二郎余話（新）

『And so this is Xmas』（アンド ソー ディス イズ クリスマス）は、
秦建日子による長編小説！
東京を舞台とした連続爆弾テロ事件を巡るクライムサスペンス！
刊行にあわせて秦の脚本・演出で舞台化され、
2020年には『サイレント・トーキョー』として映画化！！

朝比奈仁　　　佐藤浩市
山口アイコ　　石田ゆり子
世田志乃夫　　西島秀俊
須永基樹　　　中村倫也
高梨真奈美　　広瀬アリス
探偵・田中　　野間口徹
須永尚江　　　財前直見
磯山毅　　　　鶴見辰吾

原作　秦建日子（はた たけひこ）
日本の小説家、劇作家、演出家、脚本家、映画監督、男性！
多才な人間か？？
はじめ女だと思った？
もう読むこともない作家である！！

12月22日……　『東京・恵比寿の商業施設に爆弾を仕掛けた？？
午後12時ちょうどに爆発する』といった内容の脅迫メールがテレビ局に入っる！！
「どうせガセだろう」と、記者の来栖公太と高沢は半信半疑で現場に取材に行く。

現場に着くと、山口アイコ（石田ゆり子）がベンチに座っていて、
すぐさま高沢を身代わりにベンチに座らせる！
「ベンチの下に爆弾があり、30キロより軽くなると爆発する？？」
液体窒素で解除されると思ったがそうはいかない！！

総理と直接対話したい！！　これは「戦争」だ！
またこう言うテロリストと対話すべきだと言う識者がいるのだろう！

12月24日の渋谷駅のスクランブル交差点
の爆破テロ事件に繋がっていくが………
世田志乃夫（西島秀俊）は一匹狼か？？
プロである！
不審犯を見つける？？？？
その男を渋谷で見つける？？？
その時爆発が………

調べてみるとたいそうなことが書かれているが…………
世界都市・東京が爆弾で破壊されるという壮大な設定の物語！
社会に物申したい犯人とテロを阻止しようとする男たちの攻防ばかりではない！
【そう言うドラマの方が面白いが………】
夫にプレゼントを買いに街に出た主婦、
好きな人とクリスマスディナーを一緒に食べたいと思う妙齢の女性などの視点も描かれ、
幅広い層が「これは『私』の物語」だと共感できるものになっている！
【私は共感できなかったが………】

この中に犯人はいるのか？
そしてその目的は？
だがこれはシンプルな犯人探しゲームではない？
突如起こった非日常のなかで、事件を起こす、事件に巻き込まれる、事件に翻弄される、事件を止める……
未曾有の出来事のなかで、各々の役割が巧妙にスピーディーに移り変わっていく展開は最後まで気が抜けない？？

犯人に協力しているのも　『私』の物語」だと共感できるものなのか？？？
最後まで気が抜けていたが………
さっぱりわからない？？？
どれくらいの興行収入があったのか気になるが…………