生産に向いている。
要は戦争は消耗戦である。
いかに大量生産できるか??
そう言う事も考えていない。


日本軍「戦略なき組織」検証 失敗の本質⑥ 航空決戦と「航空機産業」の崩壊

2015年9月29日 (火)

本・第二次世界大戦 影の主役―勝利を実現した革新者たち(2013/8)③P51ムスタング・ポール・ケネディ

空軍の歴史から始まる。
最初はなごやかな物だったようだ。飛び交う時に挨拶する。
次第に険悪になる。
映画がある。
「空軍大作戦」
「頭上の敵機」

どちらの好きな映画である。
相手の工業力を破壊する。
戦争の初めは、工場などの施設の破壊を行う。
ドイツ空軍が登場する。
戦術空軍である。
電撃戦で力を発揮した。
イギリスへの攻撃が始まる。
バトル・オブ・ブリテンである。
これが「空軍大作戦」である。
1940年7月10日から10月31日までイギリス上空とドーバー海峡で、
ドイツ空軍とイギリス空軍の間で戦われた航空戦である。
これにドイツはBf109、Bf110の戦闘機を投入する。
爆撃機は、急降下爆撃機Ju87に、双発爆撃機Ju88、He111、Do17を投入する。
イギリスは、ホーカーハリケーンにスピットファイヤーである。
戦力としてはドイツが優勢であった。
一番の問題はBf109の航続距離の無さである。
イギリスも似たようなものであるが、地元の有利さがある。
ドイツは双発爆撃機である。
戦略爆撃機にはならない。
相当数撃墜される。

 

イギリスは夜間爆撃である。
昼間の護衛機無しでは損害が多い。スピットファイヤーも航続距離が不足である。
ましてドイツの各都市を爆撃するので航続距離が必要である。
護衛機は付かない!
夜間に目標全体に爆弾を落とす。
ランカスター等四発爆撃機である。爆弾搭載量が多いのがイギリスである。

 

アメリカは昼間の精密爆撃である。
B17の集団による爆撃である。
12,7mm機銃を備えている。
空の要塞である。
「頭上の敵機」の世界である。
護衛機はP38にP47がある。
がどちらも戦闘になると、ドイツ機の方が優れていたようだ。
P47なんか巨大な機体に強力なエンジンを積んでいる。
戦闘爆撃機のカテゴリーに入る。
これらの戦闘機は、燃料問題で最後まで護衛につけない。
引き返すと、ドイツ空軍に攻撃される。
双発機まで攻撃に参加する。
シュヴァインフルト、ボールベアリング工場の攻撃。
291機で攻撃し、60機落とされ138機が損傷するような損害を被る。
相当な犠牲である。
凄い犠牲である。いかなアメリカでも耐えれない!!!
1943年10月アメリカは危機にさらされていた!
と言う事で往復護衛できる戦闘機が必要となる。
これを読んでいると、日本の重慶爆撃なんて優しい物だったと思うが・・・・・・・・

 

航空機のエンジンがある。
ドイツはダイムラーベンツの液冷エンジンがある。
イギリスはロールスロイスの液冷エンジンがある。
どちらも高性能である。
ゼロ戦、グラマンは空冷エンジンである。
日本はダイムラーベンツの液冷エンジンをドイツから技術提供されている。
陸軍三式戦闘機「飛燕」のエンジンがダイムラーベンツである。
高性能であるがエンジントラブルに悩まされる。
この辺は、佐貫又男が詳しい。
この件でドイツまで行っている。
ドイツで言われたようだ。
「何が難しいのか?あんなものぶっ叩けばできる!!」
技術の差があったようだ。
やはりエンジンが性能を左右する。
ドイツの航空会社もダイムラーベンツの液冷エンジンを欲しがったようだ!

 

アメリカの戦闘機は種類も多い。
P38、P39、P40、P47とある。
この時、P51と言う戦闘機がある。
優雅な戦闘機である。
性能的に今一なところがあった。
これを試験すように頼まれた技師がいる。イギリスである。
実際操縦してみて、運転性は良い。
これはアメリカ製アリソンエンジンが積まれている。
これをマリーンエンジンに交換すればもっと性能が良くなると!
そういう提案がなされて、実際に交換した。
結果オーライである。
これが凄い性能を発揮したようだ。
航続距離もある。
往復の護衛が出来た。
1944年にはドイツ空軍の損害が増加した。
撃墜王たちが戦死する。
東部戦線とは違う!

 

話は変わるが、P38がある。
これはアリソンエンジンを積んでいる。
これをマーリンエンジンに換装したらどうなっていたのか?
もっと性能が上がったのではないか???

 

スクラップ寸前だったP51、エンジン換装で生き返った。
この時に換装を勧めずに、スプラップにされていたらどうなっていたのか???
マーリンエンジン、増槽、最初の開発に携わった少数のイギリス人、
次に力を貸したアメリカ人がいなければ、航続距離の長いP51は開発出来たのか???
出来なければ戦争は長引いていたのか???
偶然が重なった?
1944年の早いうちにドイツ戦闘機軍団を潰したのが良い結果につながったようだ・・・・・・

 

『戦略空軍・トーマス・M・コフィ』
『ドイツ本土戦略爆撃―都市は全て壊滅状態となった・大内建二』
『B17―空の要塞 マーチン・ケイディン』

 

上記の本も面白かった。
架空戦記などで、ゼロ戦がドイツにあったらバトルオブビリテンは違った結果になっていた???
これはないだろう・・・・・
国民性がある。
ドイツはやはりBf109が合っている。一撃離脱型である。
職人芸の戦闘機ではない。
ドイツはBf109の航続距離を伸ばすことを考えるべきだったと思うが・・・・・・・
P51のような地道な開発が必要だったのではないかと思う!!!

 

20130427_washinton47_2
スピットファイヤーMKⅦ

 

20130427_washinton42_2
メッサーシュミット

20130427_washinton39_2
ゼロ戦

 

第二次世界大戦 影の主役―勝利を実現した革新者たち(2013/8)③P51ムスタング・

 

ポール・ケネディ

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