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2021年2月24日 (水)

本・非才! あなたの子どもを勝者にする成功の科学 ②(2010/5)・マシュー サイド

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第二部 心のパラドックス
第五章 プラシーボ効果
第六章 あがらないためには
第七章 野球の儀式と鳩、そしてスポーツマンが勝利後に憂うつになる理由
第三部 深い考察
第八章 目の錯覚と透視眼
第九章 ドーピング シュワルツェネッガーマウス そして人類の将来
第十章 黒人はすぐれた走者?


第二部 心のパラドックス
第五章 プラシーボ効果
■ いわしの缶詰
鰯の頭も信心から………
〇 エドサン・エドワーズ イギリスの三段跳びの選手
スポーツバッグの奥にイワシの缶詰が入っている!
オイルサーディンか???
栄光でも私利でもない! 神の言葉を広める………
イワシはどうも信仰のためにある!!
これほど信仰心が深い!!

〇 モハメド・アリ
「アラーがついてくださるのに負けるわけがないだろう」

宗教的信仰に強力な効果がある!!

しかしエドワーズは引退後、信仰に疑いを持つ??
背教????
無神論者に生まれ変わったが、現役の宗教的力は認めている!!!


■ 気力でのり切る
一流とそれ以外を隔てるもの!
真実ではないが、とほうもなく効果的だと信じられる能力である!

1944年イタリア、アンツィオでアメリカは負傷者の数が多い!!
モルヒネの代わりに食塩水を注射する!
これを麻酔が効いたと同じように感じる!
手術にも耐える!!
数十人の負傷者が救われる!!

1980年代 それ以外にもスイスで麻酔無しで手術している!!
1500例と言う! 

1972年 ピンク色と青色の偽薬を与える!!
興奮剤か鎮静剤と言っている!!
この実験の結果がある!!
色が効果とつながりある!
赤   活気を与える
青・白 落ち着かせ心を鎮める

赤・オレンジ  興奮作用がある
青       鎮静作用がある

「高い薬は効く!!」
医師、パッケージ、広告、色、侵襲性、儀式など関係ない!!
重要なのは患者が信じることであると!!!


■ プラシーボとしての宗教?
信仰自体が、現実の具体的な健康便益をもたらす!!
宗教的信念から医学的に恩恵を被る!
ユダヤ教、キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教、世界中の精霊!
神の癒しの力を信じる!!
最も熱心な信者が恩恵を受ける???
プラシーボ効果が働いている!!
信じる者は救われる!!
「神は祈る人の価値に応じて行動するのではなく、
 神がそうしてくれると信じる祈る人の想いに応じて行動する」
と聖書は述べているらしい!!
神を偽薬に代えれば、プラシーボ効果の定義である!!

カール・マルクスは宗教を「民衆の阿片」と呼んだ!!
それはほぼ正しい!!
宗教は民衆の偽薬だと!!!


■ スポーツにおけるプランシーボ効果
プランシーボ効果は、信仰そのものである!!
「自分を信じる」
「ベストをめざして手に入れる」
「敗北を信じない」
「至高の力を活用する方法」
信じる者は救われる!!!

スポーツ界は宗教を無視していた………
が、突如注目の的になった………

韓国選手は、祈りはストレスと不安に対処した!!

パフォーマンス・プラシーボとは??
「負ける可能性など考えたことなど無い! 
 我々は勝つし、それをはばむことは出来ないと思っている」
「最善を期待する奇妙な力が与えられて、
 望みの結果を生み出す状態つくることが出来る」
「熱烈に信じる楽観的なシナリオを生み出す力が備わっている」

疑念を抱くほどほど危険な事はない??
ほんとうのプロは、上手くやれると信念がある!
自己不信には耳を傾けない!!
試合開始までのリラックスがある!
最後は「きみが勝つ! きみが勝つ!」
しかし相手も同じように独自のプラシーボ効果を享受している!!


■ 不合理な楽観主義
〇 アーセン・ベンゲル
非合理な楽観主義を欠く一流選手はいない!
合理的な疑いを心から取り払う能力なしに、
最大限の力を発揮できたスポーツマンもいない!

〇 タイガー・ウッズ
自信が圧倒的である!!

証拠を信条に合わせてつくる、
非凡な能力を人間は持ち合わせている!


■ 二重思考
「敗北の良い部分だけ取り出す」
一流のプレイヤーは、望ましくない証拠を取り除いて、
自分の能力にたいする過大な信念を維持する方法を身につける!!
相反する信条を上手くさばいて、
プラシーボ効果を最大限に引き出さなければならない!

二重思考???
二つの矛盾した信念を同時にもち、その両方を受け入れる力!
不都合になった事実はすべて忘れて、必要な時に引っ張り出す!
これらが必要不可欠なのだ!!!

〇 ニック・ファルド ゴルファー
「自身の弱点と失敗の可能性を現実的に分析し、決断する!
 ひとたび決断すると、ショットが決まらないことに、
 なんの疑いも持っていないかのように、ショットを実行する」


■ 哲学的結論
パフォーマンス・プラシーボが実験される!
100人の被験者を二つに分ける!
グループA 思ったより早く課題を終えらると信じさされる!
グループB 機体に水を差す………
グループAは、はるかに早く課題を終えた………
非合理的な信条でも、十分な確信を持っていれば、パフォーマンスを高めれる!!
勝利者は、人生の奇妙なゲームの中で、勝つ不都合な方法を見つけている………


第六章 あがらないためには
■ シドニーの屈辱
著者は2000年、シドニーオリンピックの緒戦、大敗する!!
何故なのか?? 「あがった?????」
万全の準備をしていただけに………


■ ホワイトシャークが溺れる
バスケットボールでは、「レンガに当たる」
ゴルフは「イップス」
学究的な分野では「クラッキング」と呼ぶ!!

あがるのは、音楽家、政治家、俳優、芸術家、外科医、画家………
あがるのは誰にでもあるのか??
〇 グレッグ・ノーマン ゴルフ!!
1996年のマスターズの記録!!
思わぬ事が起こった……… 結局あがって負けた!
〇 クリス・ウエバー 1993年のNCAAの決勝戦であがった!
〇 ジミー・ホワイト 1994年の世界スヌーカー選手権の決勝であがった!
〇 スコット・ノーウッド 1991年ス―パーボールであがった!!
〇 トッド・マーチン  1993年ウインブルドン選手権シングル準決勝戦であがった!
もっとあるとは思うが………


■ 二脳物語
顕在記憶
潜在記憶
脳システム????

顕在記憶システムから潜在記憶システムへの遷移は利点がある!
第一 熟練者は複雑なわざを構成する部分を滑らかな一つのかたまりにまとめれる!
第二 技能より高度な側面、作戦や戦術に集中している!

注意が足りない事ではなく、注意しすぎる???
よく分からな章である!!


■ 心理的転換
〇 1989年 スコット・ホーク
マスターズ優勝をかけたトーナメントで45センチのパットに挑む!
考えて考えて外す……… 「あがりのホーク」

〇 ウインブルドン グラフVSノボトナ
有利だったノボトナが負けた………

あがるとは、潜在システムのままであるべき環境で、
脳が顕在的監視システムに切り替わって生じる神経の誤作動である!
意図的なものでは無く、とにかく起こってしまう!
抜け出すことは困難であると!!
熟練者だけが、あがる能力がある!!


■ 二重思考ふたたび
〇 2002年ソルトレイクシティーの女子スピードスケート!
暗示をかける!!
「ただのスピードスケート………」

「オリンピックで金メダルを取ることが重要である」
「それがあがる反応をもっとも引き起こしやすい信条だと」

「そのプレーにすべてがかかっているときに、なんでもないようにふるまう」
あがらない人間は、技を会得している!


第七章 野球の儀式と鳩、そしてスポーツマンが勝利後に憂うつになる理由
■ 迷信
ジンクス??
一流選手の癖がある??  ジンクス???
〇 試合前に鶏料理を食べる!
〇 ラグビー 遠征では必ず運転手の隣に座る!

「人間の迷信の基礎を理解するには、鳩の行動を見るのから始める」
本人が何か効力があると信じると、効力を持つ可能性がある?
要は、信じる者は救われる???


■ アンチクライマックス
アテネオリンピックで勝てずに、北京に目標を変えた!!
その為にどれほどの努力をしたか??
北京で不幸が訪れた………
勝ったのだ!!!
勝って見て思う!! 「え、これだけ」
贅沢である!!
そんな経験してみたいが………
「希望をもって旅することは、行先に到着するよりも良いものだ」
DNA配列が、自然淘汰で勝利を収めるとみじめな思いをするように計らった??
次の目標に向かう為………


第三部 深い考察
第八章 目の錯覚と透視眼
■ 錯覚と現実
聞くことと、見ることは、この世の世界と大まかにしかつながっていない!
知識は知覚に組み込まれている!
「知覚には概念が浸透している」


■ 透視眼
熟練者と非熟練者の違いは、熟練者の方が周囲で起きていることから、
情報を引き出すのに長けている!
消防士が火事にどう対応すればよいのか分かる??
医学の写真からの推論!
産まれたばかりのヒナの雄雌の判断!
一流のスポーツ選手は、見えないものが見える??
熟練者の注意リソースを解放する能力?
知覚、動作の自動化に見受けられる!
解放された精神的リソースを他に向けれる!!
しかし注意の「帯域幅」がいっぱいになったら知覚はどうなるのか?


■ 不注意による見通し
バスケットの試合の時に、パスの数を数えている人間は、
ゴリラが乱入しても気が付かない!
注意に過剰な負荷がかかると、実際に目の前の出来事が知覚出来ない???


■ 死の見落とし 飛行機事故 101人の犠牲者
要は着陸時に脚が下りているかどうか分からない!
下りればライトが点灯する! が点灯しない!
本当に足が下りていないのか???
ライトの故障か??
これにとらわれて、自動操縦をうっかり解除する?
墜落である!!!
みんながライトに集中した! 外して掃除して又取り付ける!
自動操縦が解除されたことを知らなかった………
どんな高度な警報システムも、
乗員の使える注意リソース以上の効果はもたらさない?

新しく、機長や副操縦士たちの明確なタスク委任手続きになる!!


第九章 ドーピング シュワルツェネッガーマウス そして人類の将来
■ ハイジ・クリーガー
東ドイツのドーピングである!
これにつては、「フランケンシュタインの誘惑」でやっていた………
この実例が書かれているが………
アメリカ、ソ連に次いでメダルが多い!
人口も多くない! 当時からサイボーグと言われていたと思うが………
女性の砲丸投げである!!
選ばれて、身体改造を行い欧州選手権で金メダルを取った!!
身体はガタガタになり、引退後失業者の仲間入りをする!
読んでいると、人体実験かと思われるほどメチャメチャである!!
ドーピング計画立案者は、有罪判決を受ける!
ハイジ・クリーガーは有罪判決には満足する!


■ 禁止するしかないか?
溝口敦の本に、詐欺師のインタビューがあった!!
自信を持って言う!
「私たちの方が先行している」

ドーピングも同じである!
「検査者から逃れるのは、赤子の手をひねるようなものだ」
「科学は検査車たちより早く動いている」

薬物による不正行為を無くすために、合法化もあるが、容認されない!
安全なものを合法化する???
つまり身体に影響ない薬物である!!
正直者と、そうではない者と足場をそろえれる………
そもそも人間の能力を人工的な手段で捜査するのは間違いであるのか??
少しの能力、寿命を伸ばすのであれば、禁止できるのか???
スポーツ界は薬物問題であるが、
本来の能力を技術によって変えるのは許容出来るのか?
これは人類の未来の物語である!!


■ 遺伝子改良
当然、遺伝子の改良の話になる!!
現在は治療のための遺伝子療法である!
しかしもう遺伝子ドーピングが登場している??
遺伝子操作は、奨励されるべきか? 容認されるべきなのか?
使用により、人間性を奪い、品位を疑問死すべきか??
スポーツの強化手段を利用することと、
競技場外で使うのに倫理的な違いはあるのか?

遺伝的な強化に対する反対論は、それが気味が悪いし、
DNAの細部に介入することが、
傲慢に見える考えは、見当外れではないかと!!
生活を向上させ、苦しみを軽減する安全な遺伝子介入は、
受け入れても良いのではと!!!


■ またしてもゼロサムゲーム
強化手段の是非は、スポーツ界と、それ以外とでは全く違う!
スポーツ界では、安全な強化策を取るのは、公正でより害がない!
実生活では、人の生活をよくすることが出来る!!
時代は自然淘汰からバイオテクノロジーの介入になっている!
この恩恵を受けたい………


■ クリーガーが迎えた幸せな結末
同じ境遇の女性と幸せに暮らしている!
相手は男性のようになったので、いまだに男性ホルモンを注射しているが………


第十章 黒人はすぐれた走者?
■ 稲妻(ライトニング・ボルト)
黒人が活躍しているスポーツがある!
陸上にバスケット、アメリカンフットボール………
陸上100m競争は、黒人がほとんどである!
短距離は、アフリカ西部沿岸諸国にルーツを持つ一部の人間!
長距離は、アフリカ東部の人間である!!
それで黒人が長けていると言えるのか??
一般化したがるのは、人類研究者の悪いところだと!!


■ 誤った一般化
黒人の分布???
長距離が早いのは、ケニヤである!
国の狭い地域、エルドレッドに集中している!
黒人すべてが強いのではない!!

短距離は、祖先をアフリカ西部に持つ黒人に限られる!
アフリカ系アメリカ人と、ジャマイカ人である!
つまり黒人全体に当てはまるわけではない!!
世間には、白人、北米先住民と黒人は異なる生物的タイプト見ている?


■ 遺伝子多様性
地球上のすべての人間が同じ遺伝子を持っている!!
菜のある遺伝子は、、85%は同じ人口集団中の個人間に存在し、
7%が人種間に存在する!
何かの原因で、一つの集落だけが生き残っても、世界の遺伝子は残される………
長距離が早いのは、遺伝的な優位を持っているからか?
そうではないが、ケニアを調査すると、
2000年かけて、自然淘汰と性淘汰によって陸上スタミナを持つ部族が形成されたと!


■ スポーツ界のインディ・ジョーンズ
研究のためにDNAを採取する!!
それが、白人スーパー陸上選手の新種を育成するのに使う!!
そう思われる………
ケニヤのエルドレッドが閉鎖的であると考えるが、
そうではなかった!!

血が濃いくなっていたわけではない?
現在では、エチオピアなどが伸びて来ている!
ケニアの強さは、どうも遺伝子ではなかったようだ!
「社会経済要因」ではないか??

20世紀初頭、北欧が強かった!!
30年後はオーストラリア人か???
ケニア人が続き、エチオピアに北アフリカ人が追っている!
遺伝子が何の役割も果たしていない!!


■ 遺伝子でなければ………… 何なの?
では何なのか???
高地に住んでいる!!!
高地と言うのではあれば、ネパールやペルーはどうなるのか??
子供の頃から走っているので身体が、有酸素運動が優位になっている!
世界的ランナーの成功に、若者が続こうとする!
伝統的なケニアの食事が、走るための栄養を含んでいる!
選手育成の制度がある!
これらを合わせると強力なものになる!


■ 短距離走はどうだろう?
ACTN3と言う特定の遺伝子の変異がある!
これが98%のジャマイカ人が持っている!
しかし82%のヨーロッパ人も持っている!
短距離に実績のあるケニヤ人も、
ジャマイカ人より高い「短距離」遺伝子を持っている!

遺伝子では説明が付かない!!
文化的なものか??
人種的なものがあり、スポーツの世界で成功することが経済的に有利になる!
つまり成功への近道である!!
ジャマイカではエリート選手のトレーニングに施設が発達している!!
成功が貧困からの脱出になる!!
バスケットボールにアメリカンフットボールは黒人の割合が多い!!


■ 「黒人」のスポーツ成功の意義
カール・フォン・リンネ
人種間に生物学的な差がある!!
黒人は劣る!!
〇 黒人は力が強く運動に長けているが、頭は鈍い!
  オリンピックベルリン大会では黒人を選ぶことでインチキしたと!
〇 黒人重量上げのチャンピオンは、白人女性と戯れたことが問題になる!
〇 アリは黒人が知的に不足しているというステレオタイプを叩き潰した!
〇 アメリカンフットボールのQBも黒人の選手が出て来た!

黒人の運動場の優秀性は無害な科学的な誤りではなく、
強力で有害な歴史を持った思想に見える!!


■ ステレオタイプの脅威
実験でも黒人への差別がある!!
名前を黒人ぽくすると、面接でも差別される!!
日本でも、中韓の名前では差別がある!
ところが、スポーツの世界では逆転する!!
「ステレオタイプの脅し」
思い込みで白人と黒人は差があると!!
白人と黒人に試験を受けさせる!
知的能力を測ると言えば、白人が上になるが、
知的能力とは関係ないと言うと、同じになる!!
成功と失敗に人種的なパターンの遺伝学的な根拠があると言うのは、
そんな事はない!!


■ 訳者解説
遺伝的に決まる「才能」は無い! 努力だと!!
生まれつきの才能と言う概念が間違っている!

努力は大事だが、努力だけですべてが解決するわけではない!
努力で同じように報われるわけではない!

 

非才! あなたの子どもを勝者にする成功の科学 ②・マシュー・サイド

 

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