« NHKスペシャル・激闘ガダルカナル  悲劇の指揮官 | トップページ | 本・太平洋戦争 日本の敗因 4 責任なき戦場 インパール(1995/7)NHK取材班 »

2019年12月16日 (月)

本・太平洋戦争 日本の敗因3 電子兵器「カミカゼ」を制す(1995/7)NHK取材班

3_20191212001301


太平洋戦争域で守勢に回った日本は、
絶対国防圏を設定し新たな戦争指導方針を決定した。

一方、アメリカもB29による日本本土爆撃を決定し、
サイパンは前線基地として不可欠となった。

天王山となったマリアナ沖海戦。 
乾坤一擲、必勝の信念で米機動部隊に殺到する日本軍機は、
目前でつぎつぎに撃墜される。

勝敗を分けたのは、新兵器のレーダーとVT信管。 
電子兵器の差であり、兵器思想の差であり、文化の違いであった。


読んでいて思ったが、このVT信管、
もしドイツがこのVT信管を持っていたらどうなっていたか??
イギリスとアメリカの爆撃隊はもっと被害を受けていた???
いかに日本の軍人の頭の固さ、無能さが書かれている!!
絶対国防圏?????  絶対と言う言葉は無い!!
マリアナ沖海戦がある! 
日本は新鋭大型空母大鵬を初め9隻、
アメリカは護衛空母を含めて15隻の空母を参加させた!!
今後もう二度と起こることの無い戦いである!!!
内容は下記の通りである!!

プロローグ
1、 サイパンを死守せよ
2、 日本のレーダー
3、 日米の兵器思想
4、 戦いを制したエレクトロニクス技術
エピローグ
参考資料・文献
あとがき


プロローグ
サイパン島では指揮官は自害した! これは当たり前である!!
しかし住民を巻き込んだのは許される事だったのか???
VT信管が開発されている!!
これが日本の攻撃機の運命を決した………

1、 サイパンを死守せよ
「絶対国防圏」 と言う国防圏を設定した!!
根拠はあるのか??  何も特別な陣地があるわけではない?
B29の情報が入ってきている!
この基地にサイパン島が使われる!!
日本は43,000人の兵を投入する!
両軍の艦隊戦力は???
          日本      アメリカ
空母        9隻      15隻
戦艦        5隻      7隻
艦船        73隻      93隻
艦載機航空機    437機     956機
基地航空機     450機(もっとも海戦前に壊滅している)
よい勝負になるはずだった………
しかしパイロットの技量には差がある!!
レーダー、VT信管らの武器の差がある!!
東條英機は、サイパンを難攻不落と断言する!!
小澤治三郎VSスプルーアンスである!
この戦いに日本はパイロットの練度不足をカバーするために、
アウトレンジ戦法を使う!!
まず索敵である!!  先に敵を見つける!!
日本の航続距離の長い特徴を活かす!!!
敵より先に攻撃隊を出した!!
この時、日本は勝ったと思った???
朗報を待っているがいつまでたっても来ない???
アメリカはレーダーを開発し、攻撃隊を待ち受けている………
技術開発の差がある!!!

2、 日本のレーダー
日本の技術がある!!! 優れているモノもあるが遅れている!
総合的に研究する形になっていない!!
コンダクターがいない??
研究開発に対する、海軍の態度!!
(一) 海軍は研究問題を与えるとき、一貫性が無い!
(二) 海軍は生産拡充に対して熱心ではない!
(三) 海軍は資材の世話が良くない!
(四) 研究拡張に協力が足りない!

日本は守りの兵器と軽視される!!
攻撃兵器重視である!
「輜重輸卒が 兵隊ならば 蝶々・トンボも 鳥の内」
補給も軽視されている!!

ドイツから技術供与を受けるが、潜水艦ではなかなか運べない!!
アメリカはレーダーを主要兵器と考える!!
日本は継子扱いである!!  
設置場所も空いている場所で、探信儀の場所も適していない!!
守りの兵器と、さげすまれる!! 卑怯者が使う兵器だと!!
電波を発することさえ許されなかった?
硬直した軍人には理解できなかった?? 
開明的と言われる海軍でもそうである!!

『海戦要務令』
役には立たなかったようだ!  
戦争前に改訂もされず艦隊決戦を求める!!
防御を無視し、攻撃のみ重視する!!

3、 日米の兵器思想
子供の頃、零戦とグラマンの艦載機の写真を見た!!
翼が折れる位置が全然違う!!
零戦は先だけだが、グラマンは半分ぐらいに折れる!!
積める機数が違ってくる!!
翼を折ると、構造補強は必要となる!
当然重量が増して性能は落ちる???
零戦の先だけは、性能が落ちないぎりぎりの寸法と言う!!
戦争はやはり量であると!!

マリアナ沖海戦は、レーダーで攻撃隊を発見して待ち伏せ出来た!!
400機近い攻撃機である!! 上空で待ち伏せされる!!
艦隊上空にたどり着いたのは40機と言う!!
半藤一利言う、よくたどり着いたと!!
新米パイロットが多く、アウトレンジで長距離を飛んでいる!
パイロットの消耗が響いている??  補充の事を考えていない?

零戦の分析がある!
アメリカの航空マニアが、零戦を復元している!
その細かさを褒めている!! 軽量化のための努力がなされている!
零戦は攻撃重視で防御を考えていない!
これは設計要求がそうであったからである!!

一方グラマンは、グラマン鉄工所である! 頑丈である!!
F4Fワイルドキャットでは、分が悪い!
F6Fヘルキャットはそれより強力である!
確か零戦を凌ぐ戦闘機の設計は、F8Fベルキャットである!
格闘戦に持ち込まれずに、一撃離脱の攻撃方法を取られる!!
マリアナでも上空から攻撃する!!
戦闘機に対する思想が違う!!!
アメリカは人命尊重で、防御も強化されていて、救命のためのキッドもある!
日本は無いに等しい!!

源田実の言葉がある!
防御の要望があり、どれぐらいの性能低下があるかの会議で、源田実が言う!
「大和魂で、パイロットはさらに腕を磨き、
   うんと軽い戦闘機を造ってもらい勝ち抜こう」

チョット信じられないが………
エンジンも工業力の差で高出力のエンジンは造れない!!
ダイムラーベンツの高性能エンジンをライセンス生産出来なかった???
工業力の差があった!!
零戦は日本が造った戦闘機としては、よくできた戦闘機である!!!

4、 戦いを制したエレクトロニクス技術
三野正洋が書いていたが、熟練工50人工場に返してくれたら、
1500人の人員を他にまわせると!
軍の担当者はそれを許さない! 気に入らなければ召集する?

VT信管とは????
目標の近くで自動的に爆発する! 当たらなくてもよい!!
ここ開発には、アメリカの科学者を総動員している!!
科学者が軍に対して主導権を持つ!! 軍も協力する!!
日本とは違う??
欠点もあるが修正されている!
砲弾への装着は女子工員も多用している!!
2200万個が生産されている!
「VT信管は勝利を導いた主要な科学的功績である! E・キング」
日本も同じものとして、「有眼信管」を開発する!
完成していたが、やはり幻の兵器である!!

マリアナ沖海戦!  勝利の報告を司令部は待っている!
敵より早く攻撃隊を発している!
まして新鋭空母大鵬が撃沈されている!!
第一攻撃隊 244機、第二攻撃隊82機、合計326機で、230機を失った!!
アメリカの評価!!
一 組織的防御方法を知らい! かってに動き回っているだけ??
二 共同攻撃出来ていない!
三 軽業師のような操縦は出来るが、航空戦は全く知らない!!
翌日、アメリカが攻撃する!
戦闘機85機、急降下爆撃機77機、雷撃機54機、合計216機を発進する!
日本は75機で迎撃する!!
日本も天山が10機攻撃に出るが、電探を重すぎると言って外している!!
戦死者は、アメリカ111人、日本2451人!  惨敗である!!
サイパン島は、日本兵4万人、住民1万人が死んでいる!!
避難させれなかったのか??

空母レキシントンの戦闘記録がある! レーダーを評価している!!
日本の軍人は、電探に冷たかったが、「電探で負けた、電探で負けた」と電探のせいにする?
トップクラスの技術者をつい切っていない!!
陸軍は平気で技術者を招集する!!
「欧米の技術を知っていたら戦争出来ない!!
 陸軍軍人は欧米の技術を知らない! 大和魂で戦争する?
 科学に対する民死期が無かったのは、軍人でもあり日本人である」

エピローグ
特攻隊である!!
もう攻撃機が目標までたどり着けない??
ならばそのまま突っ込むしかないと!!
沖縄特攻では、2406機、3863人が戦死した!!

あとがき
VT信管等のエレクトロニクス兵器に、神風特攻隊である!!
明らかに技術的に負けている!!!

 

太平洋戦争 日本の敗因3 電子兵器「カミカゼ」を制す・NHK取材班

 

« NHKスペシャル・激闘ガダルカナル  悲劇の指揮官 | トップページ | 本・太平洋戦争 日本の敗因 4 責任なき戦場 インパール(1995/7)NHK取材班 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

アメリカ (カナダ・メキシコ)」カテゴリの記事

ドイツ」カテゴリの記事

中国 (モンゴル)」カテゴリの記事

インテリジェンス・国際情勢」カテゴリの記事

山本五十六」カテゴリの記事

アジア (インド・東南アジア)」カテゴリの記事

政治・政局」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« NHKスペシャル・激闘ガダルカナル  悲劇の指揮官 | トップページ | 本・太平洋戦争 日本の敗因 4 責任なき戦場 インパール(1995/7)NHK取材班 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ