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2020年3月 1日 (日)

本・信長の合戦『八つの戦いで読む智謀と戦略』 第6章 石山合戦(2001/3)・戸部新十郎

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戦国の覇者として、今なお絶大な人気を誇る英雄・織田信長。
激しい気性と勇猛果敢な行動力で知られているが、その強さの本質は、
合戦に対する慎重さと悠長さにあった。
事前に徹底した情報収集を行ない、勝つ自信を得るまで続けられる知略の数々…
桶狭間の合戦から本能寺の変に至る八つの戦いを描きながら、
信長の戦略・戦術の卓越性を鋭く読み解いた歴史読み物の傑作。
第6章 石山合戦 VS 石山本願寺


三河の一向一揆は家康が勝った。
そうなれば石山本願寺が、信長の敵になる。
堺屋太一が良く記述している。
日本に無い物、本格的な籠城戦。計画的な皆殺し。ゲリラ戦。
この例外が織田信長と言う。
そしてその相手役、石山本願寺である。
要は宗教が絡まなければ無かったと思わせる!

一向宗との争いは古い。
加賀では、1488年から1580年に渡る。
武将も妥協して一向宗を利用する。
越前朝倉氏もその様だ。
武田信玄は本願寺を利用したようだ。
謙信との戦いがある。
これにも一揆を起させる等利用したようだ。
出て来なくさせる為に一揆を起し謙信が兵を向ける。
百姓とは言え強い。
死んで極楽浄土に行ける。死ぬまで戦う!
信玄が一向宗に帰依しているとは考えにくい。
が世の信長を倒せる武将としての期待は高い。

各地の一向一揆がある。
門徒も多い地方がある。
加賀、越前、長嶋、安芸・・・・・・・
官兵衛の義兄も領内の一向宗の影響を受けていたようだ。
敵の敵は味方!
毛利も本願寺とむすぶ!
信長は各個撃破していく!
当然である。
組織は一枚岩ではない。
浄土真宗でも信長と妥協している宗派もある。
内部での抗争もある。
坊主のすることなのか?

信長は思いのほか我慢して忍従する。
最終目標が決まっているので、一時的に我慢する。
待つことが出来る。
伊勢長島一揆と比叡山が当面の敵である。
長島は2万人が焼かれたと言う。
比叡山も焼かれたようだ?
越前の一揆も潰される。
信長は容赦なく殺す! 根切りである。
それでも本願寺は戦う。
この織田と本願寺の戦いに毛利が絡んで来る。
毛利は信玄と違い天下を望まない!
毛利と本願寺の間には織田が支配している。
そこで水軍の出番になる。
毛利水軍、村上水軍VS織田水軍、九鬼水軍!
九鬼水軍が、織田の依頼で伊勢大河内城を海から攻める。
百艘の船で輪陣を造り、城に向かってぐるぐる回り鉄砲で攻める。
これこそ、車掛である!
絶えず銃は発射されていることになる。

毛利の石山への兵糧米搬入で、毛利水軍と織田水軍が激突する。
織田大敗! 質量とも劣っていたが操艦技術に差があり過ぎたようだ。
レベルが違うと言う事のようだ・・・・・・
ここから信長の天才性が発揮される。
火を仕掛けられても燃えなければよい。鉄貼船を造る。
近寄らずに遠くから攻撃出来るように超大型砲を積めばよい!

結果織田水軍の大勝になる。
毛利水軍も全滅した訳ではない。
がこれは、水軍全体の敗北と言う。
そんな発想が出来る信長、それだけの財力がある信長の勝利と言う。
ちまちま技術を磨いていてもついていけなくなっている。
九鬼水軍は三田の山の中に追いやられたと言う!

最終的には天皇を動かし講和の体裁で石山城を落とすことが出来たようだ!
10年間戦って得た物は何なんだったんだろうか?
戦国時代の戦いは、ある程度のところで降伏する。
田辺城の細川幽斎。
が筑前岩屋城みたいに玉砕する城もある。
信長は殺しすぎたのは間違いないが・・・・・・

こんな記事があった。
全国各地の真宗寺院の記録には、武勇談・忠節談はあるが、
不法行為の罪の意識や反省の弁は皆無であり、
門徒の「正義の戦いであった」という意識が明確に投影されている。
要は緩やかな支配を求めている。
どちらかと言うと治外法権か?
門徒のお布施で生活できるのに、感謝の気持ちはあるのか?
それとも当然なのか?
支配者階級で、自ら責任をとって死んだ坊主はいるのか?
いないだろう!
敗れて当然か!!!!


信長の合戦『八つの戦いで読む智謀と戦略』 6章 『石山合戦』・戸部新十郎

 

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