本・疫病2020 ①(2020/6)・門田隆将
本書は「この星を支配し続ける人類を脅かす最大の敵はウイルスである」という
ノーベル生理学・医学賞受賞者ジョシュア・レダーバーグの言葉から始まる!
武漢でいち早く“謎の肺炎"をキャッチした二人の医師の運命、翻弄される武漢市民、
動き出す共産党の規律検査委員会、そして警察の公安部門、彼らはなぜ肺炎の発生を隠そうとしたのか?
現役の中国人医師は暗中模索の中、信じられない方法で謎の病と戦った!
なぜ中国はこの病を克服できたのか?
後手、後手にまわる日本と、いち早く的確な対策で国民の命を救った台湾!
官邸・厚労省はなぜ国民の期待を裏切ったのか?
迷走する安倍政権は緊急経済対策でも国民の期待に応えられなかった!
苛立った日本最大の圧力団体の「絶対権力者」が動き、あり得ない逆転劇が起こった?
コロナ襲来の「現実」と未来への「教訓」にまで踏み込んだコロナ本の決定版。
●中国人現役医師が明かす驚愕の医療最前線
●中国人の命を救った「5つの薬品」
●武漢病毒研究所、恐るべき杜撰体質
●中国共産党員が解説する弾圧と隠蔽、全情報
●国民が知らなかった官邸・厚労省の裏切り
●総理も愕然、創価学会“絶対権力者"の逆襲
●危険すぎるトヨタの中国への技術供与
著者の本は何冊か読んでいる!
どうやって取材したかと思うことも多い!!
この本も遠慮がない!!
日本の政治家、官僚を叩きまくっている!!
言われても仕方がない!!
日本最大の圧力団体の「絶対権力者」が動き??????
誰のことかと思ったが………
納得である!!!!
1年前とは言え、現状を見るとあまり学んでいない感じがする!!
内容化下記の通りである!! ① ②と分けて紹介する!!
①
はじめに
第一章 飛び込んできた災厄
第二章 お粗末な厚労省
第三章 異変はどう起こったのか
第四章 告発者の「死」
第五章 怒号飛び交う会議
第六章 中国依存企業の衝撃
第七章 迷走する「官邸」「厚労省」
②
第八章 台湾の完全制御作戦
第九章 リアリストたちの反乱
第十章 「自粛」という名の奮戦
第十一章 武漢病毒研究所
第十二章 混沌政界へ突入
第十三章 中国はどこへ行く
第十四章 未来への教訓
おわりに
特別収録 佐藤正久x門田隆将 日本の敗北はどこから
関連年表
参考文献
はじめに
「この星を支配し続ける人類を脅かす最大の敵はウイルスである」
ノーベル生理学・医学賞受賞者ジョシュア・レダーバーグの言葉である!
武漢市の人口は1,100万人!
完全封鎖されるまでに500万人が脱出した?
と言うことは、武漢市は半分になったのか??
安倍総理は信じがたいリーダーシップの欠如を露呈した!
この失敗を、医療現場の人智を越えた踏ん張りで克服しようとした!
日本の間違いを検証していく………
第一章 飛び込んできた災厄
2020年1月16日 新型肺炎の患者を日本で初確認!
この時、著者は台湾にいた!
2020年1月1日 既に入国してくる中国人の検温を実施している!
2003年4月 SARSで台湾を取材している!
この時は、民進党で対応が遅れた!
衛生署のトップは更迭されて、後任が2020年コロナを対応する陳建仁!!
17年後、台湾はこの失敗を生かす!
日本の対応を心配する!
記事 国立国際医療センターの医師に聞く!
過度に心配する必要はない!
これ以上広がる可能性は低い!
中国からの情報を、そのまま信じている!
福島の放射能の話みたいである!
だいたい中国の報道を鵜呑みにするのが間違いだと!!
ローマ時代のルキウス・セネカの言葉!
「最善を願い、最悪に事態に備えよ」
日本は危機感が全くない??
川崎市健康安全研究所 岡部信彦
テレビでよく見るが………
「感染があったとしてもインフルエンザやはしかに比べて確率は低い」
この時はそう言っているが………
「ひとからの感染、限定的、専門家冷静な対応を求める」
事態が深刻になると、専門家たちは正反対のことを言う!
間違っていたと、謝罪した例は無いようだ??
安倍政権はインバウンドが経済政策の柱である!
中国からの観光客を止めれば、旅館、ホテル、交通機関、
中国人に損害賠償を請求される?
入国者に日本は自己申告を求める!
体の変調、発熱などである!
この時期、ジャーナリスト近藤大介が警告する!
日本は、解熱剤を飲み、発熱とセキの項に、Noと丸すれば入れる??
舐められている!!
福島の原発事故の民主党の失敗と重なっていると!!
この時点で中国から入国禁止にすれば、混乱を招くが、
安倍総理は、歴史に残る宰相になっていた!!!
阪神大震災の時、時の村山政権は、何事も初めてのことなので………
そう言い訳をして、自己正当化を図っていたが………
第二章 お粗末な厚労省
佐藤優は外務省を批判する時、実名を出す!
クレームが出ていないのは、何を言われるのか分からないからか??
ここは厚生労働省である!!
実名で出てくる!!
2020年1月26日 厚労省のホームページ
ヒトからヒトの感染は認められるが、その程度は明らかでない!!
国会審議はコロナそっちのけで、徹底追求である!
2021年には、臨時国会でコロナ対策の審議と言うが、
立憲や共産では出来ないと思うが………
危機感が無い!
観光客が来なければ、日本経済が危なくなる!
厚労省は、国民の命は考慮にない??
その例がある!
◆ 薬害エイズ ミドリ十字である!
天下り先だと! 救いようのない厚生省である??
◆ 1963年 サリドマイド事件
この事件の和解時の厚労省の担当は、みどり十字の社長となり、
エイズ問題になる!
◆ 消えた年金問題
◆ 勤労統計のデータ捏造
◆ 介護保険料の産出ミス
◆ シベリア抑留者の遺骨問題
◆ 児童虐待死 縄張り意識が強い!
厚労省は法令順守である!!
「国民の命を守る」と書いていない!!
なので国民の命はどうでもよい???
厚労省の危機意識の欠如が安倍政権の失敗の元になる???
大したことは無いと!!
しかし厚労省に過剰な期待をかける方が無理だと!!
そう言うところだから、WHOに従う!!
中国べったりのテドロスである!!
そう言うことも分かっていない???
みんな責任回避であると!!
著者は、「加藤厚労相の更迭」を主張する!
第三章 異変はどう起こったのか
中国ではどう言うことが起こっていたのか???
2020年 最初から治療に従事し、当局の隠蔽工作を受けた李文亮が、発表する!
もう一人、女性が発表する!!
武漢市は湖北省の省都であり、日本にもなじみがある!
日本企業も積極的に進出している!
2019年12月16日 原因不明の高熱患者が運び込まれる!
12月22日に、コロナ患者と分かる!
「華南海鮮市場」には近づかない方がよいと!
高熱患者が出ているようだと!!
現実に病院から発進する!!
即、出頭命令に処分が降る!
口止めである!!
2020年1月3日 李文亮は警察に「デマ伝播者」にされる!!
そいてニュースで放送される!
ヒトからヒトへはうつらない!!!
この時に「華南海鮮市場」の名前も出る!
「武漢病毒研究所」の名前を隠すためか??
医師たちの呼び出しと処分!
ニュースの報道!
サンプルの破壊、移管命令!
これらが集中して行われている!!
1月14日 WHOが新型コロナを認定する!
1月18日 「万家宴」 10万人の市民が移動する!
1月25日 春節元旦
第四章 告発者の「死」
1月22日 中国国家衛生健康委員が、ヒトからヒトへの感染を認める!
1月23日 武漢全市の交通機関を停止する!
2時発表で、10時から停止である!
この8時間ののうちに、脱出せよと???
この封鎖前に500万人がもうすでに武漢を離れている!
世界への拡散を意味している!!
凄惨な医療現場の映像が流れる!
生情報である!
二人の女性の日記が公開される!!
李文亮は現場に復帰して、告白する!
世界がこの状態をを知る!
英雄である! 「疫病吹硝人」
BBC放送がレポートするが、脅される!!
1月26日 武漢市長が隠蔽について発表する!
「ヒトからヒトへの感染は確認されていない」
WHOは中国の隠蔽を踏襲する!!
同じくこれを信じたのは日本の厚労省!!
2月6日 李文亮は亡くなる!
中国全土が慟哭に包まれる!!
警鐘を鳴らした人間が何故死ななければならなかったのか?
習近平は政府批判を恐れる!!
情報統制に乗り出す!
李文亮のニュースは直ぐに消される!
持ち上げることも忘れない!
李文亮は、デマの吹聴者から、国家の英雄になる!!
武漢と上海は新幹線で4時間50分で着く!
上海の中国人の証言がある!!
事実上の封鎖である! 身分証明書もいる!!
一軒一軒住民のチェックを行う!
日本には伝わっていない??
徹底して防疫に努める!
◆ 給料をもらって家にいる!
◆ 従業員を解雇してはいけない!
◆ 給料は肩代わりする
◆ 医療費はタダ
私権の制限は当たり前である!
では何故初期段階での防疫に失敗したのか??
これは中央ではなく、地方の責任だと???
第五章 怒号飛び交う会議
厚労省より、自民党の方が切実感を持っていると!
1月27日 第1回会合!
対策本部の本部長には、田村憲久、岸田文雄政調会長である!
中国から入国禁止にしないのかと!!
しかし岸田政調会長は、安倍総理のイエスマンで、
やる気はハナからない???
この時期は、中国が感染者7,711名の、死者170名!
1月としては、92万人が中国から押しかけてきている!!
安倍政権は側近政治である!
かの有名な、今井尚哉補佐官、親中派の竹下派………
言いたいことを言わせても結論は最初から決まっている!
単なるガス抜きか??
著者が珍しく褒める!!
武漢から邦人を脱出させる!
チャーター機5機で800人を脱出させる!
茂木外相と王毅外相が電話で対談する!!
必要な支援物資を送る!!
◆ 自衛隊機は困る
◆ 日本の政府専用機は自衛隊機に当たる
◆ 目立たない夜間の飛行をお願いする
昼間に去っていく機を見せたくない?
マスクや医療用防護服を満載していく!
バスはホンダと日産が出した!!
ただし日本に帰って来てからの滞在先は未定である!
ここで厚労省の無能さを理解すべきだったと!!
第六章 中国依存企業の衝撃
噂がある?? 火のないところに煙は………
中国からのサプライチェーンを維持するために入国禁止を阻止した1
実際に中国とは太いパイプがある!
靖国参拝にクレームをつける!
経済が大事??
各国で作業させても、中国がよいのか??
中国に行くようだ!!!
中国はトヨタから燃料電池が欲しい!!
ドローンに使う! AIは別の企業になるようだが………
トヨタと中国指導者は蜜月である!!
しかし弱い企業は中国に狙われる!!
トイレ、キッチン、便器、水栓など中国から入手している!
これが止まり、住宅の仕上げが出来ないと!!
中国依存から脱却しようとも、出来ない??
中国に進出する企業は、それなりのリスクを覚悟しなければならない!
尖閣購入で、フジタの社員が拘束されている!
カナダはファーウエイでカナダ人を拘束されている!
スパイ行為に麻薬がらみか???
ハニートラップもある!!
とてつもないリスクを背負っている!!!
自社で責任をとれと!!
第七章 迷走する「官邸」「厚労省」
2月に入ってからも安倍政権の姿勢には変化がない!
武漢では責任者の処分が始まっている??
日本の国会は、延々と桜である!
討論番組では野党が与党をなじっている?
WHOテドロス事務局長にも批判は多い!
中国の対応を褒める??
エチオピアで、国際機関の代表に中国の息がかかった人間は多い!
公正を期するために小国から選ぶ??
これが間違っている………
中国からの入国拒否は??
◆ 1月31日
ベトナム、フィリッピン、アメリカ、イタリア、フランス
◆ 2月1日
オーストラリア、モンゴル、シンガポール
◆ 2月2日
アメリカ、インドネシア
◆ 2月3日
ニュージーランド
日本は限定的である!
そこまでして、インバウンドの金が欲しいのか?
国民の命とお金のどっちが大切なのか?
3月5日の習近平の国賓の来日延期まで堅持される!
安倍総理の判断が間違っている??
重症化しないと言うことを信じた!!
厚労省の大坪寛子!
どんな女かと思うが………
2月1日 豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」が感染している!
横浜港に入港する!
3,711人乗っている!
これを仕切る能力が厚労省には無い!
さっさと自衛隊に任せればよかったと!!
この危機に、大物で神戸大学の岩田健太郎が動画を流す!
自衛隊が前面に出てくる!
防護の対応が違う!
高い緊張感と心構えで任務に臨む!!
この客船の対応は欧米から非難される!!
対策が本気になる!
2月25日 クラスター対策班が出来る!
報道番組は好きに言う!
◆ PCR検査をもっとやれ!
◆ 韓国を見習えと!!
日本には他国にない武器がある!!
◆ 世界でもっとも衛生観念が発達した国だと!
◆ 風邪にはマスクが一般化している!
◆ 誇るべき医療従事者がいる
◆ 医療保険制度がある
◆ 現場力がある!!
無症状感染者が蔓延している!!
それを前提に対策を立てる!!
オリンピックが遠のく………
危機管理が出来ない政府に、何も出来ない政治家、それを許す国民と!
おわりは無い?????
疫病2020 ①(2020/6)・門田隆将
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