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2022年5月30日 (月)

本・独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 ①(2019/7)・大木

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「これは絶滅戦争なのだ」
ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。
想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、
この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。
歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。


子供の頃によく本を読んだ! 少年雑誌である!!
戦史ものに興味があった?
と言っても、ゼロ戦とグラマンがどちらが強いか?
メッサーシュミットとスピットファイアはどうなのか?
大和は強いのか?? そんなものである!!

「映画 サム・ペキンパー 戦争のはらわた」
主演ジェームス・コバーンがドイツ兵を演じる!
メチャメチャ迫力がある! ドイツは退勢にある!
歴戦の兵士である! ソ連戦線はこんなものだったと思わせる!!!

社会人になってから、そう言う軍事が好きな先輩がいた!
こちらが少しかじっているので、自慢されたが………
ドイツの武装SSのファンだった???
ここらはリデル・ハートの影響が大きい!
その時に、「パウル・カレル バルバロッサ作戦、焦土作戦」
「グデ―リアン 電撃戦」「マンシュタイン 失われた勝利」
えらく自慢された!
たまたまだが、パウル・カレルの本は確か古本屋で買ったと思う!
それでも高かったが………
読んでこう言うものだったのか???
パウル・カレルは文庫本でも発行されていた!
これも古本屋で買った!
1冊150円で、3冊400円だった………
今は買って損したと………

これで著者の本は3冊目である!
「戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男」
これを読んで夢が無くなった………
次いで「帝国軍人 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる」
これで証言の信用が一発に無くなった!!
保阪正康で証言については教えられている!
が、この独ソ戦は特異な戦いか???
ドイツ国防軍は、ソ連に負けたと認めたくない!
なのでヒトラーのせいにしている???
著者はグデ―リアン、ロンメルについて書いている!
次はマンシュタインと言う! 楽しみである!!
今後、著者の本は読んでいきたい!
この本も200ぺージ強にまとめられている!
内容は下記の通りである!! ① ②と分けて紹介する!!



はじめに
第1章 偽りの握手から激突へ
第2章 敗北に向かう勝利
第3章 絶滅戦争


第4章 潮流の逆転
第5章 理性なき絶対戦争
終 章 「絶滅戦争」の長い
文献解題
略称、および軍事用語について
独ソ戦関連年表
おわりに


はじめに
独ソ戦は史上最大の規模を誇る?
両軍の損害!
ソ連 戦闘員 900万から1100万、民間人450万人から1000万!
疫病や飢餓で、800万から900万!
ドイツは 戦闘員444万から531万、民間人は150万から300万!
ソ連は正確には分からない! 現在は2700万とされる!!

ヒトラーの世界観戦争と、スターリンの大祖国戦争!
どちらも国際法を無視して戦う!

独ソ戦には回想録などがある!
もっとも有名なのは、パウル・カレルである!
が相当捏造もある??
パウル・カレルはナチス政権下で外務省報道局長であった!
その本名と経歴を隠している!!
要はドイツには責任が無いと!
現在では一顧だにされないと!!
2019年以降、絶版である!!
日本でもいまだにファンがいると!!

独ソ戦の始まりはスターリンの威執務室から始まる………


第1章 偽りの握手から激突へ
第一節 スターリンの逃避
ドイツの侵攻3週間前に警告を受けている!
ゾルゲからである! 他にも100に余る情報を貰っている!
がスターリンは信じない! 信じたくない!!
欺瞞譲歩と言う!!
その為に無防備でドイツの侵攻を受ける!

スターリンは、ミュンヘン会議以来、イギリスを信じていない!
ドイツとの友好関係は悪化しつつあるとはいえ、国益になっている!
ましてやソ連軍部は粛清により弱体化している!!
殺し過ぎていると! 
フィンランドとの冬戦争でも負けている!
スターリンは自覚している!
高級将校に元帥を殺している!
ドイツのソ連攻撃は、ソ連の先制攻撃への予防戦争である!
それは成り立たないと!
(ヒトラーは冬戦争を見て、ソ連は弱いと思い込んだ?)


第二節 対ソ戦決定
征服のプログラム??
1923年 ミュンヘン会議で逮捕されて、
1945年に死ぬまで、一貫してソ連打倒、東方植民地帝国を建設する!
東欧を占領し、イギリスと同盟、又は中立にしてソ連攻撃である!
二面戦争は敗北につながる……… それは理解していた?

しかし思いもかけぬ勝利なのか?
イギリスを大陸から追い出す!
海軍の弱体で英本土上陸は空軍が担当する!
が、講和にも持ち込めず、英本土も攻略出来ない!
イギリスが粘るのは、アメリカとソ連がいるからだと?
◆ 1940年7月31日 ソ連を壊滅させてイギリスと講和する!
◆ 1940年9月27日 対ソ戦を指示する!
◆ 1940年11月12日 モロトフがベルリンに来るが、
その態度見てヒトラーは対ソ戦を決意する1
◆ 1940年12月28日 バルバロッサが正式に発動する!

ソ連の戦力をドイツは見誤っている!!
ドイツが西方に関わっているときに、ソ連が攻撃する!
ドイツは攻勢防御から積極的にソ連にソ連を攻めるべきか?
ソ連がルーマニアを攻撃すれば対策は?
◆ ドイツ軍を展開させる!
◆ 限定の戦争で、ソ連に譲歩を強いる!
◆ 対ソ全面戦争!

ヒトラーの開戦決意以前に、軍部は対ソ戦を考えていた………


第三節 作戦計画
壮大な作戦計画である!
案は、モスクワ攻略と、コーカサスの油田である!
どちらに主力を置くのか??
ハルダ―が作戦を立案させる!
OKHのマルクス・プラン!
レニングラ-ド、モスクワ攻略で、占領後ウクライナを占領する!
アルハンゲリスク、ゴーリキー、ロストフ・ナ・ドヌーの線を抑える!
スターリングラードは入っていない!

OKWのロズベルグ・プラン!
ソ連の作戦は??
◆ 先制攻撃!
◆ 南北をバルト海と黒海で支えて国境を固守する!
◆ 退却し連絡網が伸び切ったところを攻撃する!
ドイツにとっての悪夢は、ソ連が退却することである!
ロズベルグ・プランもマルクス・プランといっちするが………
こちらはスターニングラードが入っている!!
ソ連の鉄道に道路を考えなければならない!
広いし、西ヨーロッパと同じではない!!

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1940年9月3日 パウルスに作戦をまとめるように指示する!
バルバロッサ作戦である!
実際に机上通りに進むが…………
ヒトラーは条件を出す! モスクワ攻略は後だと!
ヒトラーも国防軍もソ連を嘗めている………
国防軍もモスクワ攻略の件は了承する!
開始すればどうにでもなると!!
ハルダ―以下は、ヒトラーの責任にして逃れている………
ドイツ自体、ソ連を知らずに戦った!!
知ろうとしなかった………… 知りたくなかった!!
弱いと! 


第2章 敗北に向かう勝利
第一節 大敗したソ連軍
1941年6月22日 3時15分 330万人が3000kmを攻め込んでくる!
この本では作戦が1カ月遅れの原因を作ったユーゴについては言及がない!
空軍は開始早々壊滅状態である!!
中央軍集団は33万人の捕虜を取る??? 33万人??
圧倒的勝利で、ドイツは早期の勝利を確認する!

ドクトリンとは????
軍隊のあり方、作戦、戦闘の遂行を規定する基本原則!
自軍の実情、能力に合っていなければならない………
ソ連のドクトリンは優れてていた!
が粛清で、将校、高級将校がいない!
つまり無謀な攻撃を行うと!!

史上最大の戦車戦はクルクスではない!
初戦の、セノンの戦い!
ソ連はドイツ以上の戦車を保有していたが、敗れる!
将校の問題とも言う!!
スターリンは敗北は指揮官の責任とし、処刑する!!
粛清が無ければ相当戦えたと言う!
ソ連の被害!
      兵力     戦死、戦傷、捕虜  車両損失
西正面軍  62万5千、 41万7729人    4790両
北西正面軍 44万    8万7208人       
独ソ戦で570万人が捕虜になっている!!


第二節 スモレンスクの転換点
第一次世界大戦の「浸透戦術」
これから発展して、戦車、航空機を応用して「電撃戦」となる!
そもそも「電撃戦」と言うドクトリンはドイツになかった?
プロパガンダの対象か???
フランスまでは大成功である!!
しかし独ソ戦では決定打になっていない??
要はソ連の大地が想定外か??
道路もアウトバーンではない! ぬかるみである!!
ドイツの将軍も本音と建前がある!

ドイツは国境近くでソ連を包囲撃滅しなければならないと!
そうでなければ、奥地に逃げられて再編を許すことになる!
ドイツは補給が間に合っていない!!
ソ連は、ヨーロッパと鉄道の規格が違う!!
道路は悪い!
ガソリンスタンドもない??
装甲師団も損害が多い!
第4装甲師団 169両の戦車で、40両にまで減少!
第7装甲師団 300両の戦車が、使用可能な戦車は1/3に減少!
スモレンスク攻防ではソ連も被害が多いが、脱出している!
ドイツは勝利し、25万の捕虜を取る!
1941年8月、攻撃開始から2カ月で、対ソ戦の敗北は運命付けられていたと?
スモレンスクの戦いは、重要なターニングポイントだったと!
大きく有名ではないが………


第三節 最初の敗走
両軍の補給の差がある!
人員もドイツは補充出来ないが、ソ連は出来る!
ドイツは戦場での勝利が、戦争への勝利に結びつくと!

ヒトラーは戦争資源、ウクライナ、コーカサス重視である!
陸軍は、モスクワ攻略である!
ヒトラーは陸軍の反対を押し切ってキエフに軍を進める!
モスクワより、キエフ、コーカサス、レニングラードの方が重要である!
ハルダ―たちは時間の浪費と! モスクワを攻めるべきだと!!
が、それは成り立たない!
「マーティン・フォン・クレフェルト 補給戦」
ここでその時はモスクワには行けなかったと!
補給の関係である!
南下、キエフ侵攻しかなかったと!!
果たしてモスクワ攻略でソ連は崩壊したのか?
ドイツ陸軍は過信している?? が、そうはならないだろうと!

10月1日 モスクワ攻略作戦 台風!!!
進軍が上手く行かないと!!
道が悪い上に、補給が間に合っていない!!
その上10月6日から7日にかけて雪が降る!!
道路が泥沼化する!!!!
12月初頭、冬将軍が訪れる!
ドイツの進撃は止まる………
ソ連の反撃にドイツは撤退する!
モスクワを目の前にしているが………

そして真珠湾攻撃があり、アメリカが参戦する!
ヒトラーは、アメリカ参戦は覚悟しているので、日本も味方に引き込みたい!
そういう展開になる………

半藤一利が書いていたこと!
◆ ドイツへの靴を見て、どいつへの尊敬の念が薄れたと!
ソ連は大きめの靴を履き、凍傷対策で新聞紙などを詰める!
ドイツはぴったりの靴を履いていた!
◆ ドイツの将軍はソ連に負けたと言いたくない!
なので冬将軍とヒトラーのせいにしている!
◆ 泥沼も冬将軍で凍り、走れるようになった?????


第3章 絶滅戦争
第一節 対ソ戦のイデオロギー
ヒトラーのイデオロギー??
◆ ヨーロッパでの領土拡大
東欧、フランスを征服する! イギリスは中立??
それからソ連を打倒!
◆ 海外植民地尾獲得
ウラルからジブラルタルまでの帝国を造り、
海外進出では、米英と争う!

ドイツをまとめる理念は?
◆ 人種イデオロギー
◆ 生存圏

ヒトラーは軍備拡張を実行したが、国民に犠牲は強いていない!
工業には100万の労働力が不足している!
「危機克服」の為に戦争を選んだ??
資源や労働力を占領により確保している??
ドイツ国民は、帝国主義により利益を得ていながら、
それを享受した「共犯者」だと!!!!


第二節 帝国主義的収奪
独ソ戦は???
◆ 通常戦争
◆ 収奪戦争
◆ 絶滅戦争

東部総合計画?? ゲルマン化??
中核は「大ドイツ国」
フランス、ボヘミア・モラヴィア、ポーランドが中核!
これに西方、バルカン諸国が従う!
植民地は??
◆ オストラント  沿バルト海域
◆ ウクライナ   白ロシア
◆ モスクワ
◆ コーカサス
ソ連は奴隷化???
ドイツ化出来ない人民は追放か??
奴隷労働か??
こう言う計画は、熱心にやっている!
著者の嫌味がある!
バルバロッサ作戦のずさんさに比べて………
ドイツの敗北により、絵に描いた餅になる!!

◆ 飢餓計画
西側から食料が入らない!
なので占領したソ連から食料を入れる!
そうしたらソ連で3000万が飢餓で死ぬ!
ソ連の住民は、何世紀も貧困、飢え、節約になれている!
彼らの胃袋は伸縮自在であるので、間違った道場は不要である?

権限争いかがある!
ヒムラー、ゲーリング、ローゼンベルグ、国防軍………
ソ連のことなど何も考えていない!
帰国する兵に、運べる限りの食料を持参するように命じる!
「総統小包」である………
人民も労働力で送り込まれる!!!


第三節 絶滅政策の実行
対ソ戦は勝利だけでなく、絶滅を図る!!
これに対する答えがある!
ラインハルト・ハイドリヒ?
「出動部隊」 90万人を殺している??
危機となる人間の、殺害除去である!
教師、聖職者、貴族、将校、ユダヤ人………
国防軍は関係していないと言うが、そうではないようだ!

「コミッサ―ル司令」
ソ連の政治将校の扱いである!
ソ連のユダヤ人と共に処刑される?
処刑されると分かれば最後まで抵抗する!!
命令は撤回される………

ドイツは占領地が増えるにしたがってユダヤ人が増える!
これをドイツから去らそうとするが、高齢者に貧困層は留まる!
追放先のめどが立たずに、最終手段を取る………

レニングラード???
包囲している! 900日で100万死んだと!!
ドイツは飢え殺しする気である!
見せしめにしたい!
ソ連も降伏を許さない!
根絶やしである!!


第四節 「大祖国戦争」の内実
スターリニズムのテロ支配?
殺しまくっていおる!!
カティンの森の虐殺!!
1940年3月 ポーランドの将校22,000人を殺す!
これを発見したのはドイツであり、ソ連を非難する!
ソ連はドイツがやったと!!

この辺りはどう考えるのか?
ドイツ軍は解放者として歓迎されるが、
その態度を見て、反ドイツ、パルチザンになる!
がその前から赤軍に志願している事実もある………

ソ連に志願したのは何故か???
◆ ドイツ人への憎悪
◆ スターリン体制の利点への評価
◆ 祖国愛
◆ 志願逃れの処罰の恐れ
◆ 敵に対する憎悪
◆ 社会の同調圧力

ドイツの態度に、パルチザンが脅威になる!
ソ連もドイツも捕虜の扱いはひどかった??
同じようなものなのか???
ソ連はシベリアへ送れる!!
がドイツは?? お互い相当殺している!!

 

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 ①・大木毅




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