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2011年8月29日 (月)

「東電帝国―その失敗の本質」 志村 嘉一郎

札束で政治家を、天下りポストで役所を、寄付金で学界を、潤沢なPR費でマスコミを支配し「原発安全神話」をつくり上げてきた東京電力。元朝日新聞電力担当記者が、長年の取材を元に「驕りの帝国」の実像を描く。

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東北震災以後に書かれた。今までの著者の思いが出ている。今回今まで書かなかった、書けなかった事を記述しているように思う。
何故東京電力なのか?電力9社の名前からは当然関東電力になる。
東電の歴史が記述されている。電力の鬼!
木田川一隆四代目社長。「人間尊重の経営」
東電学園を作る。東京電力の為の学校。卒業生は一万人を超える。ほとんど東電に入社する。
勤勉・まじめ・会社に忠誠心があ。
今回現場で放射能を浴びながら奮闘しているのはこういう社員なのだろうと記述してある。
今はもう閉鎖されている。

コストを考えるようになり社内の体質が変わったようだ。
悪い方に・・・・・・
驕りの体質。「少しぐらいのトラブルなら運転しても平気だ」
そう言う風潮になっていたようだ。
想定外の津波。
想定した津波の高さは、福島で5,7m。女川で9,1m。
ここが天国と地獄の分け目だったようだ。
政治家との結びつき。白洲次郎が出て来る。活躍・暗躍した様だ。
社会党議員に政治献金?を渡す。それ以後嫌な質問をしなくなったようだ。
献金も凄かったようだ!


今回の事故は想定外が多すぎたようだ。
スリーマイル島の事故の後、いろんな研究、事故の想定の研究が世界でなされた様だ。
全部停電になったらどうするのか?
こういう研究は東京電力は研究しなかったようだ。何重にも安全対策がされている為、全停電にならない。と言う事でそう言う研究はさせて貰えなかったようだ!異常な過信!日本ではあり得ないと言う風潮が確かにあったようだ!
電気も東京電力だけでなく、東北電力からも電気を引いておれば全停電にならなかったようだ!

クリントン大統領が今回の事故を見てすぐに真水が要ると言ったようだ。
アメリカから持って行くと!
日本は理解できず断ったようだ!過去の事故を学んでいない。
9日後に電気は復旧したようだが、致命的な遅れとなったようだ!
こうなると人災になるのか?
東電帝国の崩壊の始まり!終りの始まり・・・・・・
今後補償もありどうなるのか?しかしこの経験は生かして欲しい。
今やれる事はやって欲しい。又現場で奮闘している真面目な社員には頭が下がる。
後始末に何年もかかるだろうが頑張って欲しい!

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