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2021年6月12日 (土)

本・繁栄と衰退と―オランダ史に日本が見える (1999/1 )・岡崎久彦

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17世紀、英国とスペインが覇権を争う中、漁夫の利を得るように貿易国として経済的繁栄を謳歌したオランダ。
だが、他国の動向に注意を払わぬまま内輪の政争に明け暮れ、
自己中心的な平和主義を推進するうちに国際社会での信用は失墜、英仏の嫉視を買って凋落の途を辿っていく。
このオランダの興亡は、日本人に何を教えるか。


オランダと言えば割り勘の国である???
ケチと言うイメージがある???
そのくせユーロでの存在感は、イギリス・フランス・ドイツに次いでいる!
スペイン・イタリアより上である!
スケート・サッカーの強国でもある!
格闘技も強い! (ピーターアーツがいる)
スケートはオレンジ色ですぐに分かる。サッカーもだが………
このオレンジ色は好きではない!
明るすぎる。なのでオランダは『暗部・根』になれない!

初めてヨーロッパに行った国は、オランダになる!
スキポール空港である!
飛行機から見た初めての都市がアムステルダムである!
と言うよりヨーロッパの風景を見た最初である!
緑があり、湖がある。街並みが印象深かった………
なんと広い空港かと思ったが………
何度もこの空港には行っているので、オランダには行った気になっている!
奥さんが行きたがっているが………

日本はオランダと関係が深い!
長崎にはオランダ村がある。又行って見たい!
共通点も多いようだ………
小学生の頃には、オランダは国土が海面より低く、
灌漑で耕地を造っている??

勤勉な国民と教わった!
資源に乏しく恵まれない環境にある!
だから国民は節約する!
料理はそれほど美味しくは無いし、ケチである!!
オランダはイタリアで学ぶ!
商業・芸術・建築………
それをヨーロッパに広める!
関係ないが、奥さんはオランダ絵画が好きなようだが………
そうして交易に目覚める!
ニシンの塩漬けで長期保存できる技術を開発して売るようになる!
近くの海はバルティック海?
ハンザ同盟に襲われ戦うようになる!
優れた商売人でも、武力を持たない限り商売も富も得られない事を悟る!

凄まじい話が並ぶ!
宗教裁判がある!
と言うより異端裁判である!
読んでいるとでっち上げも沢山あるようだ!
だいたい裁く人間が問題であると思うが………
その例が記述されている!

スペインに対する独立戦争がある!
スペインのオランダへの略奪の例が記述されている!
包囲した都市に対しての残虐な例が記述されている!
抵抗し降伏した町に対して、
市の鍵を渡せば生命と財産は保全すると言いながら、皆殺しを行う!
抵抗され財宝を焼かれる事を恐れて、交渉に応じて皆殺しにする!
スペインの被害も相当なあったようだ!

ネーデルランド独立戦争で、オランダとベルギーは違う道を歩む。宗教が絡んでくる!
スペインの残虐に対して、オランダは報復を行う!
それに対して、カトリック大国スペインは黙っていられない!
陰鬱な戦いだったんだろう………

1600年代、大国はスペインである。イングランドにフランスもある!
ドイツ諸侯もいる!!
オランダはスペイン支配にある。中央集権では無い??
オランダと言う国は、地方の力が強い!
ネーデルランドは、かってはアントワープが貿易の中心であった!
がこれにアムステルダムが挑戦する!
やり方は綺麗とは言えないが………
スペイン・フランスはカトリックである!
イングランドにオランダはプロテスタントである!
少し中身は違うようだが………
イングランドはオランダと組みたい??
共通の利益・脅威・歴史・同じような社会の発展・政治制度・政治的環境にある!
その為には相当な譲歩・妥協をする!
が両国とも貿易により成り立っている!
イギリス・スペインは大西洋に航海は開いている!
オランダはイギリスが邪魔になる!
蘭英関係は、80年に及んだオランダとスペインの戦争が1648年に終わったとたん、
4年後戦争になる!!

全ては金の世の中!!
オランダは質実剛健で合理的な国民と言う!
国民皆兵で無く、傭兵の時代になって来る!
地道な海運業をいやがり、独占貿易の維持に勢力を費やした!
ある時期、胡椒の独占に成功するが、成功すると価格を釣り上げる!
オランダは政治的には大国でない!
各国の妬みを買う………
豪華な生活を行う!
日本との貿易も独占である!
イギリスが入ろうとしても邪魔する!
長崎オランダ村は、当時のオランダを模して造られている!
まやかしは無く、当時の本物のオランダを再現をした言う!
清潔感に溢れた凄い都市だったようだ……

国際情勢が変わる!
30年戦争が終結す!(ヴェストファーレン条約が締結される………)
それまでオランダひとりが勝っている!
が、ローマ教会とスペインの影響が去る!
それによって国家間の経済的利害対立が急に浮かび上がってきたようだ………
スペインの勢力が衰退する!
オランダとスペインは各地で海戦を行う!
無敵艦隊は撃滅される!
オランダもイギリスも財宝船襲撃で多大の利益を得ている!
イギリスの不満がある!
オランダに支援を行う!
イギリスは、強く勇敢な国民が貧乏して、
金を払って他国民に戦って貰っているような卑怯な商人どもが
世界の富を集めているのは正しい事なのであろうか??

『金さえ出せば良いのかと言われている現在の日本に通じるのか??』

後智恵で考えると、戦争は避けれたかもしれない!
オランダもイギリスも相手を舐めたのか??
情勢判断を誤る!!
日米間で対米交渉に積極的でない論者が必ずする事は、
「アメリカは本当は望んでいない」と言う情報を流すことにある!
つまり正しい情報が流れない!
同じ事がイギリス・オランダの間にあったようだ………

1952年にオランダ・トランプ提督と、イギリス・ブレイク提督とで偶発的な海戦が起こった!
どちらが先に発砲したのか分からい!
が勝ったイギリスが分からないと言う事自体怪しいが………
この時期海軍の装備も変換機を迎えている。
イギリスは惜しみも無く予算を使ったようだ………
船も大きく、砲の数もイギリスが多い!
秀吉の鳥取城攻めがある。城内の米を高値で買い取り餓えさせる!
イギリスはもっとえげつない!
戦争前、イギリスはオランダから軍艦用資材を買い付けて、倉庫をカラにする!
オランダ商人は戦争になるかも知れないのに、高値で売る!!
その為に線状態になっているのにもかかわらずに、宣戦布告していない??
地政学的な問題もある!
イギリスは大西洋に航海は開いるが、オランダはイギリスが邪魔になる!
ドーバー海峡の制海権はイギリスが手に入れる!
戦いは奇跡的な事も起こり、オランダも息を吹き返す!

第1次英蘭戦争(1652~1654)、第二次英蘭戦争(1665~1667)、
1672年のフランス・ルイ14世の大規模なオランダ遠征がある!
スペイン王フィリップ4世の妹と結婚していたので、フランスの法学者の助けを借りて、
王位継承権を主張する!(かなりいい加減である!)

イギリスのクロムウェルの理想がある!
国内に穢れの無いピューリタン国家を造り、外交面では新教徒国の連合造り、
ローマ・カトリックの脅威に対抗する!
戦争の終盤に、併合を提案する!
イギリス人とオランダ人は、一つの主権の下に属する!
国内法は残るが、連合国家内の住民は完全に平等な条件の下に居住する!
(無理でしょうネ!!)

イギリスにフランスと戦う!
それにドイツ諸侯も参戦している!
読んでいて思うが、一言でいえば状況を読み誤っている。
自分の都合のよい方にしか考えていない!
オランダも可愛くなかったのか??
カルタゴ滅ぶべし!!
オランダも同じように思われた??
負けたけっはは惨憺たるものだったようだ!
国土は荒廃する!
それでもイギリスのオランダ憎しは変わらない!

単なる偶然がある!
1689年、イギリスの名誉革命がある
1789年、フランス革命
1889年、日本の憲法発布
1989年、東欧の革命

最後に警告がある!
日本の、今は中国もだが、パリでの爆買いがある!
キリスト教は禁欲・節約を美徳とする!
恥ずかしい風景であるが、それは神を畏れぬ所業になる!
「今に報いて待てよ」
当時はオランダも贅沢だったようだ!
今の日本の贅沢に通じるようだ!
そう言う国が他国に好まれるだろうか??

戦略があって戦術がある。
戦略が良ければ多少の戦術のまずさはカバー出来る。
第2次世界大戦の硫黄島の戦い!
指揮官は良く、兵も良く戦った!
被害もアメリカの方が多かった!
なのでこれは戦術的は勝利である!
沖縄も戦い過ぎた。がそのおかげで、
日本手ごわしとなり、原爆投下にソ連参戦を招いたようだ!

もっと早くに終戦に持って行けたかもしれない………
終戦に持って行く戦略が無い為に戦術的勝利を、
勝利に結びつけられない!
政治的姿勢の問題がある!
例としてイラク戦争で日本は金を出しただけと批判された!
もし中国があの時、
掃海艇を出していればアメリカは中国を頼もしい同盟国と
思ったかもしれないとある。

知らない話があった。
イギリスと言うよりイングランドは無敵艦隊に勝った。
が、それよりオランダ軍が、
イングランド上陸のパルマ公の大軍の海岸上陸を阻止したことにあると言う!
2度の英蘭戦争時も、オランダの事をイギリスの市場の蚕食する蛭・吸血鬼と言った!
敗戦国の歴史は不当に扱われると言う現実の様だ!
イギリスの百科辞典にもその記述はないようだ………
オランダの印象がかなり良くなった本である!
いつか行く事があるだろう………

 

繁栄と衰退と  オランダ史に日本が見える・岡崎 久彦

 

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