本・偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い ①(2023/1)・小泉悠・桒原響子・小宮山功一朗
情報をめぐる新時代の闘争は、我々の「頭の中」でさえ起きる!
ロシアは2022年ウクライナ侵攻以前から、偽情報の発信や情報戦を駆使してきた
人間の「認知」領域は新しい時代における闘争において重要な要素を占めることとなり、
国家の安全保障上の一つの焦点となるであろう
しかし、日本ではまだその重要性や脅威について認識が高まっているとは言えない
我々はディスインフォメーションをどのように理解し、備えるべきなのか
現代の戦争は我々の「頭の中」でも起きかねない
新時代に必要な情報安全保障について、
ロシアの軍事専門家・小泉悠氏をはじめ、新進気鋭の若手専門家3人が立体的考察を試みる!
桒原響子は読んだことがある!
ATTER SHARP POWER アフター・シャープパワー 米中新冷戦の幕開け
小原凡司・桒原響子である!
どちらかと言えば小原凡司の名前で読んだので桒原響子は知らなかった!
まだ30歳前後である!
他にも著作はあるので読んでみたい!
個人的になるが、SNS、ツイッターは見ない!
知り合いで攻撃されている人を知っている!
読むからあかんのや??
自分で書いて「こんなの書かれてますよ」
そう言う話も聞く!
今回、コロナで嫌になったが………
ワクチンを打たすなと、街頭で録音を流している恐いおばはんがいた!
一人であったが、扇動屋なのか?
報道番組では話題のニュースの解説者が山のように出てくる!
ウクライナはもう1年半である!
話題が話題なので、自衛隊関係者も解説で出てくる!
・アメリカ大統領選
・コロナ
・政局、選挙
この本、大変興味深い!
目からうろこである!
内容は下記の通りである!! ① ②と分けて紹介する!!
➀
はじめに
第1章 外交と偽情報 ディスインフォメーションという脅威(桒原響子)
第2章 中国の情報戦 その強硬姿勢と世界の反応(桒原響子)
第3章 ロシアの情報作戦 陰謀論的世界観を支える理論(小泉悠)
②
第4章 ポスト「2016」の世界 ロシア・ウクライナ戦争までの情報戦の成功と失敗(小泉悠・桒原響子)
第5章 情報操作とそのインフラ 戦時の情報通信ネットワークをめぐる戦い(小宮山功一朗)
第6章 民主主義の危機をもたらすサイバー空間 「救世主」から「危機の要因」へ(小宮山功一朗)
終章 日本の情報安全保障はどうあるべきか
巻末鼎談
おわりに
はじめに
コロナとロシアのウクライナ侵攻!
偽ニュースが溢れかえった??
ワクチンである!
・ワクチン接種が不妊につながる?
・湯、漂白剤、塩素を飲むと良い?
・アルコールに効果がある?
・ニュースで見たがワクチンを打つとワクチンで行動を監視される??
黒人女性だったがあほらしくなった! 本気なのか??
ロシアのウクライナ侵攻である!
・ゼレンスキー大統領が武器を置いて避難を呼びかけた?
・ウクライナが親ロ住民を殺しまくっている
・ウクライナの非ナチ化
情報戦も質が問題になる? すぐばれる嘘も多い!!
だからこうなる!!
・ロシア 悪
・ウクライナ 善
幸運にも日本は深刻な被害にあっていない!
・2012年 第二次安倍政権で重要視される!
中韓とは、歴史認識、領土、主権で揉めており
反日ロビー活動など展開している!
慰安婦像、強制連行、日本海の東海表示!
日本は負けている??
日本は遅れている!
今後は強化する必要がある!
本書は認知領域における身近な脅威としての偽情報を、
若手専門家3人の立体的考察である!
今後日本のディスインフレーション対策と、効果的な情報廉略が進展することを願う!
第1章 外交と偽情報 ディスインフォメーションという脅威(桒原響子)
〇 脅威となる偽情報
◆ 複雑化する世論形成手段
情報は大きな力を発揮している!
・ICT 情報通信技術の飛躍的発展
・動画配信サービス
・SNS
・ネット掲示板
・インターネットテレビ
・2020年 コロナで対面交流事業が妨げられて、
情報発信の重要性が高まった!
まず日本の手薄さを指摘する!
日本は良く思われていると!
だから日本に対して敵対行為はしないと!
「ディスインフォメーション」
意図的に作られて広められる虚偽の情報のことで、
経済的利益を得ることや、市民を欺くこと、
敵視する相手の信用を失墜させることなどを目的として、
世論に影響を与えたり、真実を覆い隠したりするために行われる!
◆ 情報はこうして拡散する
ディスインフォメーション
偽情報である!
SNSを通じて拡散する!
・トランプ大統領 「大統領選挙が盗まれた」
「ツイプロマシー」 ツイッターでのつぶやき?
・欧州委員会は中国、ロシアを名指しで非難する!
要は情報の流れは重要で、
民主主義では、情報へアクセスでき、自らの意志で表現でき、
自由に国政に参加できる??
情報の拡散は??
・ステップ1 受け手の環境
・ステップ2 情報の拡散
・ステップ3 欺瞞
・ステップ4 情報の判断
・ステップ5 情報の使用
情報の正誤は発信者の目的、受け手の情報リテラシーに依存する!
情報リテラシーは「情報を正しく理解し、正しく活用する力」
なので教育の力が重要であると!
社会的、歴史的、文化的環境による!
【ワクチンが身体に入れば情報が抜かれる??】
ディスインフォメーションの流布は未然に防げないが、
訂正の情報を与えて影響を少なくは出来る!
◆ 世論形成のための外交・安全保障手段と定義
世論形成の著者の分類!!
・パブリック・ディプロマシー
自国の対外的な国益と目的の達成のためにおこなわれる外交活動の一種
広報文化外交、広報外交、対市民外交、国益のために国家が意図を持って行うプロパガンダ(広報戦争)
従来の外交活動とはその対象が異なることから区別されている!
・プロパガンダ 宣伝戦?
・影響工作 相手の世論を自国の目的に捜査する!
・戦略的コミュニケーション 広報、情報、世論操作と異なる?
・情報作戦 電子戦、心理戦、
・情報戦 中国の平時の影響工作、心理戦
・ディスインフォメーション・キャンペーン
・認知戦 洗脳? 意思決定に影響を与える
・ハイブリッド戦 要はテロ?
・三戦 世論戦、心理戦、法律戦!
・シャープパワー 中国が強制、歪曲、世論操作で方針を飲ませる!
民主主義国を権威主義政府によって採用された攻撃的で破壊的な政策、
ハードパワーまたはソフトパワーのいずれかでも説明できない政策を説明する??
複雑に絡み合う!
自らの利益のために望ましい構築することにある!
➀ 情報を与える
② 影響を及ぼすものであるか
③ 操作や欺瞞の意図が存在しているか
が区別がつくのか?
孔子学院も考えようであると?
「パブリック・ディプロマシー」
自国の対外的な国益と目的の達成のためにおこなわれる外交活動の一種で、
広報文化外交、広報外交、対市民外交だと!
そう見るのか?
「シャープパワー」
ある国が対象国の政治システムに影響を与え、弱体化させるための外交政策における操作的なパワー!
意見は分かれる!!
対象の判断は、価値観や経験に基ずく??
教育も関係している???
◆ 世界中で増加する偽情報
ディスインフォメーションでコロナの情報が発信された!
・ワクチンは有害 感染防止を邪魔する!
偽情報??
フェイクニュース??
相手国の世論を歪曲し、社会を混乱させる!
・2014年 ウクライナ侵攻ではハイブリッド戦
・2016年 アメリカ大統領選への介入!
・2017年 スペイン カタルーニャ州独立にも介入
・2020年 アメリカ大統領選
・2021年 不正に選挙が盗まれた
ロシアの介入は?
・2017年 プーチンはロシアとウクライナの一体性を発表?
・2022年 ウクライナ侵攻に諜報戦を仕掛ける!
〇 日本は偽情報の脅威に晒されにくい?
◆ 国内発のフェイクニュース対策にとどまる日本
日本は深刻な被害に遭いにくい! 日本語か??
だから対策がおろそかになる!
が国内ではある!!
・2011年 東日本震災
・ガスタンク爆発で有害物資を含んだ黒い雨が降る
・外国人犯罪が横行している
・水道水が放射性物資で汚染されている 飲むな!
・2016年 熊本 ライオンが逃げ出した!
・2020年 コロナ
・トイレットペーパー不足
・東京がロックダウンになる
・明日にも安倍総理の緊急記者会見がある
ライオンが逃げ出しは、神奈川県の男性で「悪ふざけだった」
日本は対策が遅れている!!
日本語の特殊性か?
それより中国には一部を除いて警戒感がある!!!
◆ 偽情報の真の問題
「ソーシャルメディア」
インターネットを前提とした技術を用いて、発信された映像、音声、文字情報にあるコンテンツを、
当該コミュニティサービスに所属している個人や組織に伝えることによって、
多数の人々や組織が参加する双方向的な会話へと作り変える!
知識や情報を大衆化し、大衆をコンテンツ消費者側からコンテンツ生産者に変える!
人種差別、ヘイトスピーチ、陰謀論を拡散してきた?
世論が意思決定に影響力を持つ!
不安な心理面につけ込む!
ディスインフォメーションは、
種類を問わず、真実よりはるかに早く、遠く、広範囲に広がる!
不安が不安を呼ぶ!!
◆ 高まる日本への期待と現実
ディスインフォメーション対策は、ロシア、中国を念頭に、
ヨーロッパでは強化されている!
これに日本も期待されている!
敵の敵は味方?
・2021年 NATOは日本との協力を模索する!
台湾も同様である!
が日本は民間部門の自主的な取り組みである!
アジア、韓国、フィリピンでは選挙で情報が流れ過ぎ、対策を強化する!
日本が遅れている原因は、危機感が薄い?
危険という認識が薄い!
が、急速な対応が必要である!!
〇 海外の偽情報対策
◆ 日本との協力を模索する欧州
ヨーロッパは対策が進んでいる!
中国に対する警戒も進んでいる!
なので国際連携の動きがある!
・自由で開かれたインド太平洋
その他の日本が提唱する取り組みに興味を持っている!
「デジタルサービス法」
ディスインフォメーションやソーシャルメディアが及ぼす悪影響について対処する!
今後、大手プラットフォーム企業に対し、
違法コンテンツの削除機能、人種、宗教、制的思考などの制限を義務付ける!
◆ 中国からの偽情報を警戒する台湾
台湾は危機意識が非常に高い!
中国が民主主義に危害を与えている? 94.2%!!
・2018年 台風21号 日本の台湾旅行者に対して虚偽情報を流す!
仝統一選挙で民進党が負けた選挙に介入する!
・2020年 総裁選には徹底した対策を取る!
「反浸透法」
国民の危機感が高いので後押しする!
◆ 対策と抑圧のジレンマ
政府は信用出来るのか??
ディスインフォメーションを取り締まる?
それはやるべきだが、逆に都合の悪い情報を統制する手段になる!
現実に世界で深刻な状況に陥っている!!
第2章 中国の情報戦 その強硬姿勢と世界の反応(桒原響子)
〇 偽情報を使った中国のキャンペーン
◆ 中国外交部副報道局長の「浮世絵ツイート」
それを言うなら「毛沢東も泣いている」
趙立堅! 最近見ないが………
戦狼外交?? 戦狼を演じるのは疲れるだろうと思うが………
・断固拒否する!
・火遊びをするものは自ら火傷するだろう!
・「米軍が感染を武漢に持ち込んだかもしれない 透明性を持て!
データを公開すべきだ! アメリカは中国に説明せよ!」
大使館、領事館がディスインフォメーションを仕掛ける!
日本語であるが………
オーストラリア軍の兵士が、アフガニスタンの子供にナイフを突きつけている!
流石この写真は見つからないが、壕首相が激怒した!
◆ 存在しない「研究員」のインタビュー掲載
【時々見るが南京事件 おばあちゃんから聞いた? 絶対ウソ!!】
これを思い出す!
実在しない研究者が都合の良い情報を発信する!
主張を裏付ける為か??
日本人も権威に弱い!!
だいたい中国と言うだけで信用出来ない!!
対米批判、対日批判はある意味不安の表れか???
〇 日本における中国の「戦狼外交」
◆ 駐大阪中国総領事館公式ツイッター
中国の日本国内の在外公館は?
・東京
・札幌
・大阪
・福岡
・名古屋
・新潟
神戸王子動物園にパンダのタンタンがいる!
中国へ帰ることになっている!
大坂領事館の、ファンへの感謝を表すためにクリアファイルを配る!
・2021年 領事が変わる………
方針も変わる!
戦狼外交である!!
◆ 新総領事着任の前後の変化
ツイートが変わる!
・日中友好は減少 とは言えあるようであるが………
・米国非難 コロナ発症はアメリカ!
・アフガンなどのアメリカ非難
・新疆ウイグル、台湾、チベットの核心的利益の主張
・経済、科学技術、医療、気候変動の取り組み
つまりこう言うことである! 主張を正当化する!!
・アメリカの信頼度を低下させる
・中国の核心的利益を主張、洗脳?
◆ 逆効果となった戦狼ツイート
大阪弁で、コロナがフォート・デトリックの陸軍の生物医学研究施設から漏れたと!
アメリカに喧嘩を売った!
新疆ウイグルで中国の映像がある!
・規則正しく教育を受けている!
・踊って歌って楽しいと?
これを見た時、中国に対する尊敬の念が薄れた? 無くなった・
この程度で騙されるのか??
子供の顔も利用する!
顔面偏差値??
日本では成功しているとは言い難い!!!
世界でも好ましく思われていない!
・アメリカ 82%
・カナダ 74%
・オランダ 75%
・ドイツ 74%
・韓国 80%
・オーストラリア 86%
・スウェーデン 83%
そして日本は88%???
中国外交部は戦う外交、戦狼外交?
成功したとは言い難い!!
〇 強硬姿勢が目立つ中国外交
◆ 新型コロナウイルス対応で悪化した対中イメージ
戦狼外交!!
中国は孫子の国である! 日本の師匠である??
武経七書 七つの兵法書!
『孫子』
『呉子』
『尉繚子』
『六韜』
『三略』
『司馬法』
『李衛公問対』
コロナ発症のイメージを低下を回復させる!
・マスク外交 世界に医療品、医師団派遣!
・習近平の電話攻勢
・経済的圧力
・感謝しろと!!
趙立堅副報道局長!
「戦う外交官」
【言いたいことだけ言う! またか???】
◆ 高まる中国への警戒感
国際コミュニケーション力!!
三戦! これで敵を弱体化させる!
・世論戦
・心理戦
・法律戦
孔子学院を利用する!
中国語をただで教えて貰える?
メディア戦略は、欧米の記者やキャスターを起用する!
・1989年 天安門事件で、パブリック・ディプロマシーを強調する!
文化的ソフトパワーを前面に打ち出す?
が、これはスパイ活動、プロパガンダと受け止められる!
強硬、挑発が危険視される!
アメリカは?
・孔子学院閉鎖
・中国系メディア9社のを「中国の宣伝機関」と認定
中国のパブリック・ディプロマシーは「友人」をつくることを企画したものである??
日本人には「福田康夫」が友人と思われているし、自ら公言している!!
◆ 習近平の目指す「愛される中国」の真意/対策進まぬ日本の課題
中国は好ましくないと思われている!
が中国は独自の方策がある!
・中国の社会主義を海外に理解させなければならない!
・自信、謙虚、信頼、愛され、尊敬されるイメージを発信する!
・習近平は中国を国際社会が正当に評価、理解していないと!
【もっと宣伝せよか??】
愛される国??
「可信、可愛、可敬」
中国は優れている?
正当に評価されるようにイメージを作れと!
・協調 平和的発展の道
・強硬 革新的利益、台湾、チベット、ウイグル、南シナ海、尖閣……
これを守るためには「強硬」な外交姿勢を取る!
中国は革新的利益を譲ると思わせてはならない!
が、成功しているとは言い難い………
容易な作業ではないと!!
◆ 対策進まぬ日本の課題
中国の「死神」ツイート!
日本は中国に対しては信用しないところがある!
これはオウンゴールになった?
・軍事
・科学技術
・経済
・公衆衛生
・情報
情報操作、ディスインフォメーションは脅威である!
が日本は遅れている!
危機感が薄い!!!
〇 台湾有事と偽情報
◆ 台湾有事では人々の「認知」も狙われる
・2021年 アメリカインド太平洋司令官は証言する!
中国は6年以内に台湾侵攻の予定があると!
台湾有事!
中国の日本への攻撃は?
バイデン大統領は台湾を守ると!
その都度ホワイトハウスは釈明する!
・台湾の独立は支持しない
・一つの中国 【一つのロシア】
・戦略的曖昧さ??
・従来の対中政策に変化はない!!
◆ 偽情報で世論の「分断」図る
中国の台湾侵攻!
中国はロシアのウクライナ侵攻を見て、学ぼうとしている!
もし台湾侵攻を実行すると欧米に日本、東南アジアはどう反応するか?
ロシアの発信した情報は?
まず2014年!
・政治的にはウクライナ国民だが、民族的にはロシア人だ!
・キーウ政変の黒幕はアメリカだ
・ウクライナのネオナチ、ファシスト排除である!
・ロシアは関与しておらず現地住民による運動である
・クリミアの親ロ住民を扇動し、ロシアに併合する!
次に2022年
・ウクライナとロシアは一つの民族だ
・両国はキーウ大公国を起源とする!
で、中国は日本に対しては??
・在日米軍
これがあるから日本を攻撃しなければならない!
日本にデモなどを起こさせる!
・2017年 琉球帰属未定論
琉球独立を後押しする!
日本が台湾に関与すれば、日本が戦場になり、
中国も全面攻撃する!
政府に対して不信感を持たせるようにする!
徴兵制が実施される??
あらゆる不安を与えて、サイバー攻撃か??
第3章 ロシアの情報作戦 陰謀論的世界観を支える理論(小泉悠)
〇 プーチンの世界観
◆ 繰り返される「第五列」発言
「第五列」
本来味方であるはずの集団の中で敵方に味方する人々、つまり「 スパイ 」などの存在を指す
1936年 スペイン内戦時、共和国政府側が防衛するマドリードを四つの部隊が包囲攻撃時に、
市内に反共和国軍に呼応する勢力「第五列」が潜んでいた!!
プーチンの演説!
喋る能力はあると言う!
「第五列」とは懐かしい!
もはや死語か??
プーチンは、以下と並べている!
「テロリスト」「分離主義者」「破壊的勢力」
が、「反体制派」と「第五列」は同じでないと!
・「反体制派」 政府と意見を異にするが祖国のために戦う!
・「第五列」 外国の利益のために戦う
弱い従属国に変えようと西側が圧力をかけてくる!
上手くいかないので「第五列」を当てにすると??
◆ カラー革命への恐怖
イーゴリ・パナ―リン外交アカデミー教授!
「情報戦理論家」
その主張は?
・ソ連崩壊は西側による「情報戦争」の結果!
・偽情報により急進的な経済改革、情報公開によりソ連崩壊を狙った?
・国内に反体制的なメディアなど「内なる敵」をつくっている!
・1998年 通貨危機 ロシア経済のデフォルトもである!
・旧ソ連邦、中東のISISもアメリカだと!
つまり戦時平時に関わらずに闘争の最中だと!
「第五列」を使い内部から崩壊させようとしている?
カラー革命はその結果だと?
・2000年 セルビア ブルドーザー革命
・2003年 グルジア バラ革命
・2004年 ウクライナ オレンジ革命
・2005年 キルギス チューリップ革命
ウクライナは公然とEU、NATO加盟に走る!
アラブの春!
なんか馬渕睦夫みたいになってきた??
プーチンもいかれている??
カラー革命もアラブの春も西側の陰謀だと?
他には?
・2011年 下院選挙に大規模な不正疑惑? 各地で抗議デモ!
・2014年 ウクライナの「マイダン革命」
ウクライナ・ヤヌコヴィッチ大統領追放!
これを「反憲法クーデター」として軍事介入!
なんでも西側の陰謀だと??
【プーチンは馬渕睦夫を知っているのか??】
ウクライナの反憲法ク-デターは西側の陰謀だと!
ロシアへの敵愾心、極右ナショナリストのイデオロギー強化!
◆ 「市民」という概念を信じないプーチン
本気のようだ?
市民運動の声は重要だと!
が市民運動の正体は?
本当に市民運動なのか??
そんなものはないと!!
西側の陰謀だと!
大衆が自分の考えで政治的意見を言ったり、抗議活動などあり得ない!
その背景には首謀者と金で動く組織が存在する!!
【臣下、領民は皇帝に尽くすのだと!! ぐずぐず言うなと!!】
〇 ロシアの情報作戦理論家たち
◆ 情報戦理論の源流・メッスネル
エフゲニー・メッスネル ロシア帝国元砲兵将校!
筋金入りの反共主義者!
ロシア革命で白軍に属し敗れ、ナチスに協力!
戦後アルゼンチンに逃れて、祖国を共産主義から解放しようとした?
その考えがロシアの元になっている??
要は良いものは良いと!!
その思想は??
・もはや古典的な大戦争はあり得ない!
・核兵器も登場している!
・中小規模の戦争は不可能ではないが………
通常兵力が大きな決定力を持たない???
【でもなさそうである! ウクライナ、台湾は??】
◆ 「電波侵略」による「反乱戦争」
メッスネルの「世界革命」
第二次世界大戦後、人間の意識は変わったと!
国家のために命を捧げようとはしなくなる!
若者は徴兵を拒否し、知識人は戦争より敵に占領される方がましだと!
国防より経済だと!
【実際に徴兵拒否で、日本のように経済優先だと言う政治家、経済人がいる?】
メッスネルはアメリカの自由民主主義も批判的だと!
その反面、ナチス・ドイツに同情的である!
ではどうするのか??
わざわざここで挙げるには対策がある!
「電波侵略」
あからさまな外国のプロパガンダは簡単に信用されない!
がこう言う状況を作り出すとどうなるのか?
・公共機関が理解し難い状況になれば
・公務員がストライキを起こす
・要人が暗殺される
・店先から商品が消えた
こう言う状況を作り出して群集心理を利用する?
・荒れ狂う群衆の中では、おとなしいものも暴れる!
・武装集団の中では平和愛好者の武装する!
・狂った中では賢いものが狂う!
以上を「反乱戦争」と呼ぶ!
カラー革命を先取りしている!
がソ連では反共思想として禁書扱いである!
◆ パナーリンの「情報戦争」理論
イーゴリ・パナ―リン外交アカデミー教授!
・1991年 ソ連崩壊でメッスネルの著作が誰にでも見られる!
パナーリンが再構築する!
その考えは???
・ソ連のプロパガンダは自国の主張に終始している!
・その分析に欠ける?
・かってはテレビ・ラジオに期待したが、電波妨害できた?
・インターネット空間が変える!
パナーリンはKGB出身!
「情報作戦本部」 人材を集める!!
・外交官
・ジャーナリスト
・作家
・出版社
・翻訳家
・オペレーター
・通信要員
・Webデザイナー
・ハッカー
〇 情報作戦の実際
◆ 「2011」 内なる敵に対する情報戦争
ロシア国内向けの情報戦!
・2011年以前 下院選挙でサイバー攻撃をかける!
不正選挙の講義を弾圧した!
敵対組織の指導者の通話記録を公開する!
恐らく情報機関が盗聴している!
プーチンはアメリカの介入があったと??
・2012年 大統領選 3選を勝ち取る!!
インターネット空間の統制に入る!
プーチンは「第五列」の存在があると!
反不正デモはアメリカの介入だと!
【プーチンと馬渕睦夫は親戚か? 兄弟? 親子??】
◆ 「2014」 ウクライナに対する情報戦
・2014年 マイダン革命 ウクライナの政変!
まずロシアにとってウクライナは??
第一 ウクライナはロシアの勢力圏だと!
第二 ロシア人とウクライナ人は一体だと! ベラルーシも?
ルーシの民として分断してはならない??
いまの分断は手違いだと?
ソ連崩壊は歴史的事実だが、マイダン革命で状況は変わった?
・NATO支配下
・ルーシ民族分断化の陰謀
クリミア侵攻に際しサイバー攻撃を仕掛ける!
西側の陰謀? ナチ排除??
ロシアは2013年からウクライナの世論工作を始めている!
・トロール ネット工作員を金で集める!
・IRA インターネット・リサーチ・エージェンシーなる社名である!
・ヌーランド大統領補佐官の通話記録を流す!
ロシアにとって気に入らない人間である??
カラー革命の黒幕??
◆ そして「2016」へ
アメリカ大統領選の干渉である!
クリントンを暴露する!
IRAの世論工作!
・人種政策
・イスラム
・銃
・性的多様性
前もって何をターゲットにするか前もって綿密に調査している?
◆ 成就した理論家の予言
ロシアの手法は??
人々の認識を180度回転させることではなく、何が事実か分からなくする!
偽情報、不都合な真実を暴露………
クリミア併合へ賛成票を投じるようにする!
その手法は??
・マルチ・チャンネル化とボリューム効果の利用
・迅速性、継続性、反復性の利用
・客観的現実との乖離
・情報の非一貫性がもたらす効果
確かに、何が事実か分からなくするようだ!!
嘘も真実も混ぜて、多方面から迅速性、継続性、反復性を利用する!
金もかかるだろう………
〇 情報という怪物
◆ 生物兵器との類似性
ソ連、ロシアの手口は??
・1980年代 エイズウイルス アメリカによって開発された?
・新型コロナ ワクチン接種で健康を害する!
こんなことを広めるから自国民がワクチンを打ちたがらない??
・ワクチンを子供に打たせると自閉症になる??
・副作用で死ぬ??
◆ 反撃を受けるロシア
「ベアリング・キャット」
ベリングキャットは???
オランダに本拠を置く、調査報道機関で、
ウェブサイトやSNSで公開されている情報を収集・分析するオープン・ソース・インテリジェンスを特徴とし、
ハッキングや秘密の情報源は使わない方針をとっている!
2014年7月にイギリス在住のエリオット・ヒギンズが開設!
名称はイソップ寓話「ネズミの相談」
誰が猫に鈴をつけるのか???
ドンバスでの戦闘中に、マレーシア航空17便が撃墜される!
公開情報からロシアのミサイルで親ロ派勢力が撃墜した!
凄いことである!
いかにロシアの情報攪乱工作が進んでいるか???
「参考資料 古川英治 破壊戦 新冷戦時代の秘密工作」
珍しく買っている? 当然ブックオフで110円である!!
早めに読もう………
偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い ①・小泉悠・桒原響子・小宮山功一朗
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