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2020年3月18日 (水)

本・改革の不条理 日本の組織ではなぜ改悪がはびこるのか ②(2018/5)・菊澤研宗

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【第4章】 「改悪」に導く不条理
1.「時代遅れ」から抜け出すのは容易ではない
鉄砲を使いたくても使えなかった「武田勝頼」
武田勝頼は不幸である!
偉大な父の影におびえる??
二流の武将ではない!!
長篠の戦いは鉄砲の差だったと!!
武田は騎馬隊を活用してのし上がった………
軍の編成を鉄砲中心に変えるには莫大なコストが必要である!
しかし武田には信玄以来の宿老がいる!
四天王、馬場信春、山県昌景、内藤昌豊も戦死している!
彼らを説得し鉄砲中心の編成に変えるには、莫大なコストがかかる!
合理的に非効率な戦術をとって失敗した………
信長はそのような制約がなく、合理的に成功する??

成功体験から抜け出せなくなるのはなざか
成功体験から抜け出せなくなる??
そう言えば織田信長は桶狭間の合戦を二度とやらなかった!
普通は「奇襲の信長」と言うイメージで売りたがる武将は多い………
二度とやらずに、敵より多い戦力を投入した!
伝統ある組織ほど物事を正しく行っているが、大改革は難しい!!
小さな問題を絶えず改革していくことが必要だと!!!

2.「司令官の判断」を揺さぶった状況の変化
史上最悪の作戦
ガタルカナルとインパール作戦と言う!

一度は否定した作戦を復活させた司令官
この作戦は、牟田口廉也に尽きる……
確かに辻政信、牟田口廉也は無茶苦茶な軍人か??
牟田口廉也は一度はインド侵攻作戦を諦めながら復活させる!!
戦局と組織の変化により再度牟田口廉也は提案する!!
多くの作戦参謀、大本営参謀まで反対する!
日本軍の死傷者は5万人を超える………
英軍は1万7千人の死傷者である!
牟田口廉也は最前線を一度も見ることも無く、戦後、作戦の弁護に走った………

司令官の中で何が起こったのか
初戦のラングーン占領! この時の牟田口廉也の心理状態!
「参照点」よりわずかにプラスであるので、利益が減少する方が満足度は下がる!
現状を変えるリスクするより現状にとどまっていた方が合理的になる!
成功し満足している人は、改革に保守的になる!
しかし「参照点」よりマイナスであると、それより利益が減少しても満足度は下がらない!
つまり負けが続いている状況はマイナスである!
この場合、リスクが高くとも現状を変革する方が合理的になる! 
この状態でインパール作戦を提案する!!
マイナスの状態では、少しでもプラスになると満足感がある
マイナスでは、多少マイナスになっても気にならない???
戦いを続けることになる………
負け続けていても、勝つ可能性がわずかでもある??  実際ないが………
あくまで本人の主観的な合理性である!!

改悪の悪循環
マイナスの心境での改革は危険である!
リスクの大きい改革に向かう………
プラスの心境のメンバーを集めて改革すべきだと!!!

3、改革を拒む「閉ざされた組織」
失敗を教訓として活かせなかった企業
雪印と三菱自動車である!!
どちらも不正が発覚してからも情報を隠した??
雪印では被害者は1万人以上の食中毒になった!
三菱自動車ではリコール隠しで、人身事故を起こしている??
どちらも速急に対応していれば、問題は拡大しなかった………
日本を代表する企業が、なぜ非合理で非理論的な行動を取り続けたのか??

取引コストはどんどん膨らんでいく
「取引コスト」
公表した場合の、回復へのコストがある!
莫大なコストになる! 社内の責任! 被害者への補償!
最悪は倒産の可能性もある!
雪印は記者に責められて、言い返して問題になった!!
記者は爬虫類である!!!
事実を公表すれば、今までの投資は埋没コストになる!!
正しい方向ではなく、組織の悪事を隠蔽する方向に積極的に改悪する???

「開かれた組織」とは
両企業は批判的議論を拒絶する「閉ざされた組織」である!!
「閉ざされた組織」では、メンバーは完全合理的あるようにふるまう!
見て見ぬふりをする!! 組織はもはや変化出来ない!!
組織が絶えず非効率や不正を排除しながら改善していけば、
改悪の不条理に陥ることはない!!
このような組織には「強制」と言う概念は成り立たない!
それは自由人からなる組織で、未来に向かって進化する「開かれた組織」である!!

4、「外圧」による改革の限界
抜け穴を探す悪しき企業はなくならない
不二家、赤福、船場吉兆、ミートホープなどの消費期限の改竄事件!!!
不正が発覚した場合に、不買運動、返品があると分かっていれば不正はしないだろう………
このような不正が起こると、外部からの圧力が増す!!
が、強制が強まれば、巧妙な方法で改悪する!!
どれだけ悪事を隠しても、悪事は必ずバレる!!!

他律的から自律的へ
外圧、外部からの規制のコストは企業に帰属される!
これにより「企業にとって何が効率的か」が変わって来る!
他人に言われたから行動する、他律的な企業よりも、
自らを律して活動する自由な企業の方が、効率的だと!!


【第5章】 「改革の主役」はだれか
正しい改革は自律的な組織や個人によってなされる!!

1、「空気に水をさす人間」が必要だ
あなたは、いじめを止めれますか?
改革とは、空気に水を差すこと!!
いじめを例に出す!!
いじめを止めるには多大なコストが生じる!
失敗すればいじめられ可能性もある?
その結果、いじめに逆らえない「空気」が発生する………
その空気を無視して問題を指摘する人間が、水を差す人下ある………

2、人気のある「リーダー」は改革ができない
大改革にはエースが登場する
信望のある経営者と同じか???
多くの場合、その組織のエースが登場する!!
人気がある人物ほど大改革は出来ない!
日産自動車はゴーンの前に期待されて社長になるが出来ずルノー傘下になる!
第一次安倍政権も期待されたが退陣した!
信望の厚い社長の改革は合理的に失敗する??
改革は大きなマイナスを説明し、リストラを行う説明をしなければならない!!
膨大な取引コストが生じる!!
信望のある社長は人間的であるがゆえに、何もしない、現状維持になる!
取引コストが生み出す改革の非条理であると!!!
日産も安倍総理もきれなかった………
人気のあるリーダーは改革に合理的に失敗する!

大改革を実現できるリーダーとは
ではどんなリーダーが実現出来るのか??
内部より外部に任せた方が上手くいく!!
カルロス・ゴーンである!! 取引コストが小さい1
一匹狼的な人間も改革が出来る!!
変人と言われた小泉純一郎元首相!!
常にこのようなリーダーが良いとは言えない!!
政治の場合に企業の場合は違うようだ………

3、「政治家」にしか止められない不条理がある
尖閣諸島の不条理
尖閣諸島については日本は弱腰である!!
資源があると分かって中国が領有権を主張しはじめる??
日本は所有権を主張すれば起こりうる武力衝突を恐れている!!
しかし相手は孫子の国、中国である!!
経済的合理性ではなく政治的なのである!
武力、暴力、軍事力である! が、すべてではない!
この問題は政治が解決しなければならない!!
やましき沈黙に逃げずに「空気に水をさす人間」である!
改革は仕組みを変えれば出来るものではないと!!


【第6章】 「改革の不条理」を超えて
1、「制度」で不条理はどこまで防げるか
不条理を解決する制度とは
人間が限定合理的であっても、何らかの制度を構築することにより、
「改革の不条理」「改悪の不条理」を回避することが出来る!!

「取引コストを節約する制度」を効率する
「人間関係が深い人」「人間関係に流される人」「人間関係にこだわる人」
こう言う人物を認識し取引コストを節約し、改革を進める!!
現場の状況を上層部は知る必要がある!
上司に問題があれば、部下は不条理に行動し、情報を上に挙げない!!
時代遅れの、飲み会、社内旅行、運動会も有効だと???
取引コストを節約出来る………
会計上見えないコストになる??
取引コストの存在を絶えず注視し、それを削減するようなルールや制度を事前に構築する!!

「エージェンシー問題を抑制する制度」を構築する
依頼人と代理人の利害を一致させるような制度が必要だと!!
これはまだわかり易い!!!
利害の不一致、情報の非対称性を明らかにすれば対応は出来る!!
絶えず「エージェンシー問題」で分析する訓練をして置けば、不条理な問題が発生した対応が出来る!

「マイナスの外部性を内部化する所有権制度」を構築する
所有権の帰属が不明確の場合、資源は非効率に扱われる可能性がある!
何もせずに土地を所有すると、名になければずっと所有する!
しかし固定資産税が絡むと税金を払わなければならない!!
売り買いが発生して、土地の有効利用が出来る!
所有意識を高める間接的な方法が必要となる!!!
会社が英会話を社員に勉強させる!!
① 直接学校に会社から支払う!
② 社員の給与に振り込みその中から支払う!
③ 一部を給料に振り込み、残りを会社が支払う!
この中では、①では社員は寝てしまう!
ちょっとした制度改革や工夫で所属意識は変わる!!!

「心理的バイアスを利用する制度」を構築する
プロスペクト理論  人間の心理には、「参照点」がある!
「人間が物事を認識し評価するとき参考にする心理的な基準点」
この参照点を動かして行動させる方法もある!!
プラスの心境をマイナスに転じさせる!!
車のモデルチェンジが例である! 誰でも経験がある!!
しかしマイナスになると抜け出せなくなる???
その対策は必要であると!!!

制度による解決の限界
「社会全体にとって完全に効率的な資源利用状態をもたらす諸制度」
「政府にとって経済合理的に最適な資源利用状態をもたらす諸制度」
上記は異なる??
制度理論的な政策による解決には限界がある!!

2、不条理を越えていくには「人間力」が必要だ
制度などによってコントロールされる「他律的人間」
「他律的行動」は、その行動の原因が自分の外にあると!
お金のため、名誉のため、名声のため、脅しに屈する………
親に言われて、上司に言われて、先生に言われたので、お金をあげると言われて………
責任を回避できる行動である………
本書で扱った解決案は、「他律的行動」の解決案であると………

責任を供なう道徳的な行動をとる「自律的人間」
道徳的な行動??
他社から給料を10%上げるから来ないか??
老人が電車に乗ってきたら席を譲るか??
その行動の原因が自分の外になく、自分の中にあると!
誰かに言われてやったのではなく、自分の意志でやった!
自律的で責任を伴う道徳的行動であり「啓蒙された人」と呼ぶ!!

自律的行為=自由な行動=道徳的行為=責任ある行為
カントは「他律的行動」を認める?
それでも自発的に行動すべきだと!!
それが人間の「義務」だと!!
人間は他律的存在でもあり、自律的な存在でもある!!
その行動に責任を持つ道徳的存在である!!!

大改革を決行できるのは自律的人間
改革や改悪の不条理に打ち勝つためには、
「啓蒙されたリーダーにメンバー」が必要だ!
つまり「空気をさせる人間」である!!
アメリカン・カン、GE、パナソニックを例に出す!!
「自由な欠点の責任は他でもなく、自分にある」
責任を受けて立つ、倫理的で道徳的で啓蒙された強い人いたから大改革は可能だった!

いかにして改革の不条理を予防するか
組織のリーダーたちは、自分達の限定合理性を認識し、批判的議論を展開し、
絶えず戦略を変更し、絶えず流れているような組織を形成する!!
限定合理的であることを忘れると、流れはよどむ!!
非効率・不正は時間が経てば、組織は大改革に迫られる!!
何もしないことが合理的になる??
絶えず批判を受けいれる?? 開かれた組織が形成される!
早い時期に不正を排除しようとするので、コストは小さい!
正しい方向で改革される!!
絶えず流れているような組織の原動力は「批判」である!!

批判とは限界を明らかにすることである
「批判」はマイナスのイメージがある!!
と言うより、どこまでが正しく、どこまでが誤りなのか、その境界を明らかにする!!
「限界主義」
批判的な議論は、肯定でも否定でもないどこまで正しく、
どこまで認められないかの限界を確定する議論を展開する!
批判的議論を展開し、誤りを発見し、それを排除して、組織は生存可能性を高め、
環境によって選択され、進化する………

批判的論議を妨げるものとは
「上司に命令されて」「みんながやっているので」
アドルフ・アイヒマンである!!!
他律的行動しかとれなければ、組織は淘汰される……
死んでいる状態である!!!
ナチス・ドイツを言っているのか???

批判的議論を可能にする人間関係とは
「自分の目的を達成するために、相手を単なる手段、ものとして利用してはならない」
常に相手の意見に耳を傾け、その限界を確定するような議論を展開する!
言わなくても良いことを言わなければならない!!
組織は決して完全なものではない!
上司も部下も批判的に行動できれば、組織は絶えず変化する!
「改革、改悪の不条理」に」陥らずに変化する環境に柔軟に適応できる道が開ける!!

3、不条理に立ち向かう「クリティカル・マネージング・フロー」
組織とは「流れそのもの」である
「絶えず流れている組織で、それが通常の状態である組織」
改革の不条理に陥らない組織であると!!
逆に、「よどんでいたり止まっていることが異常な組織であると」

批判的議論にもとづくマネジメント
「批判的議論が常に行われている組織」
① 組織のトップ、メンバーが暫定的な戦略を提案する! 完全なものではない?
② 組織内で批判・検討される!
③ 矛盾がなければ、仮に行動する!
④ 実行し矛盾があれば、問題とする!
⑤ 矛盾を排除する!
⑥ しかし完全なものではなく、再び同じフローをたどる!

「問題が変わらない」のは問題である
前の問題と、後の問題が違うなら企業が変化したことを現す!!
「流れるように組織が改革された」
ソニー、日本マクドナルド、任天堂、GEなどの企業がそうであると!!
古い問題と新しい問題が同じであれば、組織は変革していない!!
組織が退化した「退化的問題移動」であると!!!

おわりに
「改革の不条理」「改悪の不条理」に陥らないためには、
経済制度だけでなく、哲学、倫理学、道徳論、正義感などの非経済学的な議論も必要であると!!


【朝日文庫版のながいあとがき】 現在の「改革の不条理」とその解決法
長いあとがきである! 2011年発行なので補足している!
「不条理」「合理性」の意味!
事例が少し古いのがある!!
カント、ドラッガー、小林秀雄の考えを用いて不条理の解決方法を考える!

1、 現在の改革の不条理現象
4つの理論を用いて解説する!!
「取引コスト理論」「エージェンシー理論」「所有権理論」「プロスペクト理論」である!

大学改革の不条理
東京大学の秋の入学への改革! 世界に対抗しなければならない!!
これをやると他の大学とバランスが取れない!
高校は3月卒業である!! 半年間の入学までやりたいことが出来る!
が就職がずれる!! 
東大はこれを行うには、学校関係者、国、企業などを説得しなければならない!
この取引コストはあまりに高い!
故に現状にとどまることが合理的になる!!

相撲業界をめぐる改革の不条理
プロレスは興行で成り立っている!!!
年間に200以上試合する!!
これでは怪我などをして貰っては困る! 選手生命を長引かせなければならない???
従ってつくりのある試合をする!! つまり八百長である!!
相撲も同じである!  相撲は6場所、15試合で90日相撲する!!
① 相撲をスポーツビジネスとして経済的効率性を追及する!!
② 日本の国技として相撲道の正当性を追及する!!
効率性を求めると怪我をしないように八百長に走る………
正当性を求めるとガチンコ勝負になる!! 貴乃花が望んだ????
相撲道の正当性を追及するのは正しいが、その為に力士は財産、自分の身体を守る!
ケガ人を避けるために八百長、無気力試合が多くなる!
どちらも合理的に失敗する………

神戸製鋼をめぐる改革の不条理
大企業の不正隠しである!!
長年この不正は行われて来た………
人間が完全に合理的であれば起こらない不正である!
この不正に他部門から移動してきた人間は発見した時どう行動するのか??
もし公表すれば会社は莫大な損失を被る!
不正であれ違法であれ隠すことが損失を最小に出来る!!
仮に上司に相談したらどうなるのか???
会社をと言うより自分を守るためには隠ぺい工作を図る!!
それが非合理で無く、合理的になる!!

希望の党をめぐる改革の不条理
小池百合子??  騒がしい女である!!
都知事選に勝ち、都議会選でも勝つ!!!
衆議院で負ける!!  さっさと希望の党から手を引く!!
プロスペクト理論で解説する!!
小池都知事はの前任者は舛添要一で不正を行っていた??
都知事選  都民はマイナスの状況で、少しでもプラスになればと小池知事を選んだ!
      期待外れでも大してショックは受けない!!
都議会選  同様であった??
衆議院選  国民はそこそこ満足しており変革を望まなかった!
      安倍政権を支持したほうが心理的には合理的になる!!!

2、不条理の理論的回避方法と限界
不条理に陥る共通の原因
損得計算にもとづく行動原理
利得―損失  プラス   行動・変革
利得―損失  マイナス  静止・維持
マイナスの場合、変化しないことは全体非効率になるが、個人的には合理的になる!
このような不条理を回避するには
① 損失部分のコストを下げる制度変革を起こして結果をプラスに代えて改革を起こす!
② プラス部分の利益を上げて改革を起こす!
これらの ① は「取引コスト」「エージェンシー理論」「所有権理論」「プロスペクト理論」を示唆している!
「ダイナミック・ケイパビリティ理論」が② の場合に注目されている!!、

改革の不条理をめぐる制度理論的解決方法
改革の方法の解説がある!「ダイナミック・ケイパビリティ理論」が追加である!
「取引コスト」
事前に取引コストを節約する制度を構築する!
「エージェンシー理論」
適度に効率性と、正当性を追及する!
中間的なあいまいな状況を維持する制度政策を展開する!
「所有権理論」
現状維持することが合理的になると言う不条理になる………
問題を起こした人間に責任をあることを周知する!
「プロスペクト理論」
利得勘定がプラスでは現状維持、マイナスであれば変化しようとする!
改革が必要な場合、マイナスの状態を意識させる………
「ダイナミック・ケイパビリティ理論」
企業の変化対応的自己変革能力???
取引コストより大きなメリットを生み出させる!
「共有化の原理」
それぞれの資産は特殊的であり、単独では大きなめり十を生み出さないが、
結合するとより大きなメリットが生じる!
企業内の既存の知識や資産を再構成、再配置、再利用によって生まれることもある!

制度理論的回避方法の限界  二次的不条理の発生
二次的不条理??
取引コストが高い場合、改革を実行しない方が合理的になる???
JRの事故を例に出している!!
騒音、安全性で住民と対立している!
このために多大なコストが発生している!!
安全性を高めればコストは高くなるが、住民とコストは下がる1
JRにすれば完全な安全制を保つより、データを改ざんするほうが合理的になる!
手抜きの安全性、防音対策が合理的にある!!
この不条理を解決するにコストがかかる!
このコストにより新たな不条理になる!!
制度理論的な不条理解決には限界がある!  
その解決には二次的な不条理に導かれる可能性がある!

3、不条理の哲学的解決方法による補完
カントの哲学的解決方法
広島カープの黒田博樹投手!
ヤンキースの良い条件を蹴って、条件の悪い広島に戻った??
損得計算ではなく、自分が正しいと思うことをやった………
人間の自律的意志の表れと言う!
人間に自由意志があれば損得勘定、外部に原因にかかわらず、正しいと判断して自律的に行動する!
自律的行為を引き出せば、最大コストで無く安全を引き出せる!
JRの事故では、人間の他律性を利用し、安全性が高まればメリット得られる制度を形成する!
従業員に他律的に最適な安全性を実現させる!
さらに従業員の自律性を引き出しより高い安全性を正しい価値判断させる!
自律的に安全性が高まるように実践してもらう!
自律性と他律性を組み合わせる???  悪の管理術である!!

ドラッカーの不条理回避の人間主義マネジメント
ドラッガーは経営者も、積極的に自由を行使し、
正しい、好きだ、面白いと思う商品、ビジネスを能動的に展開すべきだと!
受動的で他律的な態度でもない!!!
上から強制し、他律的な管理を批判する!
これはアイヒマンを生む???
自律的に価値判断できない人間はリーダーになるべきではない???
命令に服する方が楽、自由を行使したくない人、責任を取りたくない人である!!
人事管理も金を与えるだけではだめである!!
人事評価は???
「業績が高く誠実に行動しようとしている」   高く評価
「業績が悪く不誠実に行動しようとしている」  問題外
「業績が高く不誠実に行動しようとしている」  評価すべきでない
「業績が低いが誠実に行動しようとしている」  評価されるべきでない
プロジェクトの価値判断!!
「損得制度がマイナスだが、正しく面白いプロジェクト」は実行すべき!!
「損得制度がプラスだが、不正しく面白くないプロジェクト」は実行すべきでない!!
ドラッカー流マネジメントを展開すれば不条理に陥ることはないと???

小林秀雄の不条理回避の大和心のマネジメント
「大和心」
非科学的な価値判断、モノの見方が、
誠実さ、真摯さ、「もののあわれ」にかかわることになる!
誠実で正しい行動をしようとしている人を高く評価する!!
経済合理的な制度理論的なマネジメントだけでなく、
カントやドラッカーの人間主義的マネジメントや「小林秀雄の大和心」のマネジメントと使って、
重層的に補完する………


改革の不条理 日本の組織ではなぜ改悪がはびこるのか ②・菊澤研宗

 

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