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2023年1月27日 (金)

本・EU離脱 イギリスとヨーロッパの地殻変動 ①(2020/2)・鶴岡路人

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2016年6月23日 イギリスにおけるEU残留の是非を問う国民投票での離脱派の勝利は、
世界に衝撃をもたらした!
保守党のメイ首相の下で行われたEUとの離脱交渉は混迷を極め、
ジョンソン首相に交代!
数度の延期の末、2020年1月末に、ついに正式な離脱へ!
なぜ事態はここまで迷走したのか?
それは、EUという存在のあり方と利害抜きには見えてこない!
イギリスの内政問題という理解を超え、新たなヨーロッパ統合のあり方を見通す!

 

イギリスのEU離脱の解説である!!
大変スリリングである! が、現状は?
あの当時、英仏海峡で物流が滞るとあった!
実際は?? 現状ロシアのウクライナ侵攻で飛んでいるのか??
その実証もやって欲しいが…………

著者の奥さんは「東野篤子」 どちらもイギリス留学している!
ロシアのウクライナ侵攻で夫婦で儲けまくっている???
奥さんの方が露出度は高い!!
情報源はあるのか???
馬渕睦夫は、公開情報から読み解くと言っているが………

確定申告が大変だろうと思うが………
内容は下記の通りである!! ① ②と分けて紹介する!!

 



はじめに
第一章 国民投票から離脱交渉へ
第二章 延期される離脱
第三章 ジョンソン政権による仕切り直し


第四章 「主権を取り戻す」から国家の危機へ
第五章 北アイルランド国境問題とは何だったのか
第六章 再度の国民投票、離脱撤回はあり得たのか
第七章 離脱後のEU・イギリス関係の選択肢
第八章 イギリスなきEU、EUなきイギリスの行方
終 章 ブレグジットは何をもたらすのか
あとがき
注記
初出一覧
ブレグジット・ガイド

 

はじめに
2016年 イギリスのEU離脱が濃く投票で決まる!!
最近の選挙ではほぼ互角の投票が多い!
・アメリカ大統領選挙
・大阪都構想
・スコットランド独立
一票でも多く取った方が総取りである!!
半分近い投票が無駄になる!
国民投票自体がおかしいのでは??

しかし2022年 選挙結果を受け入れない主張が多い!
・トランプ大統領
・ブラジル大統領

それに選挙が操作されていると!!
負けると受け入れないと!
EU離脱も再投票したら分からないと!
スコットランドの投票で、ニュースで見たが、
女子高生2人「これは私たちの問題だ、私たちにも投票させろ」
しっかりしている!!

大阪都構想!
創価学会のおばさんがニュースで言っていた!
「創価学会が潰れますよ、 橋下徹の言いなりなっていいんですか」
怖い話である!!
年配者は現状維持を望む!!
仕方がない!
EU離脱でも若者は残留で、年寄りは過去の栄光を知っているので分離?
過去の栄光などもう来ない!!!

キャメロン首相は残留が勝つと思っていた?
世界がまさか離脱になると思わなかった?
だから連日ニュースになる!!
国民投票で決まったので、「離脱必然論」
「イギリスはヨーロッパではない」
「EU離脱は必然だった」

イギリスは経済的利益のために、ヨーロッパの単一市場の一部になる!
しかし結果は??
そもそも国民投票も事故、偶然の産物である!
キャメロン首相は自由党と連立を組んでいた!
が、国民投票となると反対である!
ところが、2015年で、保守党が単独過半数を確保した!
そこで国民投票と言う公約が実施される!

実際に離脱になったので、どうするか?
51.9%VS48.1% どちらに転んでもおかしくない!
・移民の反感
・国内の格差
・グローバリゼーションから取り残された日知人の反乱
・ヨーロッパ統合からの疎外感
・独仏主導へのEUへの積年の反発
・肥大化したEUへの懸念

EUへの加盟から40年経っている!
生まれた時からEU世代も多い!
45歳~55歳の年齢層から離脱票が上回る!
国会議員が孫に言われる1
「じいちゃん、あんたの世代がビクの人生を台無しにした」
高齢層が若年層の未来を奪った?
EUの利益にも、イギリスの利益にもならない………

この騒動は、劇場型だった?
ジョンソン首相まで登場する!
イギリスも事情があるが、EUも当然事情がある!
お互い、ハイハイとは言えない!

国民投票後、数カ月でトランプ大統領が誕生する!

本書の構成は?
第一章 国民投票から離脱交渉へ、双方から振り返る
第二章、第三章 ジョンソン政権による仕切り直し 延期される離脱
第四章 「主権を取り戻す」から国家の危機へ
第五章 北アイルランド国境問題とは?
第六章 再度の国民投票、離脱撤回はあり得たのか?
第七章 離脱後のEU・イギリス関係の選択肢
第八章 イギリスなきEU、EUなきイギリスの行方
終 章 ブレグジットは何をもたらすのかを、
イギリス、EU、国際秩序の面で整理する

 

第一章 国民投票から離脱交渉へ
51.9%VS48.1% 130万票である!
どちらに転んでもおかしくなかった?

Brexit(ブレグジット)
Britain(イギリス) exit(出口)

イギリスのEU加盟は中途半端である!
0or100ではない!
特別扱いみたいなところがある!
イギリス、EU共、利益があったからだと!
イギリスも40年以上EUに加盟していれば、それが当たり前の状態になる!

残留派であるが、火中の栗を拾う、メイ首相!
・2017年3月29日 離脱通告!
・2年後 2019年3月29日が離脱期限になる!
そこから迷走が始まる! それは??
① EUへの無理解 イギリスは簡単に離脱出来ると?
実際はどっぷりつかっていた!!
② 交渉目標の不一致 経済的利益か? 主権か??
要は半分が離脱反対である! 妥協点は??
③ その場しのぎのレッドライン? 国民向けのポーズ?
・人の移動の完全な管理
・欧州司法裁判所の管轄権の廃止
・EU予算への多額の支出の終了

ただEUも抜け駆けは無かった? 結束してイギリスに当たる!
例外を認めれば追随する国が出てくると??
その離脱ドミノは避けられた?
イギリスの混乱を見て、離脱の魅力が薄れた??

この交渉では、どちらも自陣の利益を考える??
・EU側はフラストレーション もういい加減にしてくれと!
 他に決める事も多いのに………
 EUも再度残留して欲しいと言うが、早く出て行って欲しい?
・イギリスは、ブレグジット疲れ

ええとこどりは出来ない!!

 

第二章 延期される離脱
ニュースを見ていても何をやっているのかと思ったが………
議会が……… 再投票かと思ったが………
離脱への流れがある!!
・2018年11月 離脱協定
・仝12月 イギリス議会下院は反対多数で採決延期
・2019年1月  採決否決! 最悪と言われる大差である!

合意なき離脱は避けたいが、悪い合意よりは、合意なしの方が望ましい?
メイ合意案に反対なら
合意なき離脱〉メイ合意〉離脱延期〉残留??
2020年までの延期?
再投票の可能性?
離脱派は、再投票になれば残留の意見が多くなることを恐れる!

北アイルランド問題?
北アイルランドとアイルランド共和国の国境問題!
両国ともE加盟である!
フリーパスだった!
が、離脱により国境の管理が必要になる?
かってに人、物流が流れる??
密輸の温床か??
今さら国境検閲など出来ないと!
なのでEUの関税同盟をどうするかで、合意なき分離もあり得ると!

「制御された合意なき離脱」
この安全策が恒久的になったら困ると?
3月29日、離脱であるので、これが改正しなければ、
自動的に「合意なき離脱になる」
どちらも好き勝手言っている??
5月に欧州議会選がある!
イギリスはこれに参加しなければならない!

数カ月結論を延ばしても何も変わらないのでは??
・3月25日までに議会承認が得られると、5月22日まで離脱日を延期する!
・承認されなければ、4月12日までに方針を伝える?

EU側は?
・イギリスに対する不信感
・EUが蒙る損害は?
・メイ首相がまとめれるのか? 不信感がある!

議会が承認しないのであれば、合意なき離脱である!
が、そうなれば隣国、フランス、ゲルギー、オランダ、アイルランドが困る!
EUから見たイギリスの選択肢は?
・現行合意
・合意なき離脱
・大幅な延期
・離脱回避

決定はあくまでイギリスにさせる!
それがEUの結束を維持する………
EUは他に決める事も多い!
いつまでもイギリスの優柔不断さに付き合えない??

・2019年3月31日に延期する!
2度目の延期である!
それを読んでいると、EUはイギリスの復帰を諦めていない?
が、合意成立は難しい?
合意を国民投票にかける?
これは離脱派には認められない!!

 

第三章 ジョンソン政権による仕切り直し
・6月7日 メイ首相退
・7月23日 ジョンソン首相になる!
フェイクニュース、嘘つきである??
やんちゃ坊主みたい!!

大阪、難波 「踊りだこ」-イイダコ入りのたこ焼き
ここに入った時ビックリした!

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ボリス・ジョンソン大統領が、離脱前に大阪・難波に来ている!
たこ焼きを自分で焼いたそうだ!
親近感を持ったが………

首相交代で変わったことは?
① 雰囲気が変わった
② EUに対するアプローチが変化し、再交渉の要求が打ち出される!
③ ジョンソン首相は「合意なき離脱」も辞さない!

首相交代で変わらないこと!
① 現実にどの選択肢も過半数でない!
② 保守党の分裂
・北アイルランド国境の安全策に反対  強硬
・関税同盟、単一市場への参加  もしくは離脱撤回
③ 決断力と議会での承認を勝ち取る力

EUは冷めきっている!
ジョンソン首相に対する不信感がある!
保守党党首選挙が「マッチョさ競争」になっている?
・やるか、死ぬか
・のるかそるか
・やればできる精神
・この国を再び元気づける

ジョンソン自身、調子が良すぎると!
根拠のない発言、明確なウソを繰り返す!
EUから有利な条件を引き出すためには、
「合意なき離脱」をいとわない覚悟が必要だと?
ましてトランプ大統領が、ジョンソン首相を持ち上げる!
が反対する保守党員は辞任、離党する!
離脱延期は認めない!
何が何でも離脱だと!!

合意なき離脱は何をもたらすのか??
・追加処置が無ければ、自動的に離脱になる
・それをEUは阻止できない
・EU加盟国としての地位を失う
・関税、数量規制が一切なくなる
・国境での通関手続きで物流が混乱する
・医療品、生鮮食品品の不足
・製造業の一時的な操業停止
・経済への打撃
・加盟国から第三国に変化する!
・ハードルが高い?

経済的利益の判断ではなかった?
ジョンソン首相も、EU、イギリスが「合意なき離脱」を避けたい!
その後の交渉がややこしい!
イギリス議会は「合意なき離脱」を避けたい!
ジョンソン首相も無視できない!
が独走する恐れがある!!
・2020年1月31日  離脱期日が延期される!
・2019年12月12日 イギリス総選挙
これに保守党は勝利する!!
が、議席数であり、得票率では45.6%で過半数に届かない!
これで離脱撤回は無くなる………
日も決まる!! 離脱交渉は??

 


EU離脱 イギリスとヨーロッパの地殻変動 ①・鶴岡路人

 

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