« 本・ヨーロッパ炎上 新・100年予測 動乱の地政学 ①(2017/4)・ジョージ・フリードマン | トップページ | 本・100年予測 ①(2014/9)・ジョージ・フリードマン »

2021年8月15日 (日)

本・ヨーロッパ炎上 新・100年予測 動乱の地政学 ②(2017/4)・ジョージ・フリードマ

100_20220819214801



3 紛争の火種
第8章 マーストリヒトの戦い
第9章 ドイツ問題の再燃
第10章 ロシアとヨーロッパ大陸
第11章 ロシアと境界地帯
第12章 フランス、ドイツとその境界地帯
第13章 イスラムとドイツに挟まれた地中海ヨーロッパ
第14章 ヨーロッパの縁のトルコ
第15章    イギリス
第16章 終わり
新版に寄せてのあとがき
謝辞
訳者あとがき
解説 佐藤優
文庫版解説 佐藤優


ヨーロッパ各地の現状の説明がある!
ロシア、ドイツ、フランス、イギリスが中心か??
イギリスのEU離脱は書かれていないがもう予想している感じである!!


3 紛争の火種
第8章  マーストリヒトの戦い
◆ 1990年代 バルカンでは25万人死んでいる
◆ コーカサス アルメニアとアゼルバイジャンでは11万5千の死者に、100万の難民
この時期にマーストリヒト条約が、記章、調印、施工された!
そかしバルカンもコーカサスも宗教、民族、言語と交じり合っている!
山があり逃げ込める!
コソボ紛争では、ァメリカ兵がほとんどである!
これはアメリカの戦争だと!!
結局ヨーロッパはこう言う戦争を絶えずしていたと!!
多くの国が誕生し滅んだと!!

ソ連崩壊後、マーストリヒト条約後の紛争は、キリスト教とイスラム教の戦いである!
◆ イスラム教徒 ボスニア、アルバニア、コソボ、アゼルバイジャン
◆ キリスト教徒 セルビア、クロアチア、アルメニア、ジョージア
ユーゴスラヴィアがマーストリヒト条約後に崩壊して、ヨーロッパの統一はどうかなと?
民族、言語、宗教、文化のるつぼのユーゴスラヴィア、ミニ・ヨーロッパで出来なかった!
◆ 1888年 ドイツのビスマルクが言う!
次に戦争が起こるとしたらバルカン半島で愚かな事件が起きた時だと!
バルカンは、トルコ、ロシア、ゲルマンの影響を受ける!
影響がない時に紛争が起こる!
◆ 1990年 ソ連は崩壊、ドイツは東西統一で忙しい、トルコは内向きである!

過去にさかのぼる!! バルカン半島である!
◆ 1912年 ブルガリア、ギリシャ、セルビア、モンテネグロはトルコを追い出す??
◆ 1913年 戦後処理に不満を持つブルガリアがマケドニアを攻撃する
ギリシャ、ルーマニア、トルコの参戦する!
◆ 1914年 第一次世界大戦勃発のサラエボの暗殺事件が起こる!
◆ 大戦終了後、多民族国家、ユーゴスラヴィアを作る???
◆ 1929年 ユーゴスラビア王国に変わる
◆ 第二次世界大戦後、チトーが統一し、共産主義国家をつくる!
◆ チトー亡き後、分裂する!
◆ ユーゴは自由があったが………
◆ クロアチアとセルビアは昔から仲が悪い
◆ 元に戻る??? 
◆ EUに加盟すれば戦いが終わる? と信じた…………

コーカサスは?? 宗教は全部違う!
◆ ロシア、イラン、トルコが支配しようとしている?
ペルシャに、オスマン・トルコにロシアである!
◆ アゼルバイジャンのバグーの石油はロシアがとった?
◆ コーカサスは各国の飛び地が多い!
◆ アゼルバイジャンの地方都市が、アルメニアに属したいと??? ソ連は拒否!
◆ 1992年 アルメニア、アゼルバイジャンの戦争が始まり、双方死者に難民が出る!
◆ 現在、ロシア、トルコを巻き込んでいる!
◆ EU内では戦争は起こっていない?
◆ コーカサスもバルカンもヨーロッパの辺境である!
つまりヨーロッパではないと???

この本には無いが、相当根深い!!
アルメニアはトルコに民族浄化を行われ、100万と言われる犠牲者を出している!


第9章  ドイツ問題の再燃
ドイツは、プロイセン王国を核に小国と自由都市の連合が、統一国家になる!
◆ 1871年 ドイツ統一  
◆ 1918年 第一次世界大戦で負ける
◆ 1945年 第二次世界大戦でも負け、東西に分裂する!
◆ 現在は統一されて、大国である!!
大国になるのは、北ヨーロッパの平野の中央に位置する国は重要である!
何故復興出来たのか??
これは「ドイツ・日本」がと言うべきだと!!
古くなるが、産業革命は日独は政府か主導した!
ドイツはフランス、イギリスに対抗する必要があった!
日本は中国のようになりたくなかった!

冷戦時代、両国はアメリカにとって必要だった!!
ドイツと日本は似ている???
成功には成功の条件がある!
ドイツの成功は、まわりの国に恐怖感を与える!
ドイツは過去があるために慎重である!
世界第4位の実績は、何をやっても目立つ!
目立たないようにしている!!
EUに留まりたいが、その為に犠牲になりたくない!
ドイツの国益第一である!
NATOにも協力したくない??
ギリシャへの援助は何故しなくてはならないのか??
怠惰で無責任なギリシャのためにドイツが肩代わりしたくない?
そうなると、ギリシャ人よりドイツ人の方が優秀???
ドイツは自分の方が被害者だと???

そんな運動ではどうなるのか??
① 債務を返すな、悪党は罰せよ!
② 富める者は、それを分ける!
③ 人種、民族、移民の受け入れ拒否!

しかしヨーロッパ統合にドイツの力が必要である!
ロシア、中東、ラテンアメリカとの関係がある!
読んでいると、何をやってもドイツは警戒される!
望んで強硬な手段はとらない!

ドイツの選択は、EUと自由貿易圏を維持することである?
その為には、フランス、ロシアとの関係をどうするか??
フランスとの関係は重視している!
が、どうなるか分からない???
ロシアや北フランスとの関係を重視するのかもしれない??
要は分からない???


第10章  ロシアとヨーロッパ大陸
サンクトペテルブルクとロストフ・ナ・ドヌを結ぶ線が、
ヨーロッパ大陸とロシアを分ける!
ここを超えてロシアを占領した例は無い!
ヨーロッパロシアは平坦な土地である!
装甲軍が攻撃するのによいが、制空権がいる!
民族、人種、言語、宗教均質である!
ロシアはロシア人が80%を占める!
民族としてロシアに逆らえるほどの人口を持つ民族はいない!
比較がある!
      ヨーロッパ     ロシア
人口    5億人       1億4千万人
GDP    14兆ドル      2兆ドル
一人当たり 2万8千ドル    1万4246ドル

ロシアとヨーロッパ大陸の境界地帯?
ポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア、ウクライナ!
ユダヤ人もいる!
言葉もややこしそうである!

冷戦時アメリカの外交政策の焦点はドイツであった!
今はウクライナである!
第一次世界大戦前のロシアとの境界地帯は??
ドイツ、オーストリア・ハンガリー、ロシアの3カ国である!
今やどうなっているのか? うじゃうじゃある!

モルドバ?? 今は独立国である!! 重要な地点である!
1800年以降、オスマン帝国、ロシア、ソ連、ルーマニアの一部になった!
ルーマニア人、ロシア人、ウクライナ人、ユダヤ人が住んでいる!
最貧国と言うが、実態はそうではない?
靴も車も高級車が多く、銀行も多い!
マネーロンダリングも行われている???
資金をEUへ移す手段である!!
そう言う国???
この国をルーマニアに含めると、困る人間が多い??

ロシアの後退でEUは東方拡大を果たす!
がEUに入ったからと言え裕福になるわけではない!
「一帯一路」に協力すれば裕福になる!!
問題はEUの力がどれほどのものなのか???


第11章  ロシアと境界地帯
現在の浅薄な知識!! 主に佐藤優からである!
ロシアは国境に緩衝国が欲しい! かってのワルシャワ機構軍の国である!
中国にはモンゴル??

豊かな天然資源をヨーロッパ大陸に輸出している!
ドイツはじめヨーロッパは中東にロシアに頼りたくない!
なのでEVに再生可能エネルギーに走る!!
そう言う現実がある!!

ドイツへのパイプラインは第三国を通す!!
ここで中抜きが行われる?? 急に遮断される場合もある!
ベラルーシ、ウクライナ、ポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア………
ウクライナは辺境を意味する!
ここがNATOに加盟すれば問題である!
ロシアは押され気味である!
ここにプーチン大統領が登場する!
この時アメリカは中東にかかりっきりである!

ジョージアとの戦争に勝つ!
これによりコーカサスの立場が良くなる!
展望が開ける!!
ロシアには二つの選択がある!
◆ 平野の出来るだけ西へ進出する
バルト三国、ポーランド、ベラルーシが問題になる!
◆ カルパチア山脈を確保する
ルーマニアにウクライナ!
ロシアは冷静に見ている!
EUとNATOの力を?? 何処まで介入してくるのか??

かってのソ連の衛星国には思惑がある!
◆ 将来ロシアが復活してもNATOが守ってくれる!
◆ EUに入れば豊かになる!
◆ 立憲自由主義を保てる!
が、昔の名前で出ていますの世界か??
ジョージアとの戦争では力になれなかった!

◆ ハンガリーはロシアに憎しみを抱いている?
が期待は裏切られている………
今やEUより「一帯一路」に協力している!

EUには独自の経済対策もないし、NATOもアメリカである!
中欧でロシアと揉めれば果たして助けてくれるのか??

ロシアの浸透方法は???
◆ 事業への投資
◆ ロシアの諜報機関 旧ソ連圏に浸透している!
中欧の国はEUに期待したが、現在は中立的にどちらにでもつけるように考えている!
それより中国に近づいている国もある!
この地域の経済力は高い!!

ドイツは賞賛され憎まれる!
フランスは又ドイツが大国になるのを恐れる!
ドイツの繁栄はEUが必要である!
将来EUが停滞したらどうなるか????
アメリカと中国は競争相手である!
ロシアに可能性がある!
もしロシアとドイツが連繫したら???
ポーランド、バルト三国は悪夢である!
それより敵対している方が良い?????

恐怖心、真珠湾攻撃でアメリカは恐怖を感じた!
同時多発テロの恐ろしさになる!!
ロシアもバルバロッサ作戦で恐怖を感じている!

最後にバルト三国の占領のシナリオがある!
ナチスのシナリオをか???
状況は良くない………


第12章  フランス、ドイツとその境界地帯
◆ ルクセンブルクは開放的で無防備だと??
ここは第二次世界大戦でドイツの戦車隊が通った!
ルクセンブルクは重要である!

◆ ベルギー 造られた国!!
南北で離婚話が出ている!!
北のオランダ圏、南のフランス圏である!!
かっては南が豊かだったが、現在では北である!
アントワープ港が中立と言うことが重要だと!
現在は南北の独立論も、フランスとオランダに再統合との意見がある!
しかしベルギーが統一を保てなければ、この地域が平和だと思えない!
ここはドイツとフランス次第だと!!
消滅することは無いだろうが、可能性はある!!
王室はどうなるのか???

◆ フランス
ナポレオン没落後に、フランスは衰退する!
イギリスとドイツに挟まれている!
イギリスの帝国のおこぼれをフランスは取った??
フランスはイギリスと仲が悪い!!
第二次世界大戦ではイギリスがフランスを見捨てて引き上げた?
ナポレオンを破ったのもイギリスである!

さらにドイツには普仏戦争で負け、第二次世界大戦でも負ける!
フランスはドイツに対抗するために、イギリス、ロシアと結ぶ!
ドイツとの関係はイギリスによる!
イギリスはEUとの関係は一歩引いたものになっている!!

フランスの軍事行動にアメリカは手を貸す!
リビヤ空襲と、マリ内戦である!
ドイツは手を貸していない!!
ドイツは安定していて輸出が重要である!
多くの国と経済関係を結びたい!
輸出には、自由貿易圏、種々の規則、ユーロ、銀行制度を利用する!
フランスとドイツの関係も微妙である!
フランスの需要な拠点は??
① ヨーロッパ平野 ドイツ
② 英仏海峡とイギリス
③ 地中海連合  かっての植民地!
イスラエルにトルコにイスラム諸国が参加している?
まとまるのか?? しかし得るものは大きい!
フランスにとって、EUに代わるものになる可能性がある?
フランスとドイツは仲はさほど良くないが、別れるつもりのない夫婦???


第13章  イスラムとドイツに挟まれた地中海ヨーロッパ
ローマ人は地中海を「我らの海」と呼んだ!
地中海をカルタゴから勝ち取った!!
キリスト教にイスラム教はお互いに侵略し合う!
イベリア半島に南東ヨーロッパから侵入する!
キリスト教徒も十字軍を起こす!!

第二次世界大戦以降、ユーゴスラビア、レバノン、イスラエル、エジプト、
リビア、アルジェリアで戦争が起こっている!
ヨーロッパは安かな労働力を求めてイスラム教を入れる!
いまだに続いている??
結果ブルッセルは1/3がイスラム教徒である!
イギリス、ドイツは5%と言う!
ヨーロッパは文化の共有を諦める!
多文化主義によって解決する!
しかしヨーロッパは受け入れるほど余裕がない!
それに多文化主義は分離独立につながる?
誰しも同じ民族、言語、宗教でまとまりたい!

アメリカは、アメリカの規範を受けいれるなければ排除される!
ドイツのトーリアの博物館!
ユダヤ教とイスラム教が一つのケースである!
ここは熱心なカトリックの街で、非キリスト教と言う点では同じだと!
ヨーロッパも受け入れられない!

難民は仕事が欲しいだけである! ヨーロッパの構成員にはなりたくない!
生活様式を変える気はない!
移民の問題点!
① テロリスト! 風刺画へのテロもある
② 金融危機! 金が無ければ養えないと!
③ 失業率が上がれば移民が攻撃される
ヨーロッパも北と南では違う!!
南は温暖であるので切迫感がない!!
のんびりしていると!!

フランスは国が南北に分かれている!!
オランド大統領が言う!
「北ヨーロッパの輸出大国か、多額の負債を抱えた経済的に自立出来ない、
 地中海沿岸の国なのか? 両方だろう」
キプロスは地中海の国の典型なのか??
ギリシャとトルコの争いもある!
キプロスはEUに加盟している!
トルコはNATOには加盟しているが、EUに加盟出来ない!
そこからヨーロッパにイスラム教徒が入ってkる??

キプロスも金融危機になる!
ドイツは支払わせる!!
キプロスはガタガタになる!
ドイツは債務不履行がいかに恐ろしいかのメッセージを伝えたかった!
キプロスのエリートたちはキプロスの銀行に金を預けない!
したがって被害はない? あるのは国民である!!
経済問題で失業率が上がると、移民排斥になる!
移民にとって生きづらいのは北である!
例えばデンマーク!!!


第14章  ヨーロッパの縁のトルコ
地域大国である! イランと争っている???
宗教が違う………
かってはウイーンに迫った!
トルコは宗教に寛容だった!
改宗を求めない? 支配の為か??
キリスト教徒イスラムの影響を受ける!
カトリックは敵対するが、正教は協調する!

イスタンブールには行ったことがあるが、喧騒の街だった!
凄いところと思った!
言った当時は中国人の観光客もまだいなかった!
今行けばややこしそうである………

司馬遼太郎言う、専制独裁者は数人を除いて害をなした!
その数人の中に、メフメト2世、スレイマン大帝が入るのか!
ヨーロッパを恐怖に陥れた!!
メフメト2世が亡くなった時は、ヨーロッパはお祭り騒ぎなのか??

「イェニチェリ」
キリスト教徒から選ばれた歩兵集団!
強いと言う!! 逆にここで出世のチャンスを掴める!

トルコの世俗主義!
EUに加盟し、経済的に繁栄したい!
がイスラム主義者はそうは思わない!!

戦争が起こりそうな場所??
クルド人居住区、アルメニア、イラク、、シリア、
コーカサス‘アゼルバイジャン、アルメニア)、イラン………
クルド人は3000万人いる!
4カ国にまたがっている!!
トルコに半数がいる! トルコの人口の2割である!
エストニアは人口100万である!!
火種は残る??

シルクロードはまだ生きている!
イランからトルコ、ヨーロッパにヘロインが密輸されている!
「一帯一路」で儲けるのは密輸業者、麻薬取引か??

読んでいるとトルコの周りは危険だらけか!!
◆ クルド人
◆ アルメニア  虐殺の記憶は消えない!
◆ エネルギー戦略  供給先をロシア以外からも欲しい1
クルド人を使う
◆ シリア  宗教が絡む!
◆ ボスポラス海峡と、その先のヨーロッパ大陸!
ロシアがツ仲介を狙っている??
まわりは問題だらけか???
トルコは発展している!
それが警戒感を呼ぶ…………
ヨーロッパを統合すれば繁栄と平和が約束される?????
誰も信じていない!!
トルコのエルドアン大統領は独裁制を強めている!!!


第15章  イギリス
英仏海峡!!
スペイン無敵艦隊、ナポレオン、ヒトラーが超えれなかった?
ローマ人とノルマン人は成功しているが………
イギリスは海軍の力が大きい!
スペインから黄金を強奪した海賊船も海軍か??

勢力均衡?  裏切りのアルビオン!
大陸で突出した勢力が出ないようにする!
「約束や義務をもろともせず、常に自己の利益を追い求める冷血漢」
「裏切り者」

イギリスは自己の文化をもっとも上位に置く!
食事のマナーがある!
スープの飲み方もである!!
正しいのは自分たちの習慣だと!!
トラファルガー広場で、フィッシュ&チップに
ケチャップをたっぷりかけて食べている若者もか??

アメリカとイギリスはどちらも島である!
第二次世界大戦でアメリカは駆逐艦50隻を貸し出し、
イギリスの西半球の基地を99年間借りる!
戦後アメリカは世界の海を支配する!
イギリスは一大国になる! 世界帝国ではない!!
イギリスはEUとの関係に一定の距離を置く!
その通り、現在は離脱している!!
どちらにしても、どっちつかずの状態である!
イギリスの国益を守るために、EUを利用している!
イギリスはアメリカのパートナーか??

押し付けられた結婚?? チェコスロヴァキア??
「ビロード離婚」 熱情のない結婚だった!
スコットランド独立は??
歴史の重みが違う! 独立すればどうなるのか??
する可能性は高い???

EU離脱間に書かれているが、おかしくはない!!
イギリスはEUに熱意もなかった…………


第16章  終わり
ヨーロッパは何故世界を制したのか??
◆ 何故世界を支配出来たのか?
◆ 1914年~45年で手放すことになったのはなぜか?
◆ 今後どうなるのか?

紛争の歴史は終わっていないと!
1991年から2008年までは上手く行っていた!
経済が好調で戦争もなく、ドイツが熱心だった!
ヨーロッパとロシアの境界地帯?
第二次世界大戦のバルバロッサ作戦時と状況は変わっていない気がするが………
バルト三国はEU、NATOに付き、ウクライナが西に付けばベラルーシも危ない?

ロシアは今は冷戦時ほど強くない!
それでもヨーロッパより強い???
ヨーロッパの弱点は??
天然ガスを握られている!
ロシアは何処まで西へ行くのか???
緩衝国も不安である??
ポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア………

◆ ロシア次第でドイツの再軍備もあり得る
◆ ロシアはアルメニアと結ぶ! これでジョージア不安になる
◆ それがアゼルバイジャンに影響する! ここは原油の供給国でロシアの代わりになりうる
◆ トルコはアルメニアと紛争を抱える!
◆ トルコはいずれ世界的な大国になる!
◆ トルコの周りは紛争の火種ばかりである!
◆ リビア、アルジェリアからの南ヨーロッパへの原油の流れ
◆ 北アフリカからトルコ経由の移民、難民の流れ
◆ デンマークは移民拒否である
◆ 極右政党が勢力を伸ばしている

ヨーロッパは4つに分かれている
◆ ドイツ・オーストリア
◆ 北ヨーロッパ諸国
◆ 地中海諸国
◆ ロシアとの緩衝地帯 東ヨーロッパ
ヨーロッパ人でありたいが、運命は共にしたくない!

このことから、ヨーロッパは世界の中心ではなくなっている!!
出はアメリカか? ロシアの復活? ドイツの再興???
答えは出て来ないと!!


新版に寄せてのあとがき
現在は、ナショナリズムが高まり、地域紛争も多く、移民も排斥である!
「紛争の火種」に火が付いている!!
◆ ギリシャ危機の対応を皆見ていると!!
◆ ドイツは自由貿易を維持しなければならない!
◆ ギリシャを甘やかすと、イタリア、スペインが同じことをやりかねない!
◆ ドイツとフランスの間も一枚岩ではない!
◆ 反イスラム感情がヨーロッパ中で高まっている!
◆ オス万トルコ後の中東は英仏が治める! この地域も紛争の火種が付きかねない!
◆ ロシアとヨーロッパ大陸は今のところ収まっている? ドイツの再軍備は?
◆ イギリスのEU離脱は現実のものになった!!!
◆ 地中海が火種であると! 戦争により移民が流れ込む!
◆ それにより、ギリシャ、マケドニア、セルビア、ハンガリーとドイツの意見が分かれる?
◆ パリの同時多発テロは、国境閉鎖につながった!
◆ ドイツ一国が繁栄している? 最大の問題はドイツだと!!


謝辞


訳者あとがき
これは歴史書であると!!
「紛争の火種」 と呼ばれるには理由があると!
ヨーロッパは又バラバラになるのか???


解説 佐藤優
著者はユダヤ人である!
中欧では情報を掴み、分析し、素早く行動しなければ生き残れない!
著者は中期の分析には天賦の才能があると!
ウクライナ、コーカサス、バルカンを回っている!
EU解体も視野に入れている!
ギリシャ危機でそれが本当になりかけていると!
トルコの将来も、オスマン帝国への回帰か??
新聞、テレビ、雑誌で報道されない国際政治の動員を解説してくれる!
EU解体なんてだれも望まない! 
だからそう言うニュースは聞きたがらない!!
その中での解説は厳しいが………


文庫版解説 佐藤優
著者もトランプ大統領の誕生を予言べきなかった!
国連・世銀・IMF・NATO・EUが機能不全を起こしている!
EUは平和と繁栄と言う良いことしか約束しない!
アメリカは、アメリカの労働者と家族を利するために決断する!
アメリカファーストであると!!
EU離脱は予測している???

国民投票は僅差で決まる!
合理的な基準で決まらない!
エリートの権益を擁護する口実と思われる!
トランプ大統領と言い、感情で投票する??
スコットランド独立では、アイルランド(北か)、ウエールズも民族意識が活発化する!
スペイン、オランダ(もあるようだ)、沖縄に影響を与える???

 

ヨーロッパ炎上 新・100年予測 動乱の地政学 ②・ジョージ・フリードマ

 

« 本・ヨーロッパ炎上 新・100年予測 動乱の地政学 ①(2017/4)・ジョージ・フリードマン | トップページ | 本・100年予測 ①(2014/9)・ジョージ・フリードマン »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

アメリカ (カナダ・メキシコ)」カテゴリの記事

イタリア」カテゴリの記事

イングランド」カテゴリの記事

オランダ」カテゴリの記事

オーストリア」カテゴリの記事

ギリシャ」カテゴリの記事

スイス」カテゴリの記事

スウェーデン」カテゴリの記事

スコットランド」カテゴリの記事

スペイン」カテゴリの記事

デンマーク」カテゴリの記事

トルコ」カテゴリの記事

ドイツ」カテゴリの記事

ノルウェー」カテゴリの記事

ハンガリー」カテゴリの記事

フィンランド」カテゴリの記事

フランス」カテゴリの記事

ベルギー」カテゴリの記事

ポルトガル」カテゴリの記事

ポーランド」カテゴリの記事

ロシア (バルト3国 コーカサス ウクライナ)」カテゴリの記事

中国 (モンゴル)」カテゴリの記事

中東」カテゴリの記事

台湾」カテゴリの記事

朝鮮半島」カテゴリの記事

インテリジェンス・国際情勢」カテゴリの記事

中南米」カテゴリの記事

クロアチア」カテゴリの記事

アジア (インド・東南アジア)」カテゴリの記事

アフリカ」カテゴリの記事

政治・政局」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 本・ヨーロッパ炎上 新・100年予測 動乱の地政学 ①(2017/4)・ジョージ・フリードマン | トップページ | 本・100年予測 ①(2014/9)・ジョージ・フリードマン »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ